全国各地ライブハウスご意見番をつなぐ「ハコつなぎ」vol.15は関大前TH-R HALL(大阪)
「ハコつなぎ」vol.15 関大前TH-R HALL
新型コロナウィルスによる自粛要請の影響で、全国のライブハウスがライブやイベントを行えず苦境に立たされている。SPICEでは、それぞれができる範囲の中で「エンタメの灯を絶やさない」という想いのもと、全国各地ライブハウスでコロナ禍と闘うご意見番たちをリレー形式で繋いでいきたいと思う。vol.15は関大前TH-R HALL(大阪)から、DJライブキッズあるある中の人としても活躍する店長三木氏が登場。
ーーどんなライブハウスですか?
2021年5月オープン(緊急事態宣言でまだ公演ができていませんが......)キャパシティは300です。真っ赤な壁を基調に、サブステージもあり、さまざまなイベントに対応可能なライブハウスだと思います。
ーーどういった経緯でライブハウスを運営することになったのでしょうか?
僕は普段から「SOUND SHOCK」という大学生のイベントの運営を行なっているのですが、コロナ禍で全く活動ができない軽音所属の学生を見て、とても心苦しい思いをしていました。そんな中、何か自分にできることがないか模索したところ、協力してくれる会社さんも見つけて、ライブハウスを開くことにしました。
ーー皆さん気になるところだと思いますが、何故この時期にライブハウスを立ち上げることになったのでしょうか?
軽音所属の大学生が苦しんでいるのが辛かったからですね。僕も関大の軽音サークル出身で音楽業界に入ったのですが、やっぱり軽音サークルとしては「ライブがしたい」って想いが強いと思います。でもできない、って判断を取るしかない学生を見て、「僕が箱開いて、僕主催でライブをすればできるんじゃないか?」と思い立って、やることにしました。演奏をする人間がいないとお客さんは消えていくし、その根本の場所を作ることで音楽シーンの発展に寄与したいと思っています。
「ハコつなぎ」vol.15 関大前TH-R HALL
ーー来られるお客様へどのようなコロナ対策を行っていますか?
コロナ追跡システム、検温、消毒、バーカウンターのパーテーションなど、ガイドラインに即した対策を行なっています。また、転換の際は換気を心がけています。
ーーこれからどんなライブハウスにしていきたいですか?
地元バンドマンが集まる場所にしたいです!
学生から社会人まで、沢山のアーティストの方がこのエリアに住んでおられると思います。そんな皆様が音楽を鳴らせるように、様々なイベントを企画していこうと思っています。またイベント企画だけでなく、今までの僕の経験から何かバンドの活動の躍進につながるようなお手伝いをしたいと思っています。バンド活動でお悩みのことがあれば気軽にお越しください。
ーー最後に次にご紹介頂けるハコを教えてください。
「ハコつなぎ」vol.15 関大前TH-R HALL(大阪)
今回のご意見番
三木 要(みき もとむ)
[プロフィール]