貫地谷しほり、藤原丈一郎(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)らが出演 中井貴一の主演舞台『月とシネマ』全キャスト&日程を発表

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2021.2.8
PARCO劇場オープニング・シリーズ『月とシネマ ―The Film on the Moon Cinema―』キャスト

PARCO劇場オープニング・シリーズ『月とシネマ ―The Film on the Moon Cinema―』キャスト

PARCO劇場オープニング・シリーズ『月とシネマ ―The Film on the Moon Cinema―』の全キャストと日程が発表された。

『月とシネマ ―The Film on the Moon Cinema―』は、新生PARCO劇場オープニング・シリーズの掉尾を飾る作品。2001年の『二人の噺』で旧PARCO劇場に初登場して以来、数々の作品に主演してきた中井貴一が、5年ぶりに新生PARCO劇場で主演を飾る一作だ。作・演出を手掛けるのは、『メルシー!おもてなし』以来の中井とのタッグとなるG2。

中井演じる独立系映画プロデューサーは、さびれてしまった実家の映画館の相続のために、自身の主義と反するアート系映画を監督してきた女性と組むことに。その女性監督を、PARCOオープニング・シリーズ『迷子の時間 -語る室2020-』の貫地谷しほりが演じるほか、大手映画製作会社の若きプロデューサー役で、なにわ男子/関西ジャニーズJr.の藤原丈一郎が出演。また、プロデューサーの娘役で矢作穂香、怪しい金融業者役で村杉蝉之介、映画館の熟練映写技師役でたかお鷹(文学座)が名を連ねている。

キャスト、作・演出・G2らのコメントは以下のとおり。

 

中井貴一

昨年から引き続き2021年も演劇界にとっては、困難な幕開けとなってしまいました。

昨年よりパルコがリニューアルをし、お客様にとっても、我々演者にとっても最高の環境が用意されたのに…。

ただ、どんな状況になろうと前へ進む方法を考えてまいります。

まだ4月の状況は予測できませんが、こんな時期だからこそ皆様に温かい気持ちになってお帰りいただけるようなオリジナル作品を目指したいと思います。

劇場でお会いできることを楽しみに!

 

貫地谷しほり

PARCO劇場オープニング・シリーズ最終公演に参加することになりました。このオープニング・シリーズは昨年も出演させていただきましたが素晴らしい時間となり私自身改めて演劇のファンになり感動の毎日でした。今回は以前に2度も演出をしていただいたG2さん、大先輩の中井貴一さんをはじめ素晴らしい方々と、御来場いただく皆様のひとときを染めさせて頂けたらと思います!

全ての人が不安な毎日です。私もこの大好きな世界が壊れてしまうのではという不安が募る日々です。

心がときめく事への感謝、今を重ねられる尊さを忘れずに舞台に立てたらと思います!

 

藤原丈一郎(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)

『月とシネマ』のお話しを頂き、大変嬉しい気持ちでいっぱいです!

中井貴一さんの素晴らしいお芝居はこれまでドラマや映画で拝見していましたが、まさか自分が共演させていただける日がくるとは思ってもいませんでした。

演出のG2さんともご一緒するのは初めてで、以前から作品を観劇していたのでワクワクしています!

歴史あるPARCO劇場に立たせてもらえること、PARCO劇場オープニング・シリーズに携われること、そして素晴らしいキャストの皆さんと共演できることなど、たくさんのご縁を大切に精一杯頑張ります!

是非、劇場で幸せな時間を共に過ごしましょう! 劇場でお待ちしております!

 

G2(作・演出)

こんな時期だからこそ、人と人が直接会うことの大切さが問われるのではないでしょうか? 

35年間も喧嘩別れしたまま病気で亡くなった父親。父が遺した映画館で撮影を続けるうちに、かつてのいざこざの謎が解け、絆を取り戻してゆく再生の物語です。

中井貴一さん始め、コメディーの達者な役者が揃いました。コロナの憂さを晴らして大いに笑い、心の潤いを取り戻しましょう。感染防止対策が万全で換気も優秀なパルコ劇場でお待ちしてます。

 

東京公演は、4月17日(土)から5月9日(日)にPARCO劇場で上演。また、5月12日(水)から16日(日)にはCOOL JAPAN PARK OSAKA  WWホールでの大阪公演も予定している。日程詳細は、PARCO STAGEの公式サイトを確認しよう。

公演情報

PARCO劇場オープニング・シリーズ『月とシネマ ―The Film on the Moon Cinema―』
作・演出:G2
出演:中井貴一 貫地谷しほり 藤原丈一郎(なにわ男子/関西ジャニーズJr.) 矢作穂香 村杉蝉之介 たかお鷹
企画・製作:パルコ
 
【東京公演】
公演期間:2021年4月17日(土)~5月9日(日) 
会場:PARCO劇場(渋谷PARCO 8F)
料金:11,000円(全席指定・税込)
発売日:2021年3月20日(土)予定
問い合わせ:パルコステージ 03-3477-5858 (時間短縮営業中)
公式サイト:https://stage.parco.jp/
 
【大阪公演】
公演日程:2021年5月12日(水)~5月16日(日)
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
料金:11,000円(全席指定・税込)
問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00~16:00 ※日祝休業)
 
【あらすじ】
とある地方都市。駅前の映画館「ムーン・シネマ」は閉館の危機。そこへ館長の息子・並木憲次(中井貴一)が「ムーン・シネマ」に現れた。彼は五十代のフリーの映画プロデューサー。今までにヒット作を何本も世に送り出していているが、賞には恵まれない。同じ映画関係の仕事だが、父子の交流はほとんどないというか絶縁状態だった。並木とのタッグでヒットを飛ばすことを夢見る大手映画会社の新米プロデューサー・小暮涼太(藤原丈一郎)、並木の娘・彩矢(矢作穂香)と共に、映画館の相続のために集まったのだが、驚いたことに、父が残した遺言状には映画館は、ある女性に継がせる。とあった。「まさか親父のやつ、老いらくの恋か?」と邪推をするが、その推測は見事に外れた。その女性は、知る人ぞ知る、女流映画監督三城麻衣子(貫地谷しほり)だったのである。4、5年に一度しか作品を発表しないし、映画は大ヒット、というわけでもなかったが、発表ごとに映画賞を総なめすることで有名な監督で、ちょっとやそっとでは大手のオファーを受けないのでも有名である。正当な権利を主張するべく、並木達は三城に会うことにする。こんな古い映画館で借金もある、相続しても負債を抱えるだけだと放棄を迫る並木。すったもんだの末、三城は提案する。この映画館を使って映画を撮影したい。その後であれば、映画館の権利は放棄すると。そして、それには一つの条件があるという、「撮影する映画は並木憲次がプロデューサーを務めること」。
こうして、商業主義のプロデューサーとアート系の映画監督、水と油のはずの二人が一緒に映画を作ることになった。大手映画会社の看板を背負い、小暮は何かというと意地を張る並木に手を焼きながら映画完成に向かってひた走る。そこに並木の娘も、映写技師の黒川(たかお鷹)も、そして何故か街金の児島(村杉蝉之介)も巻き込まれて、映画館の存続を巡って右往左往が始まっていく。そして次第に、驚くべき父の秘密が浮かび上がってくるのだが。
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