生田斗真、中村倫也ら出演の劇団☆新感線いのうえ歌舞伎『バサラオ』東京公演が開幕 ライブビューイング上映も決定
左・生田斗真 右・中村倫也 撮影:田中亜紀
2024年7月7日(日)福岡・博多座で開幕し、大盛況の中幕を閉じた2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』の東京公演が、8月12日(月休)に開幕した。この度、舞台写真・キャストコメントが公開された。
左・中村倫也 右・生田斗真 撮影:田中亜紀
劇団☆新感線の最新作いのうえ歌舞伎『バサラオ』は、劇団☆新感線の44周年興行であり、17歳で新感線に初参加して以来、本作が5作目の参加となる生田斗真の生誕39年を記念してのサンキュー公演。さらに、新感線40周年であった2020年4月、新型コロナウイルスの影響で涙を飲んで生田主演『偽義経冥界歌』の全公演を断念し、「必ず帰ってこよう!」と誓った博多座へのCOME BACK公演でもあり、明治座への初進出公演でもある。
(左から)りょう、古田新太、西野七瀬 撮影:田中亜紀
座付き作家・中島かずきによる新作公演で、「ヒノモト」と呼ばれる国で幕府と帝が相争う時代を舞台に、いきすぎた自分の信念のために裏切り裏切られる人々の物語。主宰・演出いのうえひでのりにより、今までとは違うダークかつスペクタクルな“いのうえ歌舞伎”が誕生。
そして、劇場に足を運ぶことのできない全国のファンにも届けるべく、9月7日(土)には、新宿バルト9など全国約120を超える映画館、さらに台湾の映画館でもライブビューイング上映が決定した。
左・粟根まこと 右・村木仁 撮影:田中亜紀
自分自身の美しさを武器に天下取りを目指す男・ヒュウガを演じるのは生田斗真。ヒュウガの参謀としてバディとなる元・幕府の密偵の男・カイリを演じるのは中村倫也。さらに、戦女・アキノを西野七瀬、女大名・サキドをりょうが演じ、アクションにも果敢に挑む。そして、生田・中村と対峙するゴノミカドを演