氷川きよし、新曲 「群青の弦(いと)」ビジュアルが解禁
氷川きよし
氷川きよしが、2月1日(火)にシングル「群青の弦(いと)」を発売する。デビュー23年目となる2022年の新曲は氷川の演歌の真髄ともいえる作品となっており、「春の海」を作曲した盲目の箏曲師・宮城道雄を題材にした楽曲となっている。今作は作詩に原 文彦、作曲に岡 千秋、編曲は故・丸山雅仁さんの手によるもので、丸山さんの遺作ともなっている。4年前に制作しリリースタイミングを鑑みて温めていた作品でもある。
Aタイプ、Bタイプ、Cタイプそれぞれカップリング曲とジャケット写真を変えた3種類での発売となっており、カップリングにも演歌楽曲が3曲収録された。Aタイプのカップリング曲は「鼓」。恋の未練に堪えながら鼓を打つ鼓方を歌った作品。Bタイプのカップリング曲は「浮世 恋の騙し絵」。端唄の一節を取り入れた軽快な時代もの演歌となっている。Cタイプのカップリング曲は「明日が俺らを呼んでいる」。志す道を進む矜持を描いた男歌となっている。
またボーナストラックとして、氷川が「kii」名義で作詩した5作目となる楽曲「きみとぼく」を収録。昨年の2月に亡くなった愛犬「ココア」を歌ったバラード作品となっている。発売に先駆けて解禁されたビジュアルは、昨年の11月上旬に都内のスタジオで撮影。「群青の弦」のタイトルに合わせ、青の袴姿で背景に水面を反映させながら、凛とした表情を見せる氷川が様々なポーズをとったイメージとなっている。
氷川きよし コメント
いつも氷川きよしの歌を聴いてくださり本当にありがとうございます。
2月1日(火)に新曲「群青の弦(いと)」を発売させていただきます。この楽曲は箏曲師の宮城道雄さんをイメージしてを歌った作品となっています。宮城さんは盲目でいらっしゃったわけですが、そんな苦悩の中から「春の海」のような素晴らしい作品をお作りになられました。その宮城さんの思いを感じる作品を発売させていただきます。どんなハンデがあってもどんな苦しいことがあっても、乗り越えてそこでまた輝いていく、そんな思いにさせていただける一曲です。
そしてAタイプのカップリング曲が「鼓」。昭和の雰囲気がする朗々としたじっくりと聴いていただける演歌作品となっています。Bタイプのカップリング曲は「浮世 恋の騙し絵」。この曲は四方先生の特徴的なメロディが印象に残る一曲となっています。Cタイプのカップリング作品は「明日が俺らを呼んでいる」。この曲はオーソドックスな演歌が歌いたいと自分で発注した楽曲です。
そして全タイプのボーナストラックとして私の想いを描いた「きみとぼく」を収録しています。
28歳からずっと一緒に15年生活していた愛犬のココアが昨年2月16日に亡くなってしまったんですが、そのココアから見た目線の作品をkii名義で作詩させていただいて、木根尚登さんに作曲していただきました。
ぜひ多くの皆様にお聴きいただきたい作品になっています。氷川きよし「群青の弦」、どうぞ応援のほど、宜しくお願い致します。