テレビで伝えきれないことをドキュメンタリー映像で伝える『TBS ドキュメンタリー映画祭』の開催が決定 珠玉の全22作品を上映
2021年3月18日(水)~21日(日)の4日間、ユーロライブにて『TBS ドキュメンタリー映画祭』を開催することが決定した。
TBSテレビは、1955年4月に民間放送テレビ局として開局し、在京キー局として放送を続けている。その中には放送されなかった膨大な取材映像が発見されることがあり、その後についてとても知りたくなることもたくさんある。
TBSテレビは今回、「さらに伝えなくてはならない」という思いで、テレビでは放送されなかった映像を迫真のドキュメンタリー映画として劇場で上映することとが決まった。そして、各作品上映後には、トークイベントを開催し、監督などが登壇して想いを伝える。
映画祭では、先行上映される作品をはじめ、全22作品がラインナップされた。
『タブレット越しで“最期の別れ”~いのちと向き合うコロ ナ最前線』 (C)TBS テレビ
『NY 日本人医師が自ら語る 新型コロ ナ重症からの生還』 (C)TBS テレビ
『香港2019 ―あの時、何があったのか-』 (C)TBS テレビ
コロナ禍において混迷を極める医療現場の最前線を追う『タブレット越しで“最期の別れ”~いのちと向き合うコロナ最前線』、新型コロナウィルスの真の怖さを、感染から生還した医師が語る『NY日本人医師が自ら語る 新型コロナ重症からの生還』。2020年、香港国家安全維持法が施行され、周庭(アグネス・チョウ)、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)などの民主活動家に実刑判決が下され、高度な自治が脅かされる香港。香港メディア界の大物で民主活動家の黎智英(ジミー・ライ)氏の突然の逮捕の直前の「報道特集」独占インタビューは、世界に衝撃を与えた。その模様を収めた『香港2019―あの時、何があったのか-』は2019年の香港を見つめた注目作だ。
『ムクウェゲ「女性にと って世界最悪の場所」で闘う医師』 (C)TBS テレビ
『影の戦争 アメリカと中東の戦乱十五年』 (C)TBS テレビ
『大麻と金と宗教~レバノンの“ドラッグ王”を追う』 (C)TBS テレビ
また、武装勢力による性暴力があとを絶たないコンゴ民主共和国で、ノーベル平和賞を受賞した婦人科医デニ・ムクエゲ医師の闘いを追った『ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』。武装勢力によるレイプの連鎖には、日本も関わりがあり、遠い国の話では決してない。今なお戦闘が続く中東を舞台にした国際社会の闇、『影の戦争 アメリカと中東の戦乱十五年』『大麻と金と宗教~レバノンの“ドラッグ王”を追う』は、世界情勢に無関心ではいられなくなるだろう。
『GReeeeN 初告白 東日本大震災5年に HIDE が語っていたこと ディレクターズカット版』 (C)TBS テレビ
『MR.BIG~3・11 から10年 被災地とともに歩んだ外国人バン ド』 (C)TBS テレビ
東日本大震災から10年、メンバー4人全員が歯科医師で、福島県で誕生したGReeeeNのリーダー・HIDEが、被災地を取材した、『GReeeeN 初告白 東日本大震災5年にHIDEが語っていたこと ディレクターズカット版』。被災地への支援を続けるアメリカの人気ハードロックバンド「MR.BIG」が、震災や難病という困難に翻弄されながらも日本のファンたちとの絆を深めていく様子を追った『MR.BIG~3・11から10年 被災地とともに歩んだ外国人バンド』。
『“死刑囚”に会い続ける男』 (C)TBS テレビ
『死刑を免れた男達~カ メラが初めて捉えた無期懲役囚の実態』 (C)TBS テレビ
『女子少年院の後輩たちへ…元レディース総長、涙で伝えたメッセージ』 (C)TBS テレビ
『消えた事件、弟の執念』 (C)TBS テレビ
犯罪を犯してしまった人たち、そして事件の背景に迫り続ける『“死刑囚”に会い続ける男』『死刑を免れた男達~カメラが初めて捉えた無期懲役囚の実態』『女子少年院の後輩たちへ…元レディース総長、涙で伝えたメッセージ』『消えた事件、弟の執念』。
『天才“鉄道画家”福島尚』 (C)TBS テレビ
『88/50 ギリヤーク尼ヶ崎の自問自答~と、それから』 (C)TBS テレビ
『お母ちゃんが私の名前を忘れた日 ~若年性アルツハ イマーの母と生きる~』 (C)TBS テレビ
天才アーティストの創作風景、日々の思いに密着した『天才“鉄道画家”福島尚』『キャンバスの枠を越える 画家・山口歴(Meguru.Y)IN NY』『88/50 ギリヤーク尼ヶ崎の自問自答~と、それから』。認知症の母のシングル介護をする女性アナウンサーを追った『お母ちゃんが私の名前を忘れた日 ~若年性アルツハイマーの母と生きる~』など、テレビ放映時に話題となった作品にさらなる映像が加わって出揃った。
『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』 (C)TBS テレビ
『生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事』 (C)映画「生きろ 島田叡」製作委員会
そのほか、『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー』2部作で戦後沖縄史に切り込んだ監督・佐古忠彦が、新たに発見された資料を交え、知られざる沖縄戦中史に挑んだ最新作『生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事』が全国公開に先駆け上映される。
『三島由紀夫 vs 東大全共闘~50年目の真実~』 (C)2020 映画『三島由紀夫 vs 東大全共闘 50年目の真実』製作委員会
『モデル 雅子 を追う旅』 (C)2019 Masako, mon ange.
