朝夏まなと×中河内雅貴×実咲凜音インタビュー ミュージカル『モダン・ミリー』は「見逃さないでほしいところしかない!」
――(笑)。『モダン・ミリー』はお衣裳がとても素敵だと伺っていますが、ご自身の役のお衣裳で気に入っているポイントはありますか?
朝夏:あります! 私、20年代のヘアアクセサリーが大好きなんです。あの時代ならではの独特なデザインがすごく好きなので、今回つけられるのが嬉しいです。
実咲:あ〜つけてましたね!
――実咲さんはいかがですか?
実咲:私の衣裳……?
朝夏:大きいお帽子被ってなかった?
実咲:あ、そうですね! 久しぶりに被らせてもらいました! 衣裳、本当にかわいかったですよねえ。前回の稽古場では女性キャストの衣裳合わせまでさせてもらっていて、すごくおしゃれだなと思って見ていました。目で見ても楽しめる作品だと思います。
中河内:女性陣の衣裳、めちゃくちゃ素敵ですよね。僕もその年代の文化やファッションが結構好きなんです。ちゃんと時代の流行を取り入れていて、しかも今の人たちが着ても似合う。やっぱりいいものはいいものなんだなと改めて感じました。ただ、自分の衣裳のことは全く覚えていないです(笑)。
中河内雅貴
――それでは舞台で拝見するのを楽しみにしています(笑)。音楽もとても魅力的だとみなさん製作発表でおっしゃっていました。好きな楽曲やシーンがあれば教えてください。
中河内:幕開きのオーバーチュアは、まるでテーマパークに来たかのような感覚になります。あの音楽を聞くと、「あ〜ブロードウェイミュージカルだ!」と感じることができます。訳詞も素晴らしくて、ジミーがミリーと一緒に歌う曲があるんですけど、その曲もずーっと頭に残っていますし、気がついたら口ずさんでるくらい印象に残る良い曲なんですよ。聴いていて、耳にも心にも残るんです。
朝夏:名言出た! 耳にも心にも残る音楽!
中河内:うわー、なんか恥ずかしい!(笑)
朝夏:(笑)。メロディラインがどの曲もきれいなんですよね。似ている曲はないんですけど、どの曲もとにかくメロディがきれいなんです。前回はバンド合わせまではできなかったので、あの音楽をバンドの生演奏で聴けるのがすごく楽しみです。
実咲:私が覚えているのは、まぁ様と一緒に歌っていた物語序盤のデュエット曲!
朝夏:かわいいデュエットだったね。
実咲:お互い言っていることが噛み合っていないようで、噛み合っているという曲でした(笑)。
朝夏:同じキーの曲を二人で歌っているのは新鮮でしたねえ。
実咲:そうなんですよ! あと、ミリーがジミーのことを想って歌うソロ曲があるんですけど、それもすごく素敵な曲。やっぱりメロディラインが美しくて、「きれいだなあ」と思いながらいつも聴いていました。