マームとジプシー×いわきアリオス『上演を展示するプロジェクト』による演劇作品『moment』の上演決定
マームとジプシー×いわきアリオス『moment』ビジュアル
演劇作家・藤田貴大が主宰する演劇団体・マームとジプシーと福島県いわき市のいわきアリオスが1年以上にわたる時間をかけて取り組んできた『上演を展示するプロジェクト』。
本プロジェクトの成果発表として、2021年11月26日(金)~11月28日(日)いわき芸術文化交流館アリオス大リハーサル室にて、演劇公演『moment』が開催される。
参加者とのワークショップを繰り返しおこない、平面作品から立体作品へと発展させてきたモチーフの数々を演劇として構築していく、本プロジェクトの最終作品。
藤田の作・演出、いわき市出身の俳優・長谷川洋子の出演による、福島・いわきでのみ上演されるクリエイションとなる。
公演情報
マームとジプシー×いわきアリオス
上演を展示するプロジェクトphase.3 演劇作品『moment』
[日時]
2021年11月26日(金)19:00開演
2021年11月26日(金)19:00開演
27日(土)14:00開演
28日(日)14:00開演※開場は開演の30分前
[会場]いわき芸術文化交流館アリオス大リハーサル室
(福島県いわき市平字三崎1番地の6)
[料金]全席自由3,000円/U25(25歳以下)1,500円
[作・演出]藤田貴大
[出演]長谷川洋子
※「moment」の詳細は、こちらのウェブサイトをご覧ください。
※上演を展示するプロジェクトの詳細は、こちらのウェブサイトをご覧ください。
プロフィール
藤田貴大(ふじたたかひろ)/FUJITA TAKAHIRO
マームとジプシー主宰、演劇作家。1985年、北海道伊達市出身。
2007年マームとジプシーを旗揚げ。以降全作品の作・演出を担当する。作品を象徴するシーンを幾度も繰り返す“リフレイン”の手法で注目を集める。2012年第56回岸田國士戯曲賞を受賞。以降、様々な分野の作家との共作を積極的に行うと同時に、演劇経験を問わず様々な年代との創作にも意欲的に取り組む。2016年第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2018年11月『書を捨てよ町へ出よう』(寺山修司作)で「フェスティバル・ドートンヌ・ア・パリ」に招へいされ、パリにて上演。
演劇作品以外では、エッセイ、小説、共作漫画など、活動は多岐に渡る。2020年7月には初の小説集「季節を告げる毳毳は夜が知った毛毛毛毛」を河出書房新社より出版。
マームとジプシー/MUM&GYPSY
藤田貴大が全作品の脚本と演出を務める演劇団体として2007年設立。俳優、テクニカルスタッフ共にほぼ同メンバーで活動するものの、カンパニー化はせず作品ごとに出演者とスタッフを集め創作を行っている。2012年よりオリジナルの演劇作品と並行して、他ジャンルの作家との共作を発表。あらゆる形で作品を発表し、演劇界のみならず様々なジャンルの作家や観客より高い注目を受けている。