Knight A - 騎士A -が今リスナーへ伝えたいこととは? 新たな出発点となる東京ガーデンシアター公演へ向けて“ライブ”をテーマにインタビュー
-
ポスト -
シェア - 送る
Knight A - 騎士A -
YouTubeやTikTok、ツイキャス等の動画配信サイトで活動する5人組ユニット・Knight A ‒ 騎士 A ‒が、9月24日・25日に東京ガーデンシアターにて『Knight A ‒ 騎士 A ‒ ONEMAN LIVE 2022 SUMMER「Show Time」』を開催する。
本記事ではメンバー5人に登場してもらい、“ライブ”をテーマに語ってもらった様子をお届け。ステージに立っているときの心境やライブ当日の過ごし方、そして東京ガーデンシアター公演へ向けて「SPICEの読者さんだけにこっそりお伝えしちゃいます!」と明かしてくれた、とある新情報も……。
――8月3日にリリースされた1stフルアルバム『Knight A』は、Knight A - 騎士A -(以下、騎士A)の幅広い表現欲と表現力がよりいっそう花開いた、オンリーワンとしての強烈な存在感を示す作品だけに、リスナーの方たちからの反響も大きいと思います。それぞれに、どんな手応えを感じていますか?
そうま:SNSを通じて、「何度も聴いてます」「届けてくれてありがとう」という声を本当にたくさんもらっていて。日々のツイキャス生放送やYouTubeの動画撮影、ライブ(8月開催予定から9月に延期となった『Knight A ‒ 騎士 A ‒ ONEMAN LIVE 2022 SUMMER「Show Time」』)に向けての準備も重なってすごくタイトなスケジュールの中で完成させたフルアルバムだったんですけど、頑張ってよかったなって心から思えています。
しゆん:メンバー全員が、作詞にも挑戦して。そうま以外の4人は初めての試みだったんですけど、自分がなにを伝えたいのか、どういう言葉ならみんなに喜んでもらえるのか、ということに真剣に向き合ったことで作品に対する思い入れがよりいっそう強くなったし、リスナーのみんなにも大事にしてもらえる作品になったんだなと感じていてすごく嬉しいです。
ばぁう:ゆきむら。の卒業をきっかけに自分たちを見つめ直すこととなり、葛藤しながらも挑んだ初めてのフルアルバム制作、初めての作詞。リスナーの心をつかむ最高の作品ができたと確信してる。
まひとくん。:いろいろな壁を乗り越えてきた僕たちからリスナーさんに伝えたい想いを、それぞれが書いた歌詞や歌声に詰め込んだのが『Knight A』。活動の軸である生放送で、「学校のお昼の放送で『Knight A』の曲を流してもらったよ」というコメントももらっているんですね。それだけ騎士Aのことをみんなが好きでいてくれているんだ、リスナーじゃない人の前でかけても恥ずかしくない、かっこいい作品にできたんだと思うと本当に嬉しいし、誇らしさもあります!
てるとくん:初めて作詞するにあたっては不安もあったんですけど、SNSや生放送のコメントで、リスナーさんから嬉しい言葉をたくさんいただいていて。そうまくんが言ったみたいになかなか大変なスケジュールで苦しさもあったんですけど、リスナーさんに届けられてよかったって思っています。
――9月24日と25日には、東京ガーデンシアターにて『Knight A ‒ 騎士 A ‒ ONEMAN LIVE 2022 SUMMER「Show Time」』と題した5thライブが開催されます。『Knight A』の曲たちも披露されることと思いますが、中でも楽しみにしている楽曲を挙げるなら?
てるとくん:僕は、実写MVを撮ってライブタイトルにも掲げている「Show Time」です。これまでで一番ダンスの難易度が高いんですけど、メンバーみんな一致団結して練習しているので。注目してほしいです。
そうま:僕のいち推しは、自分が作詞をしている「真世界」です。“新騎士Aがこれからどう活動に向き合っていくのか”をテーマにした決意の狼煙を上げる楽曲なんですけど、ライブでは曲に合った新しい演出で魅せようと思っているので。これ、SPICEの読者さんだけにこっそりお伝えしちゃいます!
まひとくん。:騎士Aの代表曲と言ってもいい「決戦エンドレス」、その“Remix ver.”を『Knight A』に収録していまして。これまでのライブでは6人でダンスをしていましたけど、5人での初ライブとなる東京ガーデンシアターのステージで、新しく生まれ変わった「決戦エンドレス Remix ver.」を披露! 自分の作詞した「ヒバリ」をみんなに直接お届けするのも楽しみだし、期待しててほしいです!
