崎山蒼志、楽曲「幽けき」が映画『かそけきサンカヨウ』の主題歌に決定

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2021.6.8
崎山蒼志

崎山蒼志

崎⼭蒼志の楽曲「幽けき」が、10月15日(金)公開の映画『かそけきサンカヨウ』主題歌に起用されることが発表された。

幽けき」は映画『かそけきサンカヨウ』のために書き下ろされた楽曲で、崎⼭は、「登場人物たちの会話などからもうかがえる 小さなすれ違いや、それでもちゃんと向き合っていく様と共に、 それらの空気感をできるだけ溢さないような、すっとでてくる ⾳を⾔葉を待つように曲を制作しました」とコメントしている。

映画『かそけきサンカヨウ』は今泉⼒哉監督が窪美澄の短編集から⾃ら映画化を希望し、志⽥彩良が主演を務め、井浦新と⽗⼦共演することで話題の作品となっている。

志田彩良 コメント

試写会で初めて完成した作品を観た時、エンドロールでこの曲が流れた瞬間に主題歌が崎山さんだという嬉しさで全身がゾクゾクして、劇場の明かりがついた瞬間、隣で⾒ていた鈴⿅央⼠くんと2⼈して⼤興奮でした!!
透明な物語が少しずつ色づいていき、最後に崎山さんの歌声と奏でる音が優しく包み込んでくれる事によってようやく完成する。エンドロールまでが⼀つの作品なんだと強く感じました。皆さんにお届けできる⽇が待ち遠しいです。
是非エンドロールまでお楽しみ下さい!


今泉⼒哉監督コメント

もともと⼤好きだった崎山蒼志さんが主題歌を書き下ろしてくれることになり、この映画にどんな歌を添えてくれるのかとても楽しみに待っていました。そしてそれはそれはすてきな歌が⽣まれました。
ふと口ずさんでしまう歌。暖かくも寂しい歌。そして声。その揺れ。
初号試写でエンドロールが流れた時、主題歌を誰が担当しているか知らなかった主演の志⽥彩良さんと鈴⿅央⼠さんが、その歌声を聞いて、クレジットが流れる前に、ともに(え!?崎山蒼志!?)という反応をしていたのがとても微笑ましかったです。
私たちがそうであったように、この映画をみた方々が崎山さんの歌声とともにこの映画を記憶してくれたらこれほど嬉しいことはありません。崎山さん、ありがとうございました。
みなさま、お楽しみに。

崎⼭蒼志コメント 

この度、映画「かそけきサンカヨウ」に曲を書き下ろしました。ワンカットワンカット、どこか儚さがあって、それでいて陰影がはっきりしている、輪郭のある映像が⼼地よく、正に普段私たちが⽣活する⽇常の機微を映画的に、映画の中に落とし込んだような空気感が素晴らしいです。登場⼈物たちの会話などからもうかがえる小さなすれ違いや、それでもちゃんと向き合っていく様と共に、それらの空気感をできるだけ溢さないような、すっとでてくる音を⾔葉を待つように曲を制作しました。
監督、演者の皆様、関係者の皆様、有難うございます。
そして、これを⾒ている皆様、ぜひお楽しみに!

上映情報

映画『かそけきサンカヨウ』
志田彩良/鈴鹿央士
中井友望 鎌田らい樹 遠藤雄斗
石川 恋 鈴木 咲 古屋隆太 芹澤興人
海沼未羽 鷺坂陽菜 和宥 辻 凪子 佐藤凛月
菊池亜希子/梅沢昌代 西田尚美/石田ひかり /井浦 新
監督:今泉力哉
原作:窪美澄『水やりはいつも深夜だけど』(角川文庫刊)所収「かそけきサンカヨウ」
脚本:澤井香織 今泉力哉 音楽:ゲイリー芦屋
配給:イオンエンターテイメント ©2020 映画「かそけきサンカヨウ」製作委員会

2021年10月15日よりテアトル新宿ほか全国公開
 
あらすじ
⾼校⽣の陽(志⽥彩良)は、幼い頃に⺟・佐千代(⽯⽥ひかり)が家を出て、⽗・直(井浦 新)とふたり暮らしをしていたが、ふたり暮らしは終わりを告げ、⽗の再婚相手である美⼦(菊池亜希 ⼦)とその連れ⼦の4歳のひなたと4⼈家族の新たな暮らしが始まった。そんな新しい暮らしへの⼾惑い を、陽と同じ美術部に所属する陸(鈴⿅央⼠)に打ち明ける。実の⺟・佐千代への想いを募らせていた陽 は、絵描きである佐千代の個展に陸と⼀緒に⾏く約束をする。
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