振付家・演出家のインバル・ピントの最新作『リビングルーム』 2023年5月に世田谷パブリックシアターにて上演
『リビングルーム』ポスタービジュアル
2023年5月19日(金) ~ 5月21日(日)世田谷パブリックシアターにて、インバル・ピント『リビングルーム』が上演される。
イスラエルを拠点に世界中で活躍する振付家・演出家のインバル・ピントは、日本での創作も多く、ダンスのみならず、映像や舞台美術、衣裳デザインまでをも手がけ、ミュージカルの振付・演出などユニークでチャーミングな舞台で日本の観客を魅了しつづけている。長年温めてきた珠玉のデュオ作品とともに、実に10年振りに世田谷パブリックシアターへ帰ってくる。
過去の舞台写真より (C)Edouard Serra
過去の舞台写真より (C)Edouard Serra
本作はパンデミックの中で創作されたインバル・ピントの最新作となり、インバル・ピント自身がデザインを手がけたオリジナルの壁紙に囲まれた舞台は、どこかノスタルジックで、でも近未来のような、キッチュで不思議な《リビングルーム》。
出演は、長年創作を共にしているダンサーのモラン・ミュラー、ピントの処女作にも出演し、近年ヨーロッパを拠点に活躍してきたダンサー・振付家のイタマール・セルッシ。チェリストで歌手のマヤ・ベルシツマンがオリジナル楽曲を提供しており、羽のように軽やかで繊細なダンスに魅了される、インバル・ピントならではの特別なステージとなる。
インバル・ピント(振付・衣裳・舞台美術)コメント
この5月に世田谷パブリックシアターで、最新作『リビングルーム』を上演 できるのをとても楽しみにしています。さまざまな状況や人々のアイデンティティが流動的な今、どんなに思い描こうとしても現実は予測不可能で、未来はいつでも勝手に書き換わっていきます。私の初めての長編デュオ作品『リビングルーム』は、2人の驚異的なダンサー、モラン・ミュラーとイタマール・セルッシが新しい現実を探し出していく物語です。
公演情報
【振付・衣裳・舞台美術】インバル・ピント