ばぁう:自分は「Steal」「Ⅴ Ace」の2曲で作詞をしたんですけど、特に「Ⅴ Ace」は絶対にライブで映える曲。<騎士 A>っていうコールの部分は、声を上げることができなくてもみんなで手を上げて盛り上がって最高の時間になると思ってる。
しゆん:僕は、自分が作詞した「Attention Lies」を推したいです。ライブでみんながあっと驚くようなギミックが用意されているかもしれないので、楽しみにしていてほしいな。あ、アルバム収録曲についていろいろ語らせてもらった前回のメールインタビュー記事(記事はページ下部より)も、ライブ前にあらためて読んでおいてもらえたら嬉しいです。
――みなさんの言葉で、ライブに向けての期待感がますます膨らみます。豊洲PIT公演に始まり、2度の横浜アリーナ公演、幕張メッセ公演と、ステージにおいても無比のグループであることを示し続けている騎士Aですが、もともと希有な輝きを放つ歌声だけでなく、ダンスパフォーマンスもものすごいスピードで磨かれていて。どうしてそれが可能なのでしょうか。
そうま:会場に足を運んでくれるリスナーさんに喜んでもらえるなら、やったことがないことにもどんどんチャレンジしたい。メンバー全員、その気持ちがすごく強いんです。
てるとくん:ライブの演出ついてみんなで話し合うときも、リスナーさんを楽しませたい!っていうことを第一に考えるもんね。
ばぁう:リスナーさんが推してくれている以上、ダサい姿は見せたくないし、かっこよくありたい。
しゆん:それに尽きるね。
まひとくん。:うん、同じくっ!!
――みなさん、もともとダンス経験があったりは……。
全員:ゼロです!
しゆん:全員、ないよね。
てるとくん:うん。僕は学校で「ソーラン節」を踊ったくらい(笑)。
まひとくん。:だから、「決戦エンドレス」のMV撮影に向けての初めてのダンスレッスンのときなんか相当苦労したよね(苦笑)。
そうま:最初、マジでヤバかったよね。
まひとくん。:「決戦エンドレス」のMV撮影前日……っていうか当日の朝5時までみんなで練習したり、それぞれ個人練習も重ねて。
――よりよいものを届けたい、かっこいい自分たちを見せたい、と思えばそれも苦ではないわけですか。
ばぁう:いや、苦でしかない、しんどい(笑) 。個人的には、ダンスはやっぱり得意じゃないし。でも、自分たちが見せたい姿、理想がある。そういう気持ちがすごくある。成し遂げて、喜んでくれるリスナーさんの姿を見られれば、すごく報われるから。
まひとくん。:ライブは、みんなに直接会えるすごく大切な機会。好きな人に喜んでもらいたい、好きな人の前でかっこよくありたいっていう想いはすごくある。
まひとくん。、ばぁう、てるとくん
――ステージに立っているとき、この人かっこいいな、この人すごいな、とお互いに思う瞬間もあったりして?
そうま:ありますあります。5時間くらい語れますよ(笑)。まひとくん。やてるとくんはとにかくかわいさが目立つし、俺を見てくれ!っていうばぁうはいつだってバチバチにかっこいいし、しゆんはさりげなく見せるんだけどそのさりげなさが際立つし顔で攻撃してくるし……。
しゆん:顔で攻撃って(笑)。
そうま:ごめんごめん(笑)。でもホントそういうとこも好きだからさ。僕たちはお互いをリスペクトしていて、ひとりひとりの個性や魅力を大事にしたいし、それぞれの全力に刺激もすごく受けるんですよ。かわいいだけじゃなくてかっこいいとか、かっこいいだけじゃなくてかわいいとか、そういうギャップもいいなと思います。
ばぁう:本番では必ずバシっときめるしね。リスナーの前に立つと途端に“落としてやろう”っていう男の目つきになるところも好き。
てるとくん:みんなすごく堂々としているし、そうまくんが言ったみたいに全力だし、ステージに立つときが一番輝いているなっていつも思います。
しゆん:騎士Aのメンバーってホントにアツい人間だなって普段から思っているんですけど、それが一番わかりやすく出るのがステージっていう勝負場で。たまに目配せする瞬間とか、自分たちのすべてをリスナーにぶつけてマジの一体感が高まる瞬間、めっちゃ好きです。
まひとくん。:わかる! 本番直前、みんなで集まって気合い入れのコールをするんですけど、騎士Aで初めてステージに立った僕は、そのコールにすごく助けられているような感覚もあって。みんなで高め合ってリスナーさんを楽しませよう、全力でやろうっていうメンバーの本気な顔、めっちゃかっこいいなって! 騎士Aは裏側までかっこいいんです!
