西岡ら日本代表5選手が決定! 『デビスカップ』は2/4・5に開催
『2023 デビスカップ by Rakuten』は2月4日・5日にブルボン ビーンズドーム(兵庫県)で開催 (C)日本テニス協会
『2023 デビスカップ by Rakuten』ワールドグループ1部プレーオフが、2月4日(土)~5日(日)にブルボン ビーンズドーム(兵庫県)で開催される。
デビスカップはテニスの男子国別対抗戦。当日は日本とポーランドの代表が対戦する。1月13日(金)に行われた記者会見では、日本代表の5選手が発表された。
今回、代表メンバー入りしたのは西岡良仁(ミキハウス)、ダニエル太郎(エイブル)、綿貫陽介(フリー)、内田海智(富士薬品)、マクラクラン勉(イカイ)。
昨年に現役引退した添田豪(日本テニス協会/GODAI)が、日本代表新監督として国際大会で初指揮をとる。会見で添田新監督は、「実力が上の選手から声をかけた」と選考理由を説明した。
ATP世界ランキング 男子シングルス33位の西岡には「去年の9月頃から話した」とのこと。このところランキングを上げている理由について、「9月から新コーチになり、より攻撃的になった」と分析しており、「デ杯には前向きでモチベーションが高いので選ぶことにした」と明かした。
また、同95位のダニエルは去年12月に選んだという。「普段のライバルが仲間として戦うので、西岡とダニエルはとても興奮していた」と2人の様子にも触れた。
添田監督は同138位の綿貫、JTAランキング 男子ダブルス1位のマクラクランについては、「チームの核になると思う」とし、同ダブルス2位の内田の活躍にも期待した。
対戦相手となるポーランドのメンバーは、まだ発表されていないが、添田監督はATP世界ランキング 男子シングルス11位のエース、フベルト・フルカチュをマークするとともに、ダブルスの選手を警戒した。「まだ見たことがないので、全豪で確かめたい」と話し、精力的にリサーチする構えを見せている。
また、会見では2021年11月以降、ツアーに出場していない錦織圭の復帰にも質問が及んだ。
来月に出場を予定していた大会も、右足首を痛めて欠場。添田監督は「連絡は取っているが、彼自身もまだ復帰について言えないと思う」とし、「早いうちに復帰してもらいたいが、またケガをしてほしくない」と、日本の大エースの回復を心待ちにした。
※ATP世界ランキングは2023年1月9日時点のもの