杉田智和、福山あさき、木野日菜らのコメント到着 仏アニメ『カラミティ』日本語吹替え版キャスト発表
『カラミティ』新キービジュアル (c) 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
フランス・デンマーク産アニメ『カラミティ』日本語吹替え版キャストとして、福山あさき、杉田智和、上田耀司、松永あかね、木野日菜、木戸衣吹、畠山航輔の出演が発表され、コメントが到着した。
映画『カラミティ(仮題)』予告編
同作品は、3月12日(金)より開催される『東京アニメアワードフェスティバル 2021』でオープニング作品として招待上映が決定している。2016年の同アワードでグランプリを受賞していた同作品だが公開の目処が立たず、今年ようやく日本語吹き替え版が公開される。
『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』のレミ・シャイエ監督の最新作で、伝説の女性ガンマン、カラミティ(厄介者)・ジェーンの少女時代を描く。
【コメント】福山あさき(マーサ・ジェーン役)
(c) 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
――役を演じた感想を教えてください。
マーサは自分の気持ちに素直で、いい意味でも悪い意味でも真っ直ぐな女の子でした。すごく負けず嫌いで、一度自分がやると決めたら周りが何を言ってもやり通そうとする性格は、自分と重なる部分があって演じていて楽しかったです。
――ファンへのメッセージや好きなシーンを教えてください。
マーサは活発的に行動するが故に、周りから煙たがられて疫病神扱いされてしまうんですけど、何があっても自分を信じて進んでいく姿は見ていて元気をもらえると思います。旅を通してたくましく成長していくマーサを是非見ていただきたいです。
【コメント】杉田智和(旅団長役)
(c) 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
――役を演じた感想を教えてください。
生と死が隣り合わせの生活を送る集団のリーダーとして、厳しさの中に複雑な意味を持たせるように意識し、どうしても息子には甘くなる部分で人らしさを忘れないようにしました。
――ファンへのメッセージや好きなシーンを教えて下さい。
英雄は自身で英雄と名乗らず、自らの生き様で示す。この物語に込められた想いが伝われば幸いです。
【コメント】上田燿司(イーサンの父役)
(c) 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
――役を演じた感想を教えてください。
前作「ロング・ウェイ・ノース」の時から注目していたレミ・シャイエ監督の作品に関われて光栄です。イヴの父は優しく面倒見の良い人ですが、当時の長旅は命懸け。その辺りの彼の苦悩を感じました。
――ファンへのメッセージや好きなシーンを教えてください。
マーサ・ジェーンが馬の訓練をする場面があるのですが、孤独と不安をはね除ける様に夢中で生きる術を手にしようと励む姿に心打たれます。そして、星空の表現が素晴らしい。劇場のスクリーンでみたらきっと素敵だと思います。
【コメント】松永あかね(マーサの妹 レナ役)
(c) 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
――役を演じた感想を教えてください。
レナ・キャナリーを演じさせていただきました。レナは怒ったり笑ったりコロコロ表情が変わるので、演じていて楽しかったです。妹であることや好奇心が強いことなどレナとの共通点が多く、自分の幼い頃を思い出しながら演じました。
――ファンへのメッセージや好きなシーンを教えて下さい。
マーサの生き方からとても勇気をもらえる作品です。私自身「カラミティ」を観て、こんな生き方もかっこいいな…と感じました。色づかいや音楽で、さらに世界に入り込めました。マーサがどのように行動し成長していくのか、気になった方は是非観てみてください。
【コメント】木野日菜(マーサの弟 エリージャ役)
(c) 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
――役を演じた感想を教えてください。
エリージャは作品の中でも特に小さい男の子だったので、その歳らしいハツラツさや素直さを大切に演じさせて頂きました。苦手な食べ物は食べたくない!疲れたから抱っこして欲しい!思った事はあまり考えずにそのまま言葉や行動に繋がってしまうエリージャに演じながらとても愛おしくなりました。
――ファンへのメッセージや好きなシーンを教えて下さい。
沢山好きなシーンはあるのですが、やはりマーサが家族と一緒に過ごしているシーンは私の中でも思い出深いシーンです。物語が本格的に動く前のシーンですが、このシーンがあるからこそ、女性のマーサのカッコ良さが引き立っていると思うので、とても好きなシーンです。
【コメント】木戸衣吹(マーサの親友 イヴ役)
(c) 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
――役を演じた感想を教えてください。
私が演じるイヴは、主人公マーサの数少ない理解者で親友です。この作品の中では一番おしとやかで、いわゆる「女性らしい」キャラクターなのではないかと思います。「女性は女性らしくあらねばならない」という村の言いつけに逆らうマーサを戸惑いながらも応援する心の優しい女の子です。
――ファンへのメッセージや好きなシーンを教えて下さい。
この作品には「自分らしく生きる」という大切なメッセージが込められていると思います。ありのままの自分でいることの大切さ、家族、仲間の絆や愛などいろんなものを感じて頂けたら幸いです。音楽もとても素敵なのでそこにも注目しながら楽しんで頂けたらと思います。
【コメント】畠山航輔(マーサのライバル イーサン役)
(c) 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
――役を演じた感想を教えてください。
イーサンを演じるにあたっては、単に「悪いヤツ」、「イやなヤツ」で終わらないよう、彼自身の脆さや、ある種のかわいらしさのようなものも表現できればいいなと思い、意識して収録に臨みました。また、個人的なことになりますが、元々吹き替えを志望してこの世界に入ったので、今回初めて吹き替え作品に参加させて頂きとても嬉しかったのを覚えています…!
――ファンへのメッセージや好きなシーンを教えて下さい。
マーサたちの幌馬車を引っ張るイーサンと、マーサが御者台の上で会話するシーンは、個人的に好きな場面です。マーサの自立心と好奇心、イーサンの傲岸不遜さ、そして2人の「幼馴染み感」が滲み出ていて、短い場面ではありますが印象的なおもしろさがありました。牧歌的ながらも、自然界への畏敬の念や、マーサが巡り合う様々な人びととの一期一会が丁寧に描かれた今作。多様な要素をふんだんに含んでいるので、一瞬一瞬を飽きることなくお楽しみいただけると思います。小さな女の子が屈することなく成長していくその過程を、ぜひ、劇場でお確かめください!
『カラミティ』ストーリー
『カラミティ』は、西部開拓史上、伝説の女性ガンマンと知られるマーサ・ジェーン・キャナリーの子供時代(11歳)の物語。
(c) 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
マーサは家族とともに大規模なコンボイ(旅団)で西に向けて旅を続けているが、旅の途中、父親が暴れ馬で負傷し、マーサが家長として幼い兄弟を含め、家族を守らなければならない立場になる。
(c) 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
普通の少女であったマーサは、乗馬も、馬車の運転も経験がない。そんなマーサは、少女であることの制約に苛立ち、家族の世話をする義務をよりよく果たすために少年として服を着ることを決心する。女性は女性らしくという時代にあって、マーサの生き方は、古い慣習を大事にする旅団の面々と軋轢を生む。
(c) 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
(c) 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
更にマーサを野獣からの危険から救ってくれた中尉をコンボイに引き入れたことで、盗みの共犯の疑いまでかけられてしまう。そして……。
『カラミティ』は2021年夏公開予定。
上映情報
監督: Rémi Chayé レミ・シャイエ
原題: Calamity, Une Enfance de Martha Jane Cannary
英語題名: Calamity, a childhood of Martha Jane Cannary
コピーライト: (c) 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
DCP|カラーCS|82 分
公式サイト: https://calamity.info