鬼頭明里 バースデー&デビュー周年イベント『smiley anniversary vol.2』オフィシャルイベントレポートが到着
鬼頭明里のバースデーとデビュー周年イベント『smiley anniversary vol.2』のオフィシャルイベントレポートが到着したので引用する。
「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」近江彼方役、「ウマ娘 プリティーダービー」セイウンスカイ役などで人気の声優・鬼頭明里のバースデー&デビュー周年イベント「smiley anniversary vol.2」が、2022年10月16日(日)に昼夜2部開催された。イベント当日の10月16日に28歳の誕生日と、アーティストデビュー3周年を迎えた鬼頭を祝福すべく、会場となった東京・Zepp Hanedaには多くの里民(鬼頭のファンの愛称)が駆けつけた。
鬼頭のファンクラブ内で「ライブで歌ってほしい楽曲」の事前アンケートがあり、そのランキングに入った楽曲でセットリストを決めるという企画がこの日に実現する形となったが、ファンにとっては思わぬサプライズともいえる多くの楽曲が存分に披露された。昼の部では、1stライブ以来となった衣装を久々に身にまとった鬼頭が登場と同時に「V!vace」など人気曲を3曲連続で歌唱。その直後のMCでは、「こんなにたくさんの人に誕生日とデビュー記念日を祝ってもらえて嬉しいです。ありがとうございます!今回のイベントはほぼライブが中心ですので、楽しんでいってください!」と里民たちのテンションを上げてから、「Swinging Heart」などの得票数上位曲を披露した。
ライブコーナーの前半が終了すると、この日の司会進行役としてポニーキャニオンの椿本プロデューサーを呼び込む。そんな椿本Pは、鬼頭の友人のイラストレーター・ももしきさんのイラスト入り誕生日ケーキを壇上に準備。鬼頭は、里民が持つ赤く光るサイリウムをろうそくの火に見立て、大きく息を吹きかけて消した後に会場からお祝いの拍手を浴びた。
ここからは鬼頭と椿本Pのトークコーナーに。27歳の1年間はどうだったかと問われた鬼頭は、「毎年言ってますけど、今年も駆け抜けていました」と笑顔で返す。28歳の抱負としては「自動車の免許を取得したので、遊びの方も全力で駆け抜けたいです」と述べて、プライベートの充実にも力を入れたいようだった。
そして、話題は先週発売されたばかりの2ndアルバム「Luminous」に移っていく。制作にも積極的に関わった鬼頭は、「今回これまでと違った歌い方を詰め込んでいて、そのあたりを楽しんでいただければ」とコメント。音楽活動としては2023年にZeppライブツアーも控えており、東京には来られない里民さんたちに会いに行けることを楽しみにしている様子をのぞかせた。どんなライブにしたいか問われると、ONiGASH!MAダンサーズたちが既に踊りたい楽曲をたくさん挙げているようで、ダンスが入る曲を希望しながら未体験のライブハウスへの思いを馳せていた。
続くゲームコーナーでは、『あかりん理解王 決定戦!』が行われた。これは、アーティストデビューからの3年間をともに頑張ってきたスタッフたちが、どれだけ鬼頭のことを理解しているのか、誰が一番理解しているのかを試すというもの。関係者の4名が、決められた予算内で鬼頭が好きそうなものを予想して、誕生日プレゼントを購入。鬼頭が欲しい順に順位付けしていき、1位の方には「あかりん理解王」の栄誉が与えられる一方、最下位の方は自腹でプレゼント買い取りとなる厳しいルールだ。なお、会場の里民たちには、鬼頭がどれを1位に選ぶかを予想して、的中した場合は直筆サイン入りクリアカードがプレゼントされるという嬉しいルールも用意された。
まず昼の部で選ばれた関係者は、ダンサーの甚古さん、スタイリストの原田さん、マネージャーのSさん、椿本Pの4名。出てきたプレゼントは、「カーディフューザー」「トイカメラ」「バスソルトなどの安眠グッズ」「トリートメントとお花」の4つ。どれも鬼頭の欲しいものであったため、頭を抱えながらもトイカメラ→カーディフューザー→トリートメント→安眠グッズと順番をつけた。その結果、鬼頭とは10年弱の付き合いがある椿本Pが見事「あかりん理解王」の座に就き、不名誉な最下位となったマネージャーのSさんは、自腹でプレゼントを買い取ることになってしまった。
なお、夜の部で選ばれた関係者は、ダンサーのいぶきさん、メイクのYuu.さん、ポニーキャニオン宣伝チームの照屋さんと岩撫さんの4名だったが、出てきたプレゼントの中に、思わず「あれ?! これ!!!」と驚いてしまうちょっとした事件が発生した。それがどんなプレゼントだったのか、気になる方は本編のアーカイブ有料配信が10月23日いっぱいまで行われているので、是非チェックを。夜の部の椿本Pとのトークも、この日発表された鬼頭の写真集の先行カットについて触れるなど、色々な話題が飛び交っていたのでお楽しみに。
ゲームコーナーが終わると、おなじみのイベントグッズ紹介コーナーが行われたが、あまりに人気のため夜の部開始時点でほとんどのアイテムが売り切れてしまっていた。しかしここで里民に朗報があり、売り切れアイテムは事後受注販売を予定しているそうで、詳細は公式TwitterやHPなどを確認してみよう。
そしていよいよライブコーナーの後半戦に突入。ステージ上段に登り、大モニターに映るリリックビデオを背に歌う「Desire Again」や、巧みに椅子を使いながらダンサーズたちとのコンビネーションが映える「深夜センチメンタル」、鬼頭の「jump!」という煽りに合わせて大ジャンプで応える里民が続出した「Fly-High-Five!」で、会場のボルテージはどんどんヒートアップしていく。
終盤のMCで「10月12日(水)に発売されたアルバム「Luminous」は昼と夜というコンセプトで制作しましたが、曲選びやジャケットなど様々なことを自分で決めさせていただいたので、思い入れの強い1枚になりました」と達成感のある笑みを浮かべた後には、その2ndアルバムのリード曲である「Esquisse」を初披露した。今までの鬼頭の楽曲イメージとはまた異なるジャジーで大人びた雰囲気に会場が魅了されると、続いても同アルバムの楽曲から届けることとなり、昼の部では「BYERONY」を、夜の部では「illminate」を里民の前で初めて歌唱した。
ここで鬼頭の口から、いくつかのビッグニュースと告知があった。
2023年もこれまで以上に大事な年になることを予感させるお知らせに、会場は期待の拍手で埋め尽くされた。鬼頭は「こうした嬉しいお知らせができるのは、皆さんから応援の声をいただけているからで、2023年も私についてきてくれると嬉しいです!」と笑顔で話すと、人気投票1位となった「君の花を祈ろう」をラストに歌い上げ、最後は客席の里民の皆さんに手を振ったり指ハートをつくったりしながら、「ありがとうございました! またね、バイバイ!」と、全12曲もの大ボリュームとなった「smiley anniversary vol.2」を終えた。
イベント情報
鬼頭明里 バースデー&デビュー周年イベント『smiley anniversary vol.2』