ヴァイオリニスト・川井郁子が制作総監督を手掛ける『奏劇 細川ガラシャ「月に抱かれた日」』舞台映像特別試写会が開催

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2021.6.2
(左から)三井高聡、川井郁子、川井花音

(左から)三井高聡、川井郁子、川井花音

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2021年12月14日(火)より新国立劇場にてヴァイオリニスト川井郁子アルバムデビュー20周年記念特別公演企画 『奏劇 細川ガラシャ「月に抱かれた日」』を上演する。

6月1日(火)、12月の舞台上演に先駆けてハイライトシーンの舞台映像が初公開され、試写会冒頭には川井が生演奏を披露。また劇中、細川ガラシャの幼少期を演じる川井郁子の娘・川井花音もかけつけ、親子共演を果たした。

『奏劇 細川ガラシャ「月に抱かれた日」』より

『奏劇 細川ガラシャ「月に抱かれた日」』より

『奏劇 細川ガラシャ「月に抱かれた日」』より

『奏劇 細川ガラシャ「月に抱かれた日」』より

『奏劇 細川ガラシャ「月に抱かれた日」』より

『奏劇 細川ガラシャ「月に抱かれた日」』より

『奏劇 細川ガラシャ「月に抱かれた日」』より

『奏劇 細川ガラシャ「月に抱かれた日」』より

『奏劇 細川ガラシャ「月に抱かれた日」』より (左から)川井花音、三井高聡

『奏劇 細川ガラシャ「月に抱かれた日」』より (左から)川井花音、三井高聡

昨年、新型コロナウイルスの影響で音楽界もコンサートや講演など様々な催しの中止を余儀なくされ、アルバムデビュー20周年を迎えた川井も例外ではなかった。そんな中でも、自分たちにできることをと、舞台のハイライトシーンを撮影。       

舞台芸術の新たな世界観を探求しつづける川井が音楽とダンス、そして立体ホログラムやCGを駆使した最先端の映像技術と豪華コラボレーション。“Unframed(アンフレームド/枠にとらわれない)”というアイデンティティを見つめ直し、魅力と才能が凝縮した新しいスタイルの音楽舞台が創り出される。川井の音楽の世界が無限に広がる新しい舞台芸術の可能性に期待が高まる。

【登壇者コメント】

川井郁子(かわい いくこ)

昨年アルバムデビュー20周年の記念で音楽舞台を作成しようとしましたが、コロナの影響で上演はできませんでした。そこで無観客で一部分をピックアップしたハイライト映像を作成し、本日上映させていただきます。12月に上演するこの作品は、細川ガラシャとマリー・アントワネットが実はご縁があったという二人のエピソードを元に紡いでいく物語です。人間のストリートだけではなく、音楽のもつ無限の表現力を活かし、俯瞰した目でみつめるような表現を加えられたらいいなと現在創っているところです。

川井花音(かわい かのん)

(今回の映像を撮影した時)セリフもなく、演劇ともミュージカルとも違うので、難しかったです。演じてみてカメラを確認しながら完成させていきました。憧れの白無垢も着ることができて嬉しかったですが、重かったです。12月の舞台までは時間があるので、母とたくさん話しあって演じていけたらと思っています。

三井高聡(みつい たかあき)

(本日の映像を撮影した時)初めての演技だったので、楽しみより緊張の方が勝っていましたが、楽しく演技できました。自分が演じた細川忠興は実はご先祖様で、資料をみたり両親からも話をきいていました。12月の舞台本番は大きな舞台で演技する事になるので、緊張と楽しみと半々ですが頑張ります。

公演情報

川井郁子 アルバムデビュー20周年記念 特別公演企画
『奏劇 細川ガラシャ「月に抱かれた日」』
 
日程:2021年12月14日(火)、15日(水) 
場所:新国立劇場 中劇場 他 大阪等にて開催予定
出演:川井郁子、藤舎推峰、川井花音、三井高聡 他
制作総監督・企画・演出・音楽:川井郁子
 ※情報につきましては、決まり次第公式HPにて発表させていただきます。
 
■川井郁子プロフィール
 
香川県出身。東京藝術大学卒業。同大学院修了。現在大阪芸術大学(演奏学科)教授。国内外の主要オーケストラをはじめ、指揮者チョン・ミョンフンや、テノール歌手ホセ・カレーラスなどの世界的音楽家たちと共演。またジャンルを超えて、ポップス系アーティストや、バレエ・ダンサーのファルフ・ルジマトフ、熊川哲也、フィギュアスケートの荒川静香らとも共演。
2008年ニューヨークのカーネギーホール、2015年にはパリ・オペラ座、2019年にはワシントンD.C.での全米さくら祭り、中国・西安にて日中国交正常化30周年のイベントへの出演など、国内外で活躍。第36回日本アカデミー賞・最優秀音楽賞を受賞。2020年DVD「LUNA」を発売。渋谷オーチャードホールから世界中の医療従事者に音楽を通して感謝を伝える無観客チャリティーライブ配信コンサートを行う。大河ドラマ「麒麟がくる」の紀行のテーマを担当。2021年横尾忠則現代美術館での横尾作品とのコラボレーション演奏の映像が世界発信される。社会的活動として「川井郁子マザーハンド基金」を設立。また全日本社寺観光連盟親善大使、国連UNHCR難民サポーターを務める。
使用楽器:ストラディヴァリウス(1715年製 大阪芸術大学所蔵)   
 
●川井郁子ホームページ http://www.ikukokawai.com/
 
■川井花音(かわい かのん)プロフィール■□
2006年6月20日生まれ。中学3年。14歳。ヴァイオリニスト・川井郁子の長女。
趣味・特技/絵画、日舞、ダンス、ギター、乗馬、英語
劇中では細川ガラシャの幼少期を演じる。
 
■三井高聡(みつい たかあき)プロフィール■□
2006年7月12日生まれ。中学3年。14歳。細川護熙 元首相の孫。
趣味・特技/バスケットボール、映画鑑賞、音楽鑑賞、読書
劇中では細川ガラシャの夫・細川忠興を演じる。
 
▼特別試写会での演奏曲
M1:「愛のあいさつ」エルガー (川井郁子)
M2:「カノン」パッヘルベル  (川井郁子&川井花音)
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