古代の名品から最新のアートまで勢揃い! 2022年秋から春先にかけて足を運びたい展覧会6選(鑑賞券プレゼントあり)

コラム
アート
2022.10.20
2022年秋から春先にかけて足を運びたい展覧会6選

2022年秋から春先にかけて足を運びたい展覧会6選

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夏の暑さが過ぎ去って秋が到来すると、今までと違う場所へ足を運びたくなる。秋といえば、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋などさまざまだが、忘れたくないのが「芸術の秋」だ。ここでは、ジャンルも時代も飛び超えた、彩り豊かな2022年秋の展覧会を紹介しよう。

特別展『動画クリエイター展』で、YouTuberたちの活躍を実感!
日本科学未来館 2022年10月8日(土)~2023年4月2日(日)

特別展『動画クリエイター展』

特別展『動画クリエイター展』

作家やアーティストなど、クリエイティブな仕事に携わる人の中で、特に今、活躍が目覚ましいのが動画クリエイターである。本展では、はじめしゃちょーやフィッシャーズなど、様々なジャンルで活躍するYouTuber9組を紹介。会場では撮影スタジオなどが再現されており、撮影や編集などができるブースも体験できる。活躍中の動画クリエイターに関し、展覧会という、普段動画を見ているのとはまた別の切り口で知ることができる貴重な機会だ。

国宝89件が揃い踏み! 特別展『国宝 東京国立博物館のすべて』
東京国立博物館 平成館 2022年10月18日(火)~2022年12月11日(日)

『国宝 東京国立博物館のすべて』

『国宝 東京国立博物館のすべて』

上野にある美術館の中でも「日本最古の博物館」という深い歴史と、規模の大きさが際立つ東京国立博物館。特別展『国宝 東京国立博物館のすべて』は、創立150年を記念し、東京国立博物館が所蔵する国宝89点すべてを含む150点もの名品を紹介する、極めて豪華な内容だ。教科書に載っている《埴輪 挂甲武人(はにわ けいこうぶじん)》や、天下五剣の一つ《太刀 銘 三条(名物 三日月宗近)》など、目もくらむような逸品を堪能いただきたい。

『展覧会 岡本太郎』で、天才の放つエネルギーを目の当たりに
東京都美術館 2022年10月18日(火)~12月28日(水)

『展覧会 岡本太郎』

『展覧会 岡本太郎』

岡本太郎は、エキセントリックな立体や絵画など、一度見たら忘れられないユニークな作品を生み出したアーティストだ。天才・奇才・異才などと幾多の称号で呼ばれ、非常に有名でありながら、活動が多岐に渡っており、全体像が見えづらい作家でもある。『展覧会 岡本太郎』は、そんな岡本太郎の人生の全貌を紹介する、過去最大規模の回顧展だ。日本万国博覧会(大阪万博)の「太陽の塔」を手掛け、「芸術は爆発だ!」という流行語を生み出した岡本太郎の熱いエネルギーを体感するチャンスをお見逃しなく。

画業35周年を記念した展覧会 『冨樫義博展 -PUZZLE-』
森アーツセンターギャラリー 2022年10月28日(金)~2023年1月9日(月祝)

「冨樫義博展 -PUZZLE-」キービジュアル (C)冨樫義博 1990-94年 (C)冨樫義博 1995-97年 (C)P98-22

「冨樫義博展 -PUZZLE-」キービジュアル (C)冨樫義博 1990-94年 (C)冨樫義博 1995-97年 (C)P98-22

『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』など、幾多の大ヒット作を生み出してきた冨樫義博は、新刊や連載の続きが発表されるたびに話題となる人気作家である。『冨樫義博展 -PUZZLE-』は、2022年に画業35年を迎える冨樫義博を多角的に紹介する展覧会だ。350点以上もの貴重な原画・制作資料が紹介されるという本展に足を運べば、作品世界や推しのキャラクターへの思いがこみ上げて、胸が熱くなること間違いなしだ。

『中村佑介20周年展』で、都会的でノスタルジックな世界観に浸る
Gallery AaMo 2022年11月9日(水)~2023年1月9日(月・祝)