――裏側までかっこいいとは、さすが。そんなみなさんのライブ当日のすごし方も気になります。
ばぁう:これ、チョケてる(ふざけた)話なんですけどいいですか?(笑) かっこいいを届けるために、みんなライブの日に向けてめちゃめちゃ身体を鍛えてくるんですけど、ライブ当日は食べていい、みたいな暗黙の了解があって。
まひとくん。:というか、本当は食べたいけどかっこいい自分でありたいから食べたくない、みたいな相反する気持ちが五分五分くらいである中、突然ジャンケンが始まって負けたら食べなきゃいけないんですよ!!(笑)
ばぁう:それをやってるのは俺とまひとくらいなんですけど(笑)。
まひとくん。:出さなきゃ負けよ、でほかのメンバーが強制参加させられることもたまにありつつ(笑)。
そうま:あと、メンバーに「食べていいかな?」って聞いて、「いいよ」って言われたら罪悪感がなくなるっていうのもある。
てるとくん:僕、毎回そうまくんの背中を押してます(笑)。
まひとくん。:背中押すどころか、「食べなきゃ損だよ、後悔するよ」って言ってたりもするよね(笑)。
――悪魔のささやきが(笑)。
ばぁう:っていう感じで、ライブ当日は緊張感はないよね。
まひとくん。:うん。それぞれ、当日までにちゃんと仕上げてきてるからね。
ばぁう:ライブ当日も、配信での仲良い感じとホントに変わらない。
そうま:ふざけ合ってホント仲良いよね(笑)。
しゆん:だね。あと、会場に来てくれるリスナーのみんなを喜ばせるっていうのは大前提で、その日来られないリスナーも含めての騎士Aだと思っているから、ライブ当日も時間を見つけては写真や動画をできるだけTwitterにあげて。
ばぁう:ライブに来られないリスナーに寂しい想いをさせたくないし、みんなでこの日を、この場所を勝ち取ったんだよ!っていうことを伝えたいから。
まひとくん。:ライブが終わったあとも、欠かさずに配信をしたりとか。ライブはもちろん、自分たちのホームであるインターネットでの活動は、やっぱり大事にしたい。
――全身全霊で臨んだライブのあとですから疲れていることと思いますが……
しゆん:はい、めっちゃ疲れてます!(笑)
――でも、リスナーの方たちに喜んでもらいたい。その気持ちが原動力になっているわけですね。
そうま:そうですね、本当に。
てるとくん:みんなに喜んでもらいたい!の一心です!
ばぁう:このあふれる想いを伝えたい!っていう一心でね。
しゆん、そうま
――なんてリスナーさん想い。ちなみに、ステージに立っているときの自分、それぞれにどんな状態なのでしょう。
しゆん:リスナーのみんなは、それはもう期待してライブ会場に足を運んでくれるわけで……僕にとって、ステージは戦場なんですよ。こういうライブにしたい、こういうパフォーマンスをしたいっていう自分の理想を叶えられるのは自分だけ。横を見ればメンバーが、前を見ればリスナーのみんながいても、自分との闘いの場でもあるステージで孤独を感じる瞬間もあります。だからこそ、自分のカラーのペンライトを振ってくれている人の存在はありがたいし、本当に心強いです。「たくさんの人がペンライトを振る中で自分のことは見つけてもらえないよね」って思っている人がいるとしたら、これは声を大にして伝えたい。
てるとくん:うんうん。僕はライブをするようになった最初のころはいろいろ精一杯で緊張もしたんですけど、僕たちのことを好きな人たちの前で緊張する必要はないよなと思うようになって。今はとにかくリスナーさんに楽しんでもらいたいし、自分自身も全力で楽しんでいます。
ばぁう:自分の感覚としては、ライブ特有のドキドキ感って学校の発表会的な感じに近いと思ってます。
しゆん:わかるわかる。
ばぁう:騎士Aを組む前、初めての自分のワンマンライブのときなんかは、めちゃめちゃ緊張してズタボロだったんですけどね(苦笑)。今は横を見れば笑っているメンバーの顔があるし、目の前にはペンライトを一生懸命振ったり、手を振ったら振り返してくれたりするリスナーがいてくれているので、緊張はもうしないな〜。かっこいいところはバシっと見せつつ、自分のカラーのペンライトを振ってくれているリスナーさんのことをよく見て手を振ってあげよう、ということを心がけてる。
まひとくん。:騎士Aで初めてステージに立つようになった僕は、3rdワンマンくらいまではすごく緊張していて、最初のころは足の震えが止まらなかったりしたんですけど、4thワンマンの幕張メッセ公演からは余裕が出てきて、ファンサもできるようになって。見渡せばペンライトのきれいな光が瞬いているし、楽しい時間があっという間にすぎてしまうステージは夢の国みたいなだなって思ってます。
そうま:自分を応援してくれているリスナーさんは彼女目線で見てくれているな、本気で好きになってくれているなって感じていて。そういうリスナーさんと作り上げるライブは、僕にとってデートなんですよ。
ばぁう:いいこと言うなぁ。
そうま:ステージと客席の距離が離れていたとしても、心はゼロ距離。そういうデートをこれからも重ねていきたいなって。あとですね、個人的な話をさせてもらうと……僕の両親は他界していて、父にライブを観てもらうことはできなかったんですけど、母には騎士Aの初めての横浜アリーナ公演を観てもらうことができて、すごく喜んでもらえたんですよ。なので、他界後はライブの楽屋に母の写真を飾っていまして。
――いつでもお母様が見守ってくださっているのですね。
そうま:そうですね、だから安心感があるというか、緊張しないのかもしれないです。
ばぁう:俺もね、勇気もらってるよ。
てるとくん:一度、帰るときにお母さんの写真忘れそうになってたけどね(笑)。
そうま:そうそう、危なかった(笑)。母は配信もよく観てくれて、メンバーのことも大好きだったので、これからも見守ってもらいたいです。メンバー、リスナーさん、家族、スタッフさん、……本当にたくさんの人に支えてもらっているし、それってありがたいことだなと思います。
Knight A - 騎士A -
――5人と、騎士Aを愛する人たち。一体となった想いや熱量によって、『Knight A ‒ 騎士 A ‒ ONEMAN LIVE 2022 SUMMER「Show Time」』もまた、素晴らしい公演になりそうです。会場に足を運んでくれるリスナーの方たちに、あらためてどんなことを伝えたいですか?
まひとくん。:5人体制になって初めてのライブになるわけですけど、やっぱり騎士Aってかっこいい!って思ってもらえるような、「Show Time」の歌詞のように<魅せつけるよNo.1>な姿を見せます。あと、たくさんファンサします!
しゆん:ゆきむら。が卒業してしまったのは残念だし哀しいことなんですけど、だからこそ頑張らなきゃいけない!っていうことで、グループとしての団結感がますます増しているんですよ。騎士Aはこれからもおまえらと一緒に進んでいくからしっかりついてこいよ!ということを伝えたいし、騎士Aの新たな幕開けを見届けてほしいです。
ばぁう:まさに、東京ガーデンシアター公演は自分たちにとって新たな出発点。これまでで一番頑張らないといけないし、想いを伝えないといけないし、存在意義を示さないといけないライブになるなと思っています。まひとが言った通り、<魅せつけるよNo.1>でしかないし、俺たちはもっとすごい景色を見せられるっていう可能性も感じさせたい。沸き殺すぐらいの気持ちって事。
そうま:マジで決戦だよね。1秒たりとも気を抜いちゃいけない舞台だし、最初から最後まですべてが俺たちの物語なんだっていうことをリスナーさんひとりひとりに伝えたい。ライブが終わった次の日も、1週間、1か月、半年、1年、5年、その先も、振り返ったときに“やっぱり私たちの騎士Aだったんだ”と振り返ってもらえるような、語り継がれるようなライブにします。
てるとくん:5人体制になって、8月に予定していた公演ができなくなって。期待だけでなく不安も抱いて会場に足を運ぶリスナーさんもいると思うんですけど、僕たちは5人でも最強なので。まひとくん。、ばぁうくんが言ったように<魅せつけるよNo.1>でしかないし、自信を持って最高のステージを約束するので、楽しみにしていてください。
――並々ならぬ決意と覚悟、ひしひし伝わってきます。
ばぁう:ばぁう:メンバーみんな、何事も毎回これが最後っていうくらいの気持ちで全力でぶつかっている。続けるんだったらもっと上に行く。認めてくれたリスナーがいてここまで居てくれるのだから。掴むのは一番。俺達について来れば俺達にしか見せれない景色を見せるもっと大きなことをやりたい。挑戦してお前に勇気を与えたい。俺達と君とで掴んだんだよって。騎士Aを推してよかった、必ず思わせる。ここまで見たお前について来て欲しい。俺たちがOnly1かつ No.1。俺達について来いよ。
取材・文=杉江優花 撮影=菊池貴裕
関連記事情報
ライブ情報
2022年9月24日(土) [OPEN/START]17:00/18:00
2022年9月25日(日) [OPEN/START]11:00/12:00
2022年9月25日(日) [OPEN/START]16:00/17:00
[会場]
東京ガーデンシアター