劇団papercraft、新作公演の『殻』が開幕 舞台写真、作・演出の海路よりコメントが到着
『殻』舞台写真 撮影:野中うみ
2022年2月16日(水)浅草九劇にて、劇団papercraft 第5回公演『殻』が開幕した。この度、初日舞台写真、作・演出の海路よりコメントが到着した。
撮影:野中うみ
撮影:野中うみ
撮影:野中うみ
本作は、ものを無意識に捨て続けてしまう病、「ぽいほい病」に主人公が侵されたことで、人生が狂わされていく主人公と、そのルームメイトである男女3人を中心に、この「ぽいほい病」に侵されると駆除されてしまう世の中の物語が描かれる。
撮影:野中うみ
撮影:野中うみ
撮影:野中うみ
本作は、昨年10月にウエストエンドスタジオにて上演された『椅子に恋した娘』に次ぐ劇団papercraftの新作公演であり、フィクションの設定の中でリアルな会話が繰り広げられる、不思議な世の中を描いた不条理劇である。
撮影:野中うみ
撮影:野中うみ
撮影:野中うみ
そして、そんなものを捨て続けてしまう病に侵される男を、野島健矢が演じるほか、そのルームメイト役をさいとうなり、神田聖司、今川宇宙の3人が務める。またさいたまゴールド・シアターやハイバイに出演の井上向日葵、SUPER☆GiRLSの門林有羽ほか、個性豊かなキャストが名を連ねており、どのような役柄を演じるのか、注目である。
撮影:野中うみ
撮影:野中うみ
撮影:野中うみ
到着した舞台写真には、シンプルな舞台セット上に大量のティッシュペーパーが散りばめられており、弱冠22歳で本作の作・演出、また主宰を務める海路が、どのような世界を構築するのか、見どころのひとつである。
撮影:野中うみ
撮影:野中うみ
本公演は2月20日(日)までの上演となる。
海路(作・演出)コメント
これ果たして、悲劇なのか、喜劇なのか。リアルなのか、リアルでないのか。
ものを捨て続ける病にかかると、駆除される。これはそんな不条理なお話です。ただ不条理だからといって、意味が分からないかと言われたら、分かるような気もする。けど、やっぱり分からないような気も、しなくもない。
いつ何時だって、よく分からない他人のこと、社会のこと、その他何かのことに、一緒に浅草九劇という劇場空間で、巻き込まれて頂けたら幸いです。
公演情報
前売4,800円/当日5,000円(プレビュー公演4,000円)