『中村佑介20周年展』 (C)Kioon Music Yusuke Nakamura

『中村佑介20周年展』 (C)Kioon Music Yusuke Nakamura

中村佑介は、ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のCDジャケットや、小説『夜は短し歩けよ乙女』の書籍カバーイラストのほか、エッセイ執筆など、実に幅広い活躍を見せている。都会的でノスタルジック、新鮮かつレトロなど、対極的にも思える魅力を両立させる稀有な作風は、多くの人の心を捉えて離さない。『中村佑介20周年展』は、着色前の線画(原画)やアイデアスケッチなど、500点以上が公開される充実の展覧会だ。本展でしか購入できないオリジナルグッズなども発売される予定なので、必ずチェックしたい。

兵馬俑36体が一堂に会す貴重な機会 『兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~』
上野の森美術館 2022年11月22日(火)~2023年2月5日(日)

『兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~』

『兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~』

古代中国において死者の埋葬時に副葬された人間や馬の像、兵馬俑。等身大の人間像がずらりと並ぶ秦の始皇帝陵の兵馬俑は強烈なインパクトがあり、世界的に有名である。『兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~』は、秦や戦国、漢時代を含めた総計36体の兵馬俑が揃う、貴重な機会だ。本展では兵馬俑のみならず、国宝級を含む陝西省の出土品を中心とする約200点(兵馬俑36体含む)を鑑賞できるので、古代中国のロマンに胸を躍らせたい。

さまざまな展覧会が企画されている秋の美術館。過ごしやすくなったこの時期、フラッと足を運んでみるのも楽しいだろう。展覧会によっては、事前予約制(日時指定)により当日券が販売されないものもあるので、事前にチェックするのも忘れずに。


文=中野昭子

【鑑賞券プレゼント】

本コラムでピックアップした展覧会の鑑賞券をペアでプレゼントいたします!(一部の展覧会を除く)
応募方法はSPICEアートTwitterからご確認ください。
 
SPICE[アート情報]/イープラス:https://twitter.com/spice_art_

展覧会情報

動画クリエイター展
会期 :2022年10月8日(土)~2023年4月2日(日)
会場 :日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)
開館時間 :10時~17時(入場は閉館の30分前まで)
休館日 :火曜日(ただし12月27日、 1月3日、 3月21、 28日は開館)と年末年始(12月28日~1月1日)※状況により、 会期等が変更となる場合があります
公式HP : https://dougacreator-ten.jp/
参加クリエイター :おめがシスターズ、 鹿の間、 しらスタ、 葉一、 はじめしゃちょー、 ひまひま、 フィッシャーズ、 ポッキー、 リュウジ(五十音順、 敬称略)
主催 :日本科学未来館、 産経新聞社

展覧会情報

東京国立博物館創立150年記念 特別展『国宝 東京国立博物館のすべて』
開催期間 : 2022年10月18日(火)~12月11日(日)
会場 : 東京国立博物館 平成館
公式サイト: https://tohaku150th.jp/
開館時間:午前9時30分~午後5時
※金曜・土曜日は午後8時まで開館(総合文化展は午後5時閉館)
休館日:月曜日
主催:東京国立博物館、毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
協賛:JR東日本、大伸社、大和ハウス工業、三井住友銀行、横河電機、横河ブリッジホールディングス
お問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
※会期中、一部作品の展示替えを行います。
※本展は事前予約制(日時指定)です。
※展示作品、会期、展示期間、開館時間、休館日、観覧料等については、今後の諸事情により変更する場合があります。最新情報は本サイトでご確認ください。

展覧会情報

展覧会 岡本太郎
<東京展>
会期:2022年10月18日(火)~12月28日(水)
会場:東京都美術館
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団、川崎市岡本太郎美術館、NHK、NHKプロモーション
協賛:NISSHA、三井住友海上
お問い合わせ:
050-5541-8600(ハローダイヤル)

展覧会情報

冨樫義博展 -PUZZLE-
会期:2022年10月28日(金)~2023年1月9日(月祝)
※会期中無休 ※本展覧会は全日日時指定制となります。
会場:森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F) 
開館時間:午前10時~午後8時(最終入場は午後7時30分) 
公式サイト:https://togashi-ten.com
お問い合わせ:050-5542-8600 (ハローダイヤル/全日 9:00~20:00)
主催:冨樫義博展東京実行委員会
企画協力:週刊少年ジャンプ編集部
協賛:共同印刷、イープラス
※本展覧会に関する情報は予告なく変更になる場合があります。 最新情報、詳細、注意事項を公式サイトにて確認ください。
 
