TEAM SHACHI、改名後最大規模のパシフィコ横浜公演で新曲やソロ曲披露 新曲がアニメ『ドールズフロントライン』ED曲に&全国ツアーが決定
TEAM SHACHI
名古屋発ラウドポップユニット・TEAM SHACHIによる『TEAM SHACHI “OVER THE HORIZON ~はちゃめちゃ!パシフィコ!』が10月24日(日)にパシフィコ横浜大ホールで開催された。
メンバーがハチャメチャに盛り上がるオープニングVを終え、ステージ場にブラス民(ブラスセクション)の演奏と共に本日ライブを盛り上げる13人からなるダンス民(ダンスセクション)の面々が大きな旗をもって登場し、メンバーも新衣装で登場。一曲目は先日サプライズ発表された楽曲でこの日が初披露となる「番狂わせてGODDESS」からスタート。ダンサー民の熱量に応えるようなバンド民の激しい演奏により大迫力の登場となった。大黒の「みんな〜お待たせ〜」の掛け声とともにTEAM SHACHIに改名後の代表曲の一つといえる「わたしフィーバー」を届けた。
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勢いそのままで、いつもはライブ終盤に披露されることも多いお馴染みのナンバー「抱きしめてアンセム」を披露し、消費量多いダンスをブラス民とダンス民を入れての大迫力の演奏で会場を沸かせる。終盤での間奏ではラジオ体操のようなフリにて声を出せないタフ民(ファンの総称)も楽しそうにダンスをする様子はコロナ禍での新スタンダードな楽しみ方を発明しているようにも見受けられた。
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そして、メンバーがはけるとこの日の特別ゲストとなるパーカッションのnotchのソロが始まり会場はガラリとダンサブルな雰囲気に変わる。ダンス民が加わり、会場の一体感を煽るとソロ曲を披露する1人目となる大黒柚姫が登場。初披露となったソロ曲「One-One-Love」はサンバ調の楽曲で大黒なりのアイドルソングの進化系ともいえる。
そして、衣装チェンジしたメンバーが登場し「ケモノノハナミチ」を、机を使ったダンスを披露した「ラリラリホー」、ハードなギターのイントロからスタートしジャージ衣装にチェンジし「BASYAUMA ROCK」までノンストップでの圧巻のステージングを見せる。
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ストリングスで静けさを破る、ライブ人気曲「こだま」を壁面に投影された森林の映像を合わせた特別演出で披露。そして、メンバーによるスキャットパートが特徴的な間奏ではタフ民をスキャットに合わせたクラップで楽しませる。そのままのダンサブルな勢いに乗り「SURVIVOR SURVIVOR」を披露すると、それぞれハードな実力を持つバンド民によるサウンドで迫力がました「アイドンケア」へ。メンバー独自のダンスでタフ民と踊って会場を盛り上げた。
すると、会場モニターが客席で自身もTEAM SHACHIのファンであると公言するライブを観覧中のMCUを発見。MCUが颯爽とステージに登場し、「Rocket Queen feat.MCU」がスタート。過去に新潟でコラボした中越高校の学生達も映像で演奏する動画で登場し会場を盛り上げた。曲終了後のMCUのMCでは「発売して、秒でとったよ」とコメント。“タフ民”節全開のコメントに会場は笑いに包まれた。
唯一の年下メンバーながらファンからはしっかり者として知られる坂本遥奈の可愛らしさを存分に引き出した初となるソロ曲「Bunny」を披露。そのままいずれもこの日ライブ初披露となるメンバーソロ曲が続く。咲良菜緒のソロ曲「One way LOVE..?」はサビでボコーダーを使用した彼女の歌声が楽しめるテクノポップ調の一方通行な恋心を歌った楽曲。
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今回のライブの見どころの一つでもある早着替えでアルバム新衣装にチェンジし、「JIBUNGOTO」「HONEY」を歌い上げた。そして、「HONEY」も手がけた小出祐介(Base Ball Bear)つながりでタフ民からの人気も高い楽曲「colors」で会場を盛り上げた。幻想的なライトに包まれて披露された「まってるね」は秋本帆華のソロ曲で、秋本帆華作詞、川嶋あい作曲のアップテンポな楽曲。メンバー、ダンス民、ブラス民も再集合した「パレードは夜空を翔ける」では文字通りパレードを想起させる行進を取り入れたダンスパフォーマンスで会場を沸かせた。
ここでバンド民によるラウドなセッションが披露されると衣装を変えたメンバーが再登場し、「We are... 」を披露。ヘッドバンギングで会場のボルテージは最高潮にし「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」「AWAKE」「START」と怒涛の構成で盛り上げる。2月に開催を発表してから当日を迎えるまでの様々な想いを昇華するようなアッパーチューン「DREAMER」を披露。
暗転し、特報映像が流れアニメドールズフロントラインのタイアップが発表された。そのエンディング曲は今までのTEAMSHACHIとは少し違い曲間セリフがあったり、ダンスも世界を意識したものとなっている。そんなアニメの世界観が踏襲された楽曲「HORIZON」を披露して本編は終了。
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アンコールは、ブラス民を交えてリアレンジした新録バージョンで「乙女受験戦争」を、その勢いで「エンジョイ人生」を披露。
最後のあいさつでは秋本は「TEAM SHACHIになって3年、チームしゃちほこから数えて10年。路上でも、イベントでも、ステージでもどこでもやることは変わらないんですけど、今日ここパシフィコにたって、TEAM SHACHIになって最大規模のキャパですね。最高な景色を見て大きなステージに立ってる私たちを見てもらいたいと思いました。やっぱり大きなステージに立ちたいし、今でも十分幸せなんですけど、みんなが私たちを欲張りにさせてるの。このチームでもっといい景色が見たい。改めて、私たちが皆さんを武道館へ連れていきます」と締めた。
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最後はこの日の公演でシンガロングできないファンのために事前に声の素材の募集企画も行われた楽曲でもある「Today」。手を横に揺らしながら一体感を高め、来場したタフ民たちを前に力強く歌い上げた。
Photo by 鳥居洋介
また、来年2月11日(金 祝)宮城・Sendai PITを皮切りにスタートする全国11都市をまわるツアー『TOUR 2022 〜猪突!猛進!猛進!猛進!猛進!〜』の開催も決定した。
アニメ『ドールズフロントライン』第2弾PV