Ayase、自身がボーカルを務めるオリジナル曲「飽和」をサプライズリリース ミュージックビデオも公開
Ayase
YOASOBIのコンポーザーとしても活動し、さまざまなアーティストへの楽曲提供も行っているボカロPのAyase。昨年、初共演が話題となったLiSA×Uru「再会」をはじめ、Hey! Say! JUMP「千夜一夜」や人気スマホゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』ユニット「Vivid BAD SQUAD」などへの楽曲提供、8月には女優で歌手としても活動する森七菜の楽曲「深海」を手掛け、10月15日(金)リリースのLiSA新曲「往け」の作曲も担当。
そんなAyaseが、本日・9月30日(水)に突如、書き下ろし楽曲「飽和」と、「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」への提供楽曲「シネマ」セルフカバーをコンパイルした両A面シングルを配信リリースした。「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」は、本日がサービスイン2周年。常日頃から、自身の出自でもあるボーカロイドカルチャー、初音ミクへの愛を語ってやまないAyaseなりの祝辞として、先述の「夜撫でるメノウ」以来およそ一年ぶりのボーカロイド楽曲セルフカバーの発表となった。自身が投稿した初音ミクバージョンのYouTube再生数は1,000万回を超える。もとよりメッセージ性の強い楽曲が、Ayase自身の歌唱によりさらに熱を帯び、聴くものの心に強く訴えかける仕上がりとなっている。
そして表題曲となる「飽和」は、Ayase歌唱としては初の完全オリジナル楽曲。別れに直面して語られる痛々しいほどストレートな歌詞が、繰り返されるメロディに乗って心に突き刺さってくる1曲だ。自身がコンポーザーとして参加するユニット・YOASOBIでは見られない、本人歌唱であるからこそ表現される生々しさが、艶やかなボーカルと相まって強い説得力を持っている。この2曲を味わいながら、今後より本格化していくであろう彼のソロプロジェクトにもぜひ期待をしてほしい。
Ayase コメント
大切な人と長い時間共に過ごすと、色々な部分がどんどんと似ていって、時折相手のことを自分自身のように感じたり、自分の中に相手の存在を感じることもある。そんな二人のようで一人のような、お互いの当たり前を重ねた日々は終わって、一つの存在はまた二人に戻った。現実にはもう自分のそばに居ないのに、自分の中に出来上がってしまった大切な人の存在が未だ溶け切れず混ざり切らないでいる。共に生きたかけがえのない時間をかけがえのない思い出に変えるために、溶けずに残った記憶の中の大切な人へ、本当のさよならを伝えるために書いた歌です。
「飽和」 Official Music Video ※2022年9月30日(金) 20:00よりYouTubeプレミア公開