禁断のスクープ映像と共に稀代の天才作家・三島由紀夫と、血気盛んな東大全共闘の討論会の全貌が明かされた『三島由紀夫 vs 東大全共闘~50年目の真実~』。がんで亡くなったモデルの妻の人生を夫が描いた『モデル 雅子 を追う旅』など劇場公開時に話題になった作品も。
『あの時だったかもしれない~テレビにとって「私」とは何か~』 (C)テレビマンユニオン/TBS テレビ
『アキノ白昼の暗殺 特別編~この報道が歴史を動かした~』 (C)TBS テレビ
さらに、是枝裕和監督が、影響を受けたテレビマンの人生とテレビが歩んだ足跡を描いた『あの時だったかもしれない~テレビにとって「私」とは何か~』。報道特集の「原点」ともいえる、フィリピンのアキノ氏暗殺現場を捉えた映像から、政府発表の不審点を告発、真犯人像に迫った『アキノ白昼の暗殺 特別編~この報道が歴史を動かした~』など、TBSドキュメンタリーの原点にも迫る。
映画祭開催に先駆け、LOFT9 shibuya にて先行特別上映会&トークイベントも開催する。3月8日(月)は、3.11から10年「MR.BIG~3・11から10年 被災地とともに歩んだ外国人バンド」特集、3月15日(月)は民主主義が揺らぐいま注目される「香港、沖縄、今と未来へ」として『香港 2019』と映画『生きろ 島田叡』の特集が開催され、映画祭を盛り上げる。また、3月1日(月)より渋谷・大盛堂書店では「TBS ドキュメンタリー映画祭」&『生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事』パネル掲示パネルの掲示も行われる。
なお、イープラスにて配信上映も行う。
イベント情報
『MR.BIG〜3.11から10年 被災地とともに歩んだ外国人バンド』TV放送版上映&ゲストによるトークイベント
3月8日(月)18:30START
LOFT9 Shibuya
川西全(「MR.BIG〜3.11から10年 被災地とともに歩んだ外国人バンド」監督/ TBS報道局)
伊藤政則(音楽評論家/DJ)
初田啓介(TBSアナウンサー)
<入場>
料金:¥3,000(税込)
ウドー・メンバーズ先行予約:2月27日(土)10:00〜 3月1日(月)10:00 ※先着
一般発売:未定
詳細→https://udo.jp/event/TBS_DFF
料金:¥2,000 (税込)
詳細→https://eplus.jp/documentaryeigasai2021/
ウドー音楽事務所 03-3402-5999
上映情報
■プログラム:TV放映版から新たに編集をした作品に加え、劇場公開作を含む全 22 作品を上映!
各上映には監督、その他ゲストによるトークイベントを開催予定。
■共催:ユーロスペース
■情報:2月中旬発売(予定)
当日券:一般 1,500円 / 大学・専門学生・ユーロスペース会員・シニア 1,200円 / 高校生 800円 / 中学生 500円 / 障碍者割引 1,000円(付添いお一人様まで有効)
上映日の3日前よりユーロスペース HPまたはユーロスペース劇場窓口にて販売いたします。
前売券は劇場窓口にて座席指定券とお引き換えください。HPでの購入にはご利用できません。
新型コロナウイルス感染予防のため、ご来場の際はマスクの着用をお願いいたします。
検温で 37.5 度以上のお客様にはご来場をご遠慮いただきますので、何卒ご了承ください。
やむを得ない事情により作品、上映素材、及び上映時間が変更になる場合がございます。
ゲスト・イベント内容は予告なく変更となる場合がございます。
映画祭、先行特別上映会の配信上映もございます。
■配信:イープラス
2月24日(水)午前4時発売開始
■配信場所:イープラス「Streaming+」
※アーカイブ配信あり/上映開始後1週間まで購入可能です。
映画上映+アフタートークあり。
詳細は【こちら】から
上映作品(上映スケジュール順)
監督:豊島圭介 2020年/DCP/5.1ch/108分
(C)2020 映画『三島由紀夫 vs 東大全共闘 50年目の真実』製作委員会
■『生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事』
監督:佐古忠彦 2021年/DCP/5.1ch/118分
(C)映画「生きろ 島田叡」製作委員会
■『タブレット越しで“最期の別れ”~いのちと向き合うコロナ最前線』
監督:神保圭作 藤野智史 岸慶太郎 2021年/BD/ステレオ/40分
(C)TBS テレビ
■『NY 日本人医師が自ら語る 新型コロナ重症からの生還』
監督:池田裕行 萩原豊 2021年/BD/ステレオ/30分
(C)TBS テレビ
■『GReeeeN 初告白 東日本大震災5年に HIDE が語っていたこと ディレクターズカット版』
監督:武石浩明 2021年/BD/ステレオ/30分
(C)TBS テレビ
■『MR.BIG~3・11から10年 被災地とともに歩んだ外国人バンド』
監督:川西全 2021年/BD/ステレオ/60分
(C)TBS テレビ
■『米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯』
監督:佐古忠彦 2019年/DCP/ステレオ/128分
(C)TBS テレビ
■『あの時だったかもしれない~テレビにとって「私」とは何か~』
監督:是枝裕和 2008年/BD/ステレオ/76分
(C)テレビマンユニオン/TBS テレビ
■『88/50 ギリヤーク尼ケ崎の自問自答~と、それから』
監督:秌場聖治 2021年/BD/ステレオ/70分
(C)TBS テレビ
■『キャンバスの枠を越える 画家・山口歴(Meguru.Y)IN NY』
監督:豊田和真 2021年/BD/ステレオ/30分
(C)TBS テレビ
■『モデル 雅子 を追う旅 』
監督:大岡大介 2019年/DCP/ステレオ/88分
(C)2019 Masako, mon ange.
■『アキノ白昼の暗殺 特別編~この報道が歴史を動かした~』
取材:料治直矢 田近東吾 北代淳二ほか 2021年/BD/ステレオ/80分
(C)TBS テレビ
■『天才”鉄道画家” 福島尚』
監督:及川悟郎 2021年/BD/ステレオ/50分
(C)TBS テレビ
■『大麻と金と宗教 ~レバノンの“ドラッグ王”を追う』
監督:須賀川拓 2021年/BD/ステレオ/50分
(C)TBS テレビ
■『影の戦争 アメリカと中東の戦乱十五年』
監督:村瀬健介 2021年/BD/ステレオ/60分
(C)TBS テレビ
■『ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』
監督:立山芽以子 2021年/BD/ステレオ/70分
(C)TBS テレビ
■『“死刑囚”に会い続ける男』
監督:西村匡史 2021年/BD/ステレオ/70分
(C)TBS テレビ
■『女子少年院の後輩たちへ…元レディース総長、涙で伝えたメッセージ』
監督:山岡陽輔 中島哲平 2021年/BD/ステレオ/25分
(C)TBS テレビ
■『お母ちゃんが私の名前を忘れた日 ~若年性アルツハイマーの母と生きる~』
監督:堀江將一郎 2021年/BD/ステレオ/60分
(C)TBS テレビ
■『消えた事件、弟の執念』
監督:岸将之 2021年/BD/ステレオ/25分
(C)TBS テレビ
■『死刑を免れた男達 ~カメラが初めて捉えた無期懲役囚の実態』
監督:巡田忠彦 2021年/BD/ステレオ/50分
(C)TBS テレビ
■『香港2019―あの時、何があったのか-』
監督:日下部正樹 2021年/BD/ステレオ/80分
(C)TBS テレビ