高橋一生＝岸辺露伴がルーヴルに降り立つ　映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』若き日の淡い思いも描く特報・ビジュアルなど一挙解禁

5月26日（金）公開の映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』から、特報映像、本ビジュアル、キャラクタービジュアルが解禁された。

荒木飛呂彦氏のコミック『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのスピンオフ『岸辺露伴は動かない』は、高橋一生を主演に迎えてドラマ化され、2020年12月、2021年12月、2022年12月にNHK総合で放送された。『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、同ドラマシリーズの制作陣が再集結して制作される映画で、『岸辺露伴は動かない』の同名エピソードを原作としたものだ。原作は、2009年にフランス・ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクトで描き下ろされた、荒木氏初のフルカラー読切作品だ。美の殿堂・ルーヴルを舞台に展開する本作では、「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎を追うサスペンスを描き、これまでの実写化シリーズでは描かれることの無かった露伴の知られざるルーツが明かされる。

特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴は、青年時代に淡い思いを抱いた女性からこの世で「最も黒い絵」の噂を聞く。それは最も黒く、そしてこの世で最も邪悪な絵だった。時は経ち、新作執筆の過程で、その絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴は取材とかつての微かな慕情のためにフランスを訪れる。しかし、不思議なことに美術館職員すら「黒い絵」の存在を知らず、データベースでヒットした保管場所は、今はもう使われていないはずの地下倉庫「Z-13倉庫」だった。そこで露伴は「黒い絵」が引き起こす恐ろしい出来事に対峙することとなる。

解禁された本ビジュアルは、フランス・ルーヴル敷地内で撮影されたとのこと。「この世で最も黒く、邪悪な絵」に宿る謎を追いパリに降り立った岸辺露伴（高橋一生）が、ルーヴル美術館を背景にひとり佇む様子が写し出されている。

また、キャラクタービジュアルでは、ドラマから続投する露伴の担当編集者・泉京香役の飯豊まりえ、青年期の露伴が出会う謎めいた黒髪の女性・奈々瀬役の木村文乃、青年期の露伴役・長尾謙杜（なにわ男子）、ルーヴル美術館の調査員であり東洋美術の専門家の辰巳隆之介役・安藤政信、ルーヴル美術館の職員であるエマ・野口役の美波らが勢ぞろい。

特報映像では、露伴が「今、心の扉は開かれる」とのセリフとともに、相手を本にする特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を駆使して秘密を読む姿からスタート。「この世で最も黒い色を見たことがあるか？」と語る露伴や、「最も黒く邪悪な絵」との意味深な言葉を発する奈々瀬、奈々瀬を見つめて優しく抱き寄せる若き日の露伴、一心不乱にキャンバスに「黒」を塗りたくる謎の画家など、様々なシーンが切り取られている。

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は5月26日（金）ロードショー。