小沢道成の演劇プロジェクトEPOCH MAN、新作『我ら宇宙の塵』を上演 池谷のぶえ、渡邊りょう、異儀田夏葉、ぎたろーが出演
EPOCH MAN『我ら宇宙の塵』
2023年8月2日(水)~13日(日)新宿シアタートップスにて、EPOCH MANの新作公演『我ら宇宙の塵』が上演されることが決定した。
EPOCH MANは、俳優・小沢道成による演劇プロジェクト。主宰の小沢自身が作・演出・美術を兼ね、大胆なアイデアとユーモラスな会話、そして人間の醜さと美しさの両面を描いたストーリーで観客の支持を得ている。
小沢道成
2022年、『オーレリアンの兄妹』で第66回岸田國士戯曲賞最終候補作品にノミネート。また、同年には代表作『鶴かもしれない2022』で本多劇場に進出。本多劇場でも非常に珍しいひとり芝居で述べ1300人を動員し、大きな話題を呼んだ。近年は劇作家・演出家としてもめざましい活躍をしており、2023年にはTHE RAMPAGEの陣による一人芝居『Slip Skid』の脚本・演出を担当。俳優・定本楓馬を主演に迎え、言劇『仔狸綺譚』を発表するなど、積極的に活動のフィールドを広げている。
EPOCH MANとしては『オーレリアンの兄妹』以来の書き下ろし新作となる本作。これまで1〜2人の少人数劇を得意としてきたが、今回は、池谷のぶえ、渡邊りょう、異儀田夏葉、ぎたろー(コンドルズ)という、確かな演技力と、人を惹きつける愛嬌と品、そしてそこはかとない狂気を秘めた実力者たちが勢揃いした。また、本公演には小沢も加わり、5人芝居でおくる。
EPOCH MAN『我ら宇宙の塵』
本作は、死んだ父の行方を探す少年と、その少年の行方を探す母の物語を描き、小沢自身の死生観が投影されたファンタジックなヒューマンドラマとなる。物語の世界観を演劇で表現する上で用いられるのが、1体のパペット。このパペットがどんな役割を果たすのか。小沢らしいイマジネーションたっぷりの仕掛けで上演する。
さらに、もうひとつの演出的なギミックとなるのが、壁一面のLEDビジョン。固定観念にとらわれず、常にやったことのないことにチャレンジしたい小沢らしい試みとなっている。百戦錬磨の俳優陣に、パペットという古典的な演劇手法、そこに映像というテクノロジーが組み合わさることで、今までにない演劇空間を創出する。
5人の個性派俳優と1体のパペット、そして最新の映像テクノロジーが融合したとき、どんな化学反応が起きるのか。劇場で体験してみよう。
公演情報
会場:新宿シアタートップス
出演:池谷のぶえ 渡邊りょう 異儀田夏葉 ぎたろー 小沢道成
HP:https://epochman.com/
Twitter:@MichinariOzawa
YouTube:https://www.youtube.com/c/EPOCHMAN
主催:EPOCH MAN