井上芳雄と愛希れいかが「エメ」をデュエット『グリブラ』2/25放送は「ミュージカル指揮者の極意」とミュージックショー 出演者コメントが到着
(左から)井上芳雄、愛希れいか
WOWOWオリジナルミュージカルコメディ福田雄一×井上芳雄『グリーン&ブラックス』の2022年2月25日(金)#59は、『夢のミュージカル講座「シークレット・ゼミ」』より、“ミュージカル指揮者の極意”とミュージックショーが放送される。
「楽屋の隣にはなんと、稽古場が存在していた!」ことが判明し、ミュージカル俳優が奥深いミュージカルの世界を楽しく学ぶことができる企画、『夢のミュージカル講座「シークレット・ゼミ」』。
今回は、劇団四季で数多くの作品をレギュラー・コンダクターとして指揮し、その後もミュージカル作品、クラシック・コンサートや、映画やドラマなどの音楽の録音、宝塚歌劇団の音楽指揮など幅広く活躍する、指揮者の上垣聡が稽古場に登場。
レギュラー出演の井上芳雄を始め、川久保拓司、瀬奈じゅん(※五十音順)が、ミュージカル指揮者ならではの極意を学ぶ。
『夢のミュージカル講座「シークレット・ゼミ」』より
『夢のミュージカル講座「シークレット・ゼミ」』より
上垣がスタジオで実際にタクトを振って実演し、指揮者が俳優の呼吸に合わせて音楽を導いていくという驚きの奥義が明かされる。さらに上垣とともにピアニストの桑原まこも登場し、井上、川久保、瀬奈が指揮を振っての即興曲演奏にも注目だ。
『夢のミュージカル講座「シークレット・ゼミ」』より
『夢のミュージカル講座「シークレット・ゼミ」』より
そしてミュージックショーのコーナーでは、井上と元宝塚歌劇団月組トップ娘役の愛希れいかがミュージカル『ロミオ&ジュリエット』より「エメ」をデュエット。
(左から)井上芳雄、愛希れいか
さらに昨年上演し大盛況に幕を閉じたミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』より、刑事アンダーソン役と“ジャック・ザ・リッパー”と呼ばれる殺人鬼役の二役で出演した加藤和樹がジャック役のナンバーである「こんな夜が俺は好き」を披露する。
加藤和樹
加藤和樹
▼夢のミュージカル講座「シークレット・ゼミ」“ミュージカル指揮者の極意”
【井上芳雄からのメッセージ】
ミュージカルの指揮に特化して話を聞くことはあまりないと思うので、とても勉強になりましたし、しっかり楽しんじゃいました。観客の方々も、コレを知っているのと知らないのとでは舞台の見方がだいぶ違うんじゃないかなと思うくらい、興味深い回になっています。ぜひ楽しみにご覧ください!
【上垣聡からのメッセージ】
今回、皆さんに即興でやっていただいた「自分の気持ちを伝える」といったことを、僕は割とレッスンに取り入れています。三人三様、気持ちが伝わったり、伝わらなかったり(笑)、それぞれとても面白かったです。20人くらいのオケを前にしてやるとまた全然違ってきますので、それはまたいつかやってみたいですね。
【瀬奈じゅんからのメッセージ】
すみません、仕事を忘れて楽しんでしまいました(笑)。指揮とのあいだに何かが生まれた瞬間を感じて、ソロでもこんなに孤独じゃないんだ、一緒にいてくださっていたんだ!ってことに今更ながら気づいて反省した私です。今回は、芳雄さんのプリンスブレスをぜひ聴いていただきたいし、TJ(川久保拓司)のフリースタイルもぜひ見ていただきたいですね。今後ミュージカルを見る時の楽しみ方が、一つ増えるのではないかなと思います。
【川久保拓司からのメッセージ】
これまでは、舞台で「こうしなきゃ」と独りよがりでやっていたんだなと、やっと気づきました。この“ミュージカル指揮者の極意”の短い時間の中で、お互いに感じながらやるとすごく楽しい!ミュージカルってこういうふうにやるんだ!って目からウロコでしたね。これを見れば、カーテンコールで俳優たちがオケの皆さんに心から拍手を贈る、その熱を理解していただけるのではないかと思います。エンジョイしてください!
▼「エメ」(ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』より)
【井上芳雄からのメッセージ】
この曲、もちろん聴いたことはありましたけど、今まで歌ったことがなかったんです。歌ったら転調、転調で、こんなに難しい曲だったんだ!とビックリして、緊張しましたね。だからもう歌わない!…いえ、ちゃぴ(愛希れいか)が来た時だけ、歌うことにします(笑)。またひと味違う大人の「エメ」を、大人だって歌っていいんだぞ〜!という感じをお届けできればいいなと思います。
【愛希れいかからのメッセージ】
そういえば芳雄さんの「エメ」は聴いたことがないなと、やっぱりプリンスのロミオが観たいと思って、この曲をリクエストさせていただきました。芳雄さんとはミュージカル「エリザベート」で、エリザベートとトートとしていつも戦っていて(笑)、こんな甘いデュエットをしたことがなかったので新鮮でしたし、嬉しかったです。「エメ」はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のナンバーの中で、二人が一番愛し合っている時の曲なので、ご覧になる方にワクワクしていただけたらいいなと思っています。
▼「こんな夜が俺は好き」(ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』より)
【加藤和樹からのメッセージ】
この曲は日本で初演されたミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』のジャックの一番のソロナンバーで、僕が韓国でこの舞台を観た時に「音楽ライブかな!?」と思ったくらいにノリのいい曲なので、今回も音楽ライブだと思って歌わせていただきました。「グリブラ」でこれだけがっつりメイクして歌うことはあまりないので、すごくテンションが上がって楽しかったです。今回の放送でこの曲に興味を持っていただき、またこの作品で皆さまにお目にかかれたら嬉しいなと思っています。