室 龍太主演、コロナ禍で全公演中止となった『ON AIR ~この音をキミに~』 脚本を改訂し、夏に上演決定
『ON AIR ~この音をキミに~』
2020年に上演を予定するも、コロナ禍で全公演中止となった『ON AIR ~この音をキミに~』。この度、脚本改訂し、2022年7月・8月に上演することが決定した。
本作は、『99.9 刑事専門弁護士』シリーズ、『極主夫道』、『探偵が早すぎる』などを手がけた脚本家で、さらに地元・神戸を拠点とした劇団PEOPLE PURPLEの主宰の顔も持つ宇田 学が書き下ろす完全オリジナルストーリー。とある地方のラジオ局を軸に、混沌とした現代で懸命に生きる人々の姿を映しだす作品。
主演を務めるのは、2020年でも主演に決まっていた室 龍太。物語の主人公である、音響効果を行う音効マンの桜木真を演じる。伝説の音効として本物の音にこだわり名を馳せる彼は、年が離れた目の不自由な妹に世界中の音を聞かせたいと旅に出る、気が優しく、今の時代には珍しいほどの男気がある、明るい青年という役どころだ。
なお、今回脚本改訂により、新たなキャラクターの登場が決まっているが、キャストの発表は後日となる。
彼の名前は桜木 真。 目の見えない妹の鈴とともに東京からこの小さな町に引っ越してきたのだ。
真は、 音響効果を行う音効さん。 あるゆる街の音を録音する。
それは目が見えない鈴のためでもあり、 音には人を救うチカラがあると信じているからだった。
「ラジオは聴いて楽しいだけじゃない。 人の悩みを解決する場所だ。
顔が見えないからこそ本心を打ち明けられる場所なんだ」
真が勤めることになった町のラジオ局「FM フレンド」。 ネット社会の御時世、 聴取率も振るわず、 予算の関係上、 2か月後に閉じることが決まっていた。
町役場の職員、 茜はその予算を防災などインフラ整備のために充てるという。
お互い町のためを考えているが意見が合わない。
だが、 真はラジオの力を信じ、 町の高校生の明人も巻き込み、 局の存続に向け動き出す。
宇田 学 コメント
テレビは一方的、ラジオは双方向。
僕の勝手なイメージです。
昔から、 深夜にラジオを聴くことが多かった。
世の中が寝静まった夜に、どこかの誰かと繋がっている。
そんな気分にさせてくれたのが僕にとってのラジオです。
真面目なことや、馬鹿なことまで想像がどこまでも広がっていった。
僕が作家として、想像を広げていけるのはおそらくラジオのおかげであり、
今回の舞台はラジオへの恩返しみたいなものです。
室さんをはじめ、素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんとご一緒できることを光栄に思います。
少し笑って少し泣けて、 ラジオっていいなぁって、帰り際につぶやいてもらえる舞台を目指します。お楽しみに。
室 龍太 コメント
こんにちは室龍太です。
2020年に上演する予定だった舞台『ON AIR~この音をキミに~』が、2年の時を経て2022年7月に上演することが決定しました。
本当に心から嬉しく思います。
TVをつければ心が痛むニュースが多い世の中ではありますが、この作品を観ていただいた皆様の明日への活力に少しでも貢献できるように舞台の上から精一杯、作品をお届けしたいと思います。
素敵なキャストの方々、スタッフの皆さんと協力して、素敵な作品をお届けしたいと思います。
是非、 劇場にてお待ちしております。
公演情報
作・演出:宇田 学
<東京公演>
日程:2022年7月28日(木)~8月7日(日)全16公演
会場:新国立劇場 小劇場
お問い合わせ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00-15:00)
日程:2022年8月13日(土)・14日(日)全3公演
会場:京都劇場
お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(月~土 11:00~16:00)
(東京・京都共通):9,300円(全席指定/税込)
一般発売日:東京公演 6月18日(土)AM10:00~
京都公演 7月10日(日)AM10:00~
公式Twitter:@OAkonooto