クラシック愛好家が選ぶカタログシリーズ『クラシック百貨店』が発売決定 CDブックレットには赤川次郎、石田衣良ら人気小説家がエッセイを書き下ろし
『クラシック百貨店』と題したクラシック音楽の名盤シリーズ100タイトルがユニバーサル ミュージックより発売されることが発表された。2021年6月23日(水)より「器楽曲」「協奏曲」「管弦楽曲」「室内楽/歌劇&声楽」「交響曲」とジャンルに分けて、20タイトルずつ合計100タイトルが発売される。
本シリーズ発売にあたり、ユニバーサル ミュージックでは、クラシック音楽関係者を含む約2万5000人(在京オーケストラスタッフ、CD販売店スタッフ、ユニバーサル ミュージッククラシックニュースレター会員、他)を対象にアンケートを実施。「あなたにとってのクラシックの名曲」を集計し、人気ランキングを基に選盤された「クラシック音楽愛好家から選ばれた100タイトル」だという。
世界最古のクラシック・レーベル「ドイツ・グラモフォン」、そして、指揮者の小澤征爾やピアニストの内田光子などの巨匠が所属する「デッカ」(旧フィリップス音源含む)の両レーベルから、人気、クオリティともに最高でエバーグリーンな名盤が選ばれている。いずれも最良のマスターを使用し、そのポテンシャルをひき出す高音質SHM-CD&グリーン・カラー・レーベルコート仕様が採用される予定だ。
また、CDのブックレットにはクラシックに造詣の深い人気小説家によるエッセイ「私とクラシック」が掲載される。
「器楽曲」は平野啓一郎、「協奏曲」は石田衣良、「管弦楽曲」は柳美里、「室内楽/歌劇&声楽」は中山七里、「交響曲」は赤川次郎が担当。それぞれの小説家のクラシックとの出会い、楽しみ方などが紹介されるという。『クラシック百貨店』の特設ページも4月21日(水)より公開。アンケートで選ばれた人気の100曲、100タイトルの詳細を見ることができる。
平野啓一郎 (C)瀧本幹也
石田衣良 写真提供:文藝春秋
柳美里 撮影:宍戸清孝
中山七里
赤川次郎
なお、5月1日(土)には東京芸術劇場で毎年恒例となったタクト・フェスティバル(TACT FESTIVAL)のプレイベントとして、グローバルリングシアター(池袋西口公園野外劇場)にて、ピアニストの金子三勇士、チェリストの佐藤晴真の演奏を交えた『クラシック百貨店』キックオフイベントが開催される予定だ。