主演・伊藤沙莉×山田佳奈監督でセックスワーカーの女性たちが抗い生きる姿を描く 映画『タイトル、拒絶』予告編&場面写真を解禁

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2020.8.4
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映画『タイトル、拒絶』が11月13日(金)より劇場公開されることが決定。あわせて、予告編や場面写真が解禁されている。

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『タイトル、拒絶』は、山田佳奈監督が脚本も手がけたオリジナル作品。2013年に劇団□字ック主宰の山田監督自身により初演された同名舞台を映画化したもので、長編初監督デビュー作にあたる。第32回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門でワールドプレミア上映され、主演の伊藤沙莉が東京ジェムストーン賞を受賞した。

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本作で描かれるのは、それぞれが抱える事情に抗いながら生きるセックスワーカーの女性たちが生きる姿。主演の伊藤は、デリヘル嬢になろうと体験入店したものの、行為の段階でホテルの外に助けを求めて逃げ出した経験を持つ主人公・カノウを演じている。伊藤自身が「誰にも渡したくなかった」と話すほど意欲的に臨んだ役だという。また、恒松祐里、佐津川愛美、森田想、円井わん、行平あい佳、野崎智子、大川原歩、そして片岡礼子らがデリヘル嬢として働く女性たちを演じるほか、モトーラ世理奈、池田大、田中俊介、般若、でんでんらがキャストに名を連ねている。

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解禁された予告編では、カノウがデリヘル嬢たちの世話係になるまでの経緯が描かれているほか、デリヘル嬢たちの日常とその背景が、伊藤のモノローグとともに切り取られている。



主演の伊藤と山田監督からのコメントは以下のとおり。

 

山田佳奈(監督)

山田佳奈監督

山田佳奈監督

とても思い入れのある作品が遂に公開という運びとなりました。去年の冬に撮影をしたのが嘘のように状況も大きく変化し、映画の可能性を自分自身考える日々が続きましたが、私に出来ることは人の生活における不安や遣る瀬無さに、そっと手を添えることではないかと思っています。出演者、スタッフ、すべての人が全力でクリエイティブに関わって下さった作品が公開になること、本当に誇らしく思います。セックスワーカーの彼女たちを通して、観て下さった方々が力強く踏み出せますように。そう願っております。

 

伊藤沙莉(カノウ 役)

昨年、第32回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門での正式出品以来、ようやく再び作品を沢山の方々に観ていただける機会が巡ってきました。

必死に、もがきながら、なんとか生きているという点では、今こういう時代だからこそ、より多くの方々に観ていただきたいなと思います。


『タイトル、拒絶』は11月13日(金)より 新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー。

作品情報

映画『タイトル、拒絶』
(2019年/日本/カラー/98分/シネマスコープ/5.1ch)
伊藤沙莉
恒松祐里 佐津川愛美 / 片岡礼子 / でんでん
森田想 円井わん 行平あい佳 野崎智子 大川原歩
モトーラ世理奈 池田大 田中俊介 般若
監督・脚本:山田佳奈 劇中歌:女王蜂「燃える海」(Sony Music Labels Inc.)
プロデューサー:内田英治 / 藤井宏二 キャスティングプロデューサー:伊藤尚哉
企画:DirectorsBox 制作:Libertas 製作:DirectorsBox / Libertas / move / ボダパカ
配給:アークエンタテインメント
レイティング:R15+
公式サイト:http://lifeuntitled.info/
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