NetflixでCGアニメ長編映画『Ultraman (原題)』を製作中 ティザーアート公開

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2021.5.14
Netflix CGアニメ長編映画『Ultraman (原題)』ティザーアート

Netflix CGアニメ長編映画『Ultraman (原題)』ティザーアート

Netflixは、CGアニメ長編映画『Ultraman (原題)』を円谷プロダクションと共同製作中であることを発表した。また、スタッフと関係者コメント、あらすじ、ティザーアートも公開された。

監督: シャノン・ティンドル
共同監督: ジョン・アオシマ
脚本: シャノン・ティンドル、マーク・ヘイムズ
プロデューサー: トム・ノット
共同プロデューサー: リサ・プール
制作会社: 円谷プロダクション、インダストリアル・ライト&マジック (ILM)

監督を務めるシャノン・ティンドルは、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(2017年)で知られる。

『Ultraman』あらすじ

野球界のスター選手、サトウ・ケンのもう一つの姿、それは地球を守るスーパーヒーロー、ウルトラマン。その役割を担うべく、サトウは日本に帰国するも、戻ってすぐに、「宿敵」の子である赤ちゃん怪獣の養育を任されるという、思いもよらない事態に...。チームの一員として、また新米パパとして奮闘しながら、ケンは自分の中にあるエゴや疎遠になっている父、過激な怪獣防衛軍の台頭と向き合い、ウルトラマンであることの本当の意味を見出していきます。

シャノン・ティンドル監督コメント

この映画を作ることは、私の長年の夢でした。円谷英二さんの『ウルトラマン』に対する私の愛から生まれたオリジナルストーリーが、幸運にも映画として実を結ぶことになりました。円谷プロダクションの方々からの素晴らしい信頼と、Netflixアニメーション部門の皆さんのサポートに、心から感謝しています。優れたメンバーがそろった私たちチームの斬新な『Ultraman (原題)』を、世界中の視聴者にお届けできる日を楽しみにしています。

円谷プロダクション、塚越隆行 代表取締役会長兼CEOコメント

『ウルトラマン』は55年前、当社の創業後間もなく日本で誕生しました。円谷プロダクションにとって今回のNetflixとの取り組みは、創業以来初めての本格的な全世界に向けての展開になります。『ウルトラマン』は、これまで多くの人たちを魅了してきました。シャノン・ティンドル氏もその一人です。彼は子供のころから『ウルトラマン』に大きな影響を受けて育ち、そしてクリエイターになったとお聞きしています。今度は世界中の子供たちが、Netflixを通じてシャノンの『ウルトラマン』を観て、勇気と希望と思いやりの気持ちを育んでもらえたらうれしいです。

Netflixオリジナルアニメーション部門ディレクター、アラム・ヤクービアンコメント

親愛なる円谷プロダクションの皆さんと協力し、この人気ヒーローを世界中のNetflixメンバーに楽しんでいただけることを、大変光栄に思います。また、シャノン、ジョン、そして『ウルトラマン』を愛する各国の素晴らしいアーティストたちと手を組めることに胸が躍っています。この日本の国民的ヒーローを愛するファンに、私たちの映画をお届けするのがとても楽しみです。初めて観る若い世代の皆さんにとっても、きっと新しいお気に入りのスーパーヒーローとなるでしょう。

これまでもNetflixと円谷プロダクションは、アニメシリーズ「ULTRAMAN」(シーズン2を発表済み)を共同制作しており、新たにアニメ長編映画シリーズ作品のひとつとして制作されることとなった。

まだ配信時期やボイスキャストなどは未発表なので、今後の続報に期待したい。

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