成田凌主演、映画『くれなずめ』に前田敦子、城田優が出演 そのほか、滝藤賢⼀、近藤芳正、岩松了らも
映画『くれなずめ』第二弾キャスト (C)2020「くれなずめ」製作委員会
2021年GWに全国公開される、成田凌主演、個性派かつ実力派の俳優たち高良健吾・若葉竜也・浜野謙太・藤原季節・目次立樹ら出演、ゴジゲンの松居大悟監督による、映画『くれなずめ』。本公演の第2弾キャストとして前田敦子、城田優らの出演が発表された。
本作は、ドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズや、映画『アズミ・ハルコは行方不明』 『アイスと雨音』などの松居監督が、自身が主宰する劇団ゴジゲンで実体験をモチーフに書かれた完全オリジナルの舞台劇を、錚々たるメンバーと共に映画化したもの。
今回発表された第二弾キャストは合計10名。近年『町田くんの世界』(19/石井裕也監督)や、ロカルノ国際映画祭で上映された主演映画『旅のおわり世界のはじまり』(19/黒沢清監督)での好演が記憶に新しい前田敦子が演じるのは、気が強く責任感があり、高校時代の同級生で、主人公の吉尾(成田)と一緒に清掃委員をしていたミキエ。披露宴で再び6人と再会する紅一点の役所となる。吉尾ら“6人組”が怖がるヤンチャな同級生、松岡を演じたのは、映画・ドラマ・舞台など幅広く活躍し、演じるだけでなくミュージカルのプロデュースなども手がける城田優。
ほか、吉尾たちが余興を披露する結婚式場のウエディングプランナーの弘美を演じるのは2012年女優デビュー後、映画・舞台に出演し、モデルとしても活躍する飯豊まりえ、浜野謙太演じるソースの妻・愛役を演じるのはドラマ「来世ではちゃんとします」で主演を務めた内田理央。吉尾とミキエが務める清掃委員の後輩役には、子役として映画を中心に多くの作品に出演する小林喜日、と2016年結成のお笑いトリオ・四千頭身のボケ担当、お笑い第七世代の筆頭としてバラエティに引っ張りだこで、今作で演技初挑戦となる都築拓紀(四千頭身) が演じる。
その他にも2008年、映画『クライマーズ・ハイ』で一躍脚光を浴び、以後名バイプレイヤーとして数々の映画やドラマに出演する滝藤賢一。近年では舞台プロデュースの他、若手俳優に対してのワークショップを主宰し、後進の指導にも力を注いでいる近藤芳正。劇作家、演出家、俳優として活動し、多くの作品に起用される岩松了。今回「赤フンダンス」の振付も担当したパパイヤ鈴木らベテラン勢が参戦し、豪華なキャストが勢ぞろいした。
なお、タイトルの『くれなずめ』は、「暮れなずむ」を変化させ、命令形にした松居監督自身による造語。日が暮れそうでなかなか暮れないでいる状態、転じて、前へ進もうとしても障害があってうまく進めないでいる状態を形容していると監督が語るように、本作は、笑いとヤセ我慢と切なさが同居した青春の残りカスが心に刺さる、様々な狭間に立つアラサー男子6人による驚きと感動作となっている。
前田敦子 コメント
映画の中と負けないくらい、
現場での6人も一瞬で青春を取り戻したかのように
無邪気で無防備に高め合っていて、とにかく楽しそうで、
うらやましかったです。
そんな強烈な男子6人の青春の片隅にいます(笑)。
松居大悟監督 コメント
初恋の子は周りから馬鹿にされていて、何も言えないことが悔しかった。
何年も経った同窓会で会うと、その子の中身は何も変わらないのにみんなの目が丸くなるぐらい綺麗になっていて、ほら見たことか、と昔の自分と肩を組みたくなる。ミキエには前田敦子さんしかいない、と思っていました。12年の月日を感じさせて感じさせない、吉尾の初恋の人。作品にもならない時間を一刀両断してほしかった。
そして、何気ない瞬間を彩る素晴らしい役者陣にも出て頂きました。飯豊さん、内田さん、小林さん、都築さん、パパイヤさん。城田さんは大暴れしてくれて、滝藤さんは無駄遣いを楽しんでくれて、近藤さんはゴジゲン旗揚げから見てくれていて、岩松さんはその息子さんと僕と一緒に劇をやっていて。
劇団公演のときはメンバーが後ろを向いて出していた声だったのに、全てに命が宿り、映画になりました。
友だちと、くれなずんでもらえたら嬉しいです。
上映情報
公開日:2021年GW テアトル新宿他にて全国ロードショー
監督・脚本:松居大悟
出演:成田 凌 若葉竜也 浜野謙太 藤原季節 目次立樹/飯豊まりえ 内田理央 小林喜日 都築拓紀(四千頭身)/城田優 前田敦子/滝藤賢一 近藤芳正 岩松 了/高良健吾
製作幹事:UNITED PRODUCTIONS・幹事協力:ハピネット
配給・宣伝:東京テアトル
制作プロダクション:UNITED PRODUCTIONS
公式サイト:kurenazume.com
公式Twitter:@kurenazume 公式インスタグラム:@kurenazume
(C)2020「くれなずめ」製作委員会