折坂悠太、映画『泣く子はいねぇが』主題歌「春」を配信リリース 草野庸子、公開記念写真展「泣く凪へ」開催決定

ニュース
音楽
映画
2020.11.12
折坂悠太

折坂悠太

折坂悠太が映画『泣く子はいねぇが』の主題歌「春」を、11月18日に約半年ぶりに配信リリースする。 

映画『泣く子はいねぇが』は、監督・脚本・編集の佐藤快磨が、秋田県・男鹿半島の伝統文化 「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてし まった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた完全オリジナル作品。 

本作の主題歌となるこの楽曲は、主演の仲野太賀の強い推薦がきっかけとなりオファーを受け、折坂同様、平成元年生まれの監督・佐 藤快磨とのやりとりを経て完成された。「確かじゃないけど 春かもしれない」と繰り返される民謡調の歌に合わさり、移り変わっていく景色 のように展開していく伴奏。自粛期間の最中で制作された本楽曲には、そうした変化への想いが込められている。 

また『泣く子はいねぇが』公開記念写真展「泣く凪へ」が、前期:11月14日(土)~11月19日(日)、後期:11月24日(火)~11月26日(木)の期間開催される。詳しくはオフィシャルサイトをチェックしよう。

<監督・佐藤快磨コメント> 

確かじゃないけど春かもしれない。エンドロールに『春』が流れたとき、登場人物たちのそれからを思わず想像していました。不甲斐ない ですが、『春』で映画『泣く子はいねぇが』は完成したのだと、そのとき初めて分かりました。折坂さんには心から感謝しています。折坂さ んにお願いできて本当によかった。これからも迷うばかりの人生が続いていくと思いますが、立ち止まるたびにそっと春を思い出します。 

<主演・仲野太賀コメント> 

折坂悠太さんの歌声がエンドロールで流れた時、鳥肌が立ちました。 
僕自身が折坂さんの歌に勇気づけられたように、僕が演じた頼りない男の人生もまた、この歌によって前に進む事ができるんだと思い ました。浮き沈みのある人生の四季に、不確かではあるけど愛と矛盾に満ち溢れたラストシーンの先に、いつか春は訪れる。素晴らし い楽曲を提供してくださって、本当に感謝しかありません。折坂悠太さんの「春」、是非聴いてみてください。 

リリース情報

折坂悠太 「春」
リリース:2020 年 11 月 18 日 
各種配信サービスにてリリース 

【折坂悠太プロフィール】 
平成元年、鳥取県生まれのシンガーソングライター。 
幼少期をロシアやイランで過ごし、帰国後は千葉県に移る。 
2013 年よりギター弾き語りでライヴ活動を開始。 
2018 年10月にリリースした 2nd アルバム『平成』が CD ショップ大賞を受賞するなど各所で高い評価を得る。 2019年3月29日に、シングル『抱擁』を発表。 
2019 年7月クールのフジテレビ系月曜 9 時枠ドラマ「監察医 朝顔」主題歌としてシングル『朝顔』を発表。 2019年10月より弾き語りツーマンツアー"折坂悠太のツーと言えばカー2019"を開催。 
2020 年 3 月ワンマンライブ中止に伴い、配信ライブ"折坂悠太 単独配信 2020 (((どうぞ)))"を開催。 2020 年 4 月 1 日に新曲「トーチ」をリリース。8 月にはライブ盤『暁のわたし REC2013-2019』を販売開始。 2020 年 11 月 2 日より放映する TV ドラマ「監察医 朝顔」主題歌を引き続き担当、また、11 月 20 日公開の映画「泣く子はいねぇが」の主題歌・音楽を担当する。 

イベント情報

『泣く子はいねぇが』公開記念写真展「泣く凪へ」 
開催日程 
前期:11月14日(土)~11月19日(日)  
後期:11月24日(火)~11月26日(木) 
開催場所:Bonus Track内ギャラリー 
展示内容 草野庸子による「泣く子はいねぇが」撮影現場での写真、ポートレート写真を中心に、劇中で使用した なまはげのお面や映像を展示予定 
11/14(土)~11/19(土) 
秋田料理を中心に提供する「おむすびスタンドANDON」とコラボ決定! 
★コラボメニュー発売予定 
【草野庸子プロフィール】 
1993 -福島県生まれ。桑沢デザイン研究所でグラフィックデザインを専攻し、在学中にプライベートで撮りためて応募した写真で、 2014年にキヤノン写真新世紀優秀賞(佐内正史選)に選出される。以後、写真家の道を歩み始め、現在ではファッションやカルチャ ー誌をはじめとする数々のメディアで活動している。 
 <ストーリー> 
秋田県・男鹿半島で暮らす、たすく(仲野太賀)は、娘が生まれ喜びの中にいた。一方、妻・ことね(吉岡里帆)は、子供じみていて 父になる覚悟が見 えないたすくに苛立っていた。大晦日の夜、たすくはことねに「酒を飲まずに早く帰る」と約束を交わし、地元の伝統行事「ナマハゲ」に例年通り参加する。 しかし結果、酒を断ることができずに泥酔したたすくは、溜め込んだ鬱憤を晴らすように「ナマハゲ」の面をつけたまま全裸で男鹿の街へ走り出す。そしてそ の姿がテレビで全国放送されてしまうのだった。ことねには愛想をつかされ、地元にも到底いられず、逃げるように上京したものの、そこにも居場所は見つ からず、くすぶった生活を送っていた。そんな矢先、親友の志波(寛 一 郎)からことねの近況を聞く。ことねと娘への強い想いを再認識したたすくは、 ようやく自らの愚行と向き合い、地元に戻る決意をする。だが、現実はそう容易いものではなかった…。果たしてたすくは、自分の“生きる道”、“居場所” を見つけることができるのか? 
監督・脚本・編集:佐藤快磨 
出演:仲野太賀 吉岡里帆 寛 一 郎 山中 崇 / 余 貴美子 柳葉敏郎 
企画:是枝裕和 
エクゼクティブ・プロデューサー:河村光庸 / プロデューサー:大日向隼、伴瀬萌、古市秀人 / 企画協力:分福 
制作プロダクション:AOI Pro. / 配給:バンダイナムコアーツ/スターサンズ / 製作:『泣く子はいねぇが』製作委員会 
コピーライト:©2020「泣く子はいねぇが」製作委員会 
シェア / 保存先を選択