ショパン・コンクール覇者、ブルース・リウの初のスタジオ・アルバムが10/11(水)に日本先行リリース決定
第18回ショパン国際ピアノ・コンクールの優勝者、ブルース・リウの初のスタジオ・アルバム『ウェイブス~フランス作品集』が2023年10月11日(水)にリリースされることが決定した。10月に予定されている来日ツアーを記念し、世界に先駆けた日本先行発売となる。なお、本日8月18日(金)よりアルバムから「ラモー:ガヴォットと6つのドゥーブル RCT 5/7 I. ガヴォット」の先行配信がスタートしている。
世界で最も権威のあるクラシック音楽のコンクール、ショパン・コンクールの混戦をカナダ人として初めて優勝し、世界の檜舞台へと躍り出た26歳のピアニスト、ブルース・リウ。昨年3月にドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、ショパン・コンクールでのライブ録音を収録したデビュー・アルバムは、英グラモフォン誌の2021年ベスト・クラシックアルバムに選出されるなど、国際的に高い評価を受けている。
ブルース・リウ ©Christoph Köstlin
初のスタジオ・アルバムとなる今作『ウェイブス~フランス作品集』は、18世紀から20世紀初頭にかけて鍵盤音楽の進化の一翼を担った3人のフランス人作曲家、ラモー、ラヴェル、アルカンの作品を収録。生まれ故郷であるフランスの音楽を探求したいというリウの願望と、フランスとの個人的なつながりを反映した作品になっている。
アルバムを『ウェイブス』(波)と名付けたリウは、今作について「海は常に変化しているように、私が演奏する音楽に対するアプローチも決して固定されたものではないと思っています」とコメントしている。
リウは今年10月に来日し、指揮者パーヴォ・ヤルヴィ率いるチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団との全国各地(福岡、東京、埼玉、静岡、大阪)6公演のツアーを予定している。