女優・広瀬すず、俳句×ラップに挑む! 主演ドラマ『あんのリリック-桜木杏、俳句はじめてみました-』が2021年にWOWOWで放送へ
広瀬すず
『ドラマWスペシャル あんのリリック-桜木杏、俳句はじめてみました-』が2021年2月にWOWOWで放送されることが決定した。
『ドラマWスペシャル あんのリリック-桜木杏、俳句はじめてみました-』は、俳人・堀本裕樹の青春俳句小説『桜木杏、俳句はじめてみました』(幻冬舎文庫)をもとにしたドラマ。芸大生リリックライター・桜木杏と、俳人・コピーライターの連城昴が織りなす言葉をめぐる青春ドラマだ。
『桜木杏、俳句はめてみました-』書影
主演を務めるのは、女優の広瀬すず。本作で、ドラマW初登場にして初主演を務めることになる。広瀬が演じる主人公・桜木杏は芸術大学の学生。人との関わりを苦手とし、下宿の部屋で一人でラップのリリック(歌詞)を考えるのが至福の時間という人物だ。その才能に気づいた昴に声をかけられ、ラップと共通点のある俳句に興味を持ち始める。
また、Yahoo! JAPAN 20周年企画オリジナル映画製作プロジェクト【NEW CINEMA PROJECT】Powered by GYAO!+Amuse監督部門でグランプリを受賞した『五億円のじんせい』の文晟豪(ムン・ソンホ)監督が演出、『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』(TBS)『はじまりの歌』(NHK)、『⾧閑の庭』(NHK)などの荒井修子氏が脚本を担当。音楽をAkiyoshi Yasuda(★STAR GUiTAR)が手がける。
主演の広瀬、原作の堀本氏のコメントは以下のとおり。
広瀬すず(主演)
杏ちゃんのちょっと変わったピュアな女の子をどう演じようか、今までになかったお芝居をしたいな、と色々試行錯誤しております。俳句、ラップと遠いようで近い新しい世界をまず自分に馴染ませながら、言葉を大事に、チーム一丸となって、優しい、愛らしい作品になるよう、私自身も楽しみながら参加したいと思います。是非皆様にも、楽しみにして頂けたら嬉しいです!
堀本裕樹(原作)
物語を楽しみながら俳句や句会のことが伝えられたらという一心で書いた小説が、広瀬すずさん主演でドラマ化されるとは、今でも夢じゃないかと思っています。撮影に入る前に模擬句会を行ったときの広瀬さんの印象は、透明感のなかに凛とした意志のある方だなと感じました。僕の話に耳を傾けたり、自らの句について語る広瀬さんは真剣で、ユーモアがあって柔軟。その充分な器量で主人公・桜木杏を演じてくださるでしょう。原作にはないラップが加わり、俳句がいっぱい詰まった青春ドラマをぜひお楽しみください。