東京発インディーロックバンド・LIGHTERSが、新曲「missed」を配信リリース&MV公開(コメントあり)
LIGHTERS
東京発インディーロックバンド・LIGHTERSが、本日6月21日(水)に新作「missed」を配信リリースした。
LIGHTERS「missed」ジャケット
本作は、新体制後初のリリースされた新曲「dawn」と2部作となっている。前作と同じくサウンドプロデュースにDYGLのKohei Kamoto、レコーディング、ミックス、マスタリングはHiroshi Ikeda(hmc studio)を迎えて制作された。2部作のそれぞれの楽曲が対となって冷たさと暖かさを表現している。
LIGHTERS「missed」MV
またミュージックビデオもリリースと同時に公開。新しいアーティスト写真を撮影した佐藤祐紀が監督し、公園でくつろいだり、アイスクリームを食べたりと自然体のRumiの姿を映した作品になっている。
LIGHTERS Rumi Nagasawa「missed」コメント
さみしさはくるしいけれど、時にものすごくエネルギーをもつ瞬間があると感じます。それはいつもよりわずかに強くて、わたしだけの秘密にしておきたくなるものでした。どうかあなたにとって、さみしさがすこしでもたいせつなものになりますように。
2部作を通して、Rumi Nagasawaが書き下ろした物語
dawn / missed
いつだって光のほうへ導いてくれたのは、紛れもなく君だったことに気付いたのは、君がいなくなってからだった。君がいなくても、変わらない生活を送れることはなんとなくわかっていた。それに、毎日のコーヒーは変わらず、かちこちになりそうな心をじんわりと柔らかくしてくれた。君がいなくても、案外僕はへいきだった。それでも、君がいたら見逃してしまいそうな生活に紛れ込んだ静かに光るものを見つけられた。風はいつもより心地よく、僕をやさしく包み込んだ。ことばにできない気持ちの居心地も悪くなかった。うんとうつくしい景色をたくさん見た。君は僕が僕自身を好きでいれる理由だった。君がどうか、やわらかい光のなかで過ごしていたらいい。またいつか夢の中でもいいから、君に会いたい。そのときは僕が君に、うんとうつくしい景色を見せてあげたい。