ガウェイン卿と緑の騎士の“首切りゲーム”を描くダーク・ファンタジー A24製作の映画『グリーン・ナイト』日本公開が決定
映画『グリーン・ナイト』 (C)2021 Green Knight Productions LLC. All Rights Reserved
映画『グリーン・ナイト』(原題『The Green Knight』)が11月25日(金)より日本で劇場公開されることが決定した。
『グリーン・ナイト』は、J・R・R・トールキン(『指輪物語』など)が現代英語に翻訳し、広く親しまれてきた作者不明の14世紀の叙事詩『サー・ガウェインと緑の騎士』を原典とした映画。デヴィッド・ロウリー監督(『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』が脚色し、メガホンをとって映像化したものだ。
映画『グリーン・ナイト』 (C)2021 Green Knight Productions LLC. All Rights Reserved
本作で描かれるのは、アーサー王の円卓の騎士の一人として知られる、ガウェインの物語。アーサー王の甥として、恵まれた環境で怠惰な日々をおくるサー・ガウェインは、まだ正式な騎士ではなく、人々に語れる英雄譚もない。そんな彼がクリスマスの日に、異様な風貌の“緑の騎士”から恐ろしい首切りゲームを提案される。その日から呪いと厳しい試練が始まった。気が触れた盗賊、彷徨う巨人、言葉を話すキツネなど、生きている者、死んでいる者、そして人間ですらない者たちが次々に現れ、ガウェインの旅路を導いてゆく。
主人公・ガウェインを演じるのは『スラムドッグ$ミリオネア』や『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』などで知られるデヴ・パテル。また、『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデルが、一人二役で共演。そのほか、ジョエル・エドガートン、ショーン・ハリス、バリー・コーガンらがキャストに名を連ねている。また、製作には、『ミッドサマー』や『ライトハウス』などのA24が参加している。
映画『グリーン・ナイト』 (C)2021 Green Knight Productions LLC. All Rights Reserved
『グリーン・ナイト』は11月25日(金)TOHOシネマズ シャンテ ほか全国ロードショー。