市川猿之助、宮沢りえの美しくも悲しい競演!「元禄港歌-千年の恋の森-」本日開幕

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「元禄港歌-千年の恋の森-」

「元禄港歌-千年の恋の森-」

蜷川幸雄演出、市川猿之助主演の舞台「元禄港歌-千年の恋の森-」が1月7日(木)からBunkamura シアターコクーンにて上演される。前日となる6日、同劇場にてフォトコール行われ、猿之助はじめ、宮沢りえ、段田安則、鈴木杏、高橋一生、市川猿弥、新橋耐子らが登場し舞台の一部を公開した。

江戸文化が華開く元禄の世、大店の筑前屋を舞台に、結ばれない男女、悲しい秘密を背負った親子の姿を描いた本作は、1980年、1998、1999年と上演され、その都度多くの観客を虜にした作品だ。

瞽女(ごぜ・盲目の女芸人)の母親を演じる猿之助、その娘「糸栄」を演じる宮沢、妹の「歌春」役の鈴木らが筑前屋の宴で三味線を演じる姿が披露された。満開の椿に囲まれた舞台に音曲が響き渡る中、一つ、また一つと椿の花が落ちていく様は、まるで瞽女たちの心の涙の一滴のようでなんとも美しい情景だった。

猿之助は「糸栄という役は、白いキツネが化けたような、どこか非現実的な幻想的な存在です。だから女形なのだと。女形という特異性が役の特異性に呼応しているように感じています。とても若々しい(笑)段田さんにも助けていただいていますし、宮沢りえさんとは初共演とは思えないぐらい打ち解けて、とてもよい座組になっています。コクーンのお客様は初めてなので、反応がとっても楽しみです」とコメント。

宮沢は「初音の『罪深く生まれてきたとも知らいで、あなたと逢うてしもうた』というせりふがとても好きです。生まれながらの罪をしっかり受け止めて、それでも愛することを止めない女。自分の存在をさげすみ、原罪を受け止め、でもあふれ出る思いに揺れる。その姿にものすごく色気を感じます。今回は“惜しまない表現”を目指します!」と意気込んだ。

「元禄港歌-千年の恋の森-」

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大店の若旦那・万次郎を演じる高橋は万次郎の生来の器用さに触れつつも「こと恋にかけては嘘がつけず最後に心根が出てしまう…。かわいげのある人間ですね」と語り「猿之助さんを間近に見る機会に恵まれたことで、今回は身体(型)から役に入るという方法を改めて試すことができました。役との距離感があるリアリティに結びつき、それでいろいろなものが発見できる…とても新鮮な稽古でした」と振り返っていた。

「元禄港歌-千年の恋の森-」

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「元禄港歌-千年の恋の森-」

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上演情報
「元禄港歌-千年の恋の森-」

日時・会場:
2016年1月7日(木)~31日(日)Bunkamuraシアターコクーン
2016年2月6日(土)~14日(日)シアターBRAVA!
演出:蜷川幸雄
出演者:市川猿之助 宮沢りえ 高橋一生 鈴木杏 市川猿弥 新橋耐子 段田安則 ほか。

公式サイト:http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/16_genroku.html 
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