旧福岡藩主 黒田家の家宝約140点の資料が集結、特別展『黒田侯爵家の名品』福岡市博物館にて開催

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2023.9.13

9月15日(金)から11月5日(日)までの期間、福岡市博物館にて、黒田家の家宝約140点の資料で紹介する特別展『黒田長政没後400年 黒田侯爵家の名品』が開催される。

旧福岡の3代藩主黒田光之の時代にまとめられた「黒田家重宝故実」に記載されている、明治時代前半期までの黒田家の重要な宝物「重宝」。黒田家が筑前一帯を領有する要因となった如水、長政親子の時代の古文書や武具などを中心としている。中には徳川将軍家からの拝領品や織田信長、豊臣秀吉と縁があるもの、如水・長政の愛用品などもあった。

明治時代後半、黒田長成が当主となった黒田侯爵家では、従来の「重宝」にかわり、新たに「家宝」を定める動きが起こった。「第一家宝」「第二家宝」の2種類に編成された家宝帳には、「重宝」に加え、長政以降の歴代藩主の肖像画や、金印「漢委奴国王」のほか、「黒田家重宝故実」に含まれなかった絵画や茶道具などが記載されている。しかし昭和10年代に道具の整理が行われ、戦時期から戦後まで「家宝」の譲渡・売却が続き、現在のコレクションが形作られた。

初代藩主黒田長政の没後400年を記念した同展では、明治時代から昭和時代戦後における黒田家のコレクションのうち「家宝」 とされた貴重な資料を揃え、近代黒田侯爵家の「家宝」 のあり方を、国宝・重要文化財を含む約140点の資料から紹介する。

はイープラスほかプレイガイドにて発売中。

イベント情報

特別展『黒田長政没後400年 黒田侯爵家の名品』知られざる黒田家「家宝」の近代史
会  期  : 2023年9月15日(金)~11月5日(日) 
休 館 日 :月曜休館
    (ただし、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館し、9月19日(火)、10月10日(火)は休館)
会  場  : 福岡市博物館(〒814-0001 福岡市早良区百道浜3丁目1-1)
開場時間  :9時30分~17時30分 ※最終入場は17時まで
観 覧 券   :一般1,600円(1,400円)、高大生1,200円(1,000円)、小中生500円(300円)
※( )内は前売、20人以上の団体料金。 ※常設展示室・企画展示室の観覧券付。
※学生の方は入場の際、学生証等をご提示ください。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者と介護者1名、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者は無料。
発売開始:
主   催 : 福岡市博物館、西日本新聞社、西日本新聞イベントサービス
後  援:一般社団法人藤香会
問い合わせ:西日本新聞イベントサービス TEL 092-711-5491 (平日9:30-17:30)
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