情報】
は、前期・後期の 2 期に分けて販売いたします。
本展覧会は全日日時指定制です。入場希望の回(日にち+時間帯)を選んで購入いただきます。
券種/料金(税込)
入場券:一般2,000円 / 中学生・高校生1,500円 / 4歳〜小学生1,000 円
グッズ付入場券:一律3,900円
をお持ちの18歳以上のお客様(保護者)1名につき、4歳未満のお子様1名が「同伴幼児」として、無料同伴入場可能。
※障がい者手帳をお持ちの場合でも、ご鑑賞にはの購入が必要。ただし介助者に関して、無料同伴入場の特例あり。
 
一般販売スケジュール
一般販売は日程の区分により販売開始日が異なります。前期・後期で展示内容に変更はありません。
<前期>対象会期:10月28日(金)〜11月30日(水)
発売中 ※前期の土日祝日のは完売しています。
<後期>対象会期:12月1日(木)〜2023年1月9日(月祝)
発売日:11月12日(土)10:00〜

販売場所
は以下で販売します。購入のタイミングにより、窓口が異なります。 
1.イープラスにて事前予約販売 ※ご来場日の前日 23:59 まで販売します。

イープラス販売ページ:https://eplus.jp/togashi-ten/
2.会場・森アーツセンターギャラリーでの当日販売
イープラスでの販売終了後、残数がある場合に限り、会場・森アーツセンターギャラリーの売場 (施設 3F)にて当日券を販売いたします。
※イープラスでの事前予約販売に関しては、代金のほかにシステム利用料等の手数料が必要です。
※一般販売は前期・後期いずれも先着制です。
は入場回ごとに販売上限数があるため、上限数に達した入場回は、完売(販売終了)となります。

展覧会情報

中村佑介20周年展
■期 間:2022年11月9日(水)~2023年1月9日(月・祝) 【56日間】
 ※月曜休館、 但し12月26日、 1月2日、 9日は開館
■時間:11:00~19:00
※最終入館は閉館の30分前まで
※金曜日のみ11:00~20:00
■場 所:Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)
■料 金:
・前売・当日一律
一般1,200円/学生900円
・グッズ付き<数量限定>
一般1,500円/学生1,200円
※小学生以下は入場無料(単独入場不可)
※再入場不可

※グッズ付き特典:20周年記念デザインマルチケース&トレーディングカード No.0
■主催:株式会社東京ドーム
■企画制作:中村佑介展実行委員会 

監修:中村佑介
協力:株式会社飛鳥新社・大阪芸術大学
■展覧会公式サイト: https://www.yn-ex.com/
■Gallery AaMo特設サイト: https://www.tokyo-dome.co.jp/aamo/event/yusuke_nakamura20th.html
■お客様からのお問い合わせ先:東京ドームシティ わくわくダイヤル TEL.03-5800-9999

展覧会情報

日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~
<東京展>
会期: 2022年11月22日(火)~2023年2月5日(日)
会場: 上野の森美術館
住所: 東京都台東区上野公園1-2
開館時間: 9:30~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日: 2022年12月31日(土)、 2023年1月1日(日)
観覧料(税込): 一般 2,100円 高校・専門・大学生 1,300円 小・中学生 900円
TEL: ハローダイヤル 050-5541-8600(9:00~20:00)
※2022年11月2日(水)10時より発売開始予定。
※日時指定予約制です。 当日の入場枠を設けておりますが、 ご来場時に予定枚数が終了している場合がございます。
※未就学児は入場無料。
※小学生以下は、 保護者同伴でのご入場をお願いします。
※学生券でご入場の場合は、 学生証の提示をお願いいたします。 (小学生は除く )
※障がい者手帳(身体障害者手帳、 療育手帳、 精神障害保健
福祉手帳、 愛の手帳、 被爆者健康手帳)をお持ちの方は、 ご本人と付き添いの方1名様まで入館無料となります。 ご来館の際、 会場入口スタッフへお声がけください。 (日時指定予約は不要)
※詳細は、 展覧会公式サイトをご確認ください。
https://heibayou2022-23.jp
主催: 東京新聞、 フジテレビジョン、 上野の森美術館、 陝西省文物局、 陝西歴史博物館(陝西省文物交流中心)、 秦始皇帝陵博物院
後援: 外務省、 中国大使館、 公益社団法人日本中国友好協会
協賛: DNP大日本印刷
協力: 一般財団法人日本中国文化交流協会、 東海大学情報技術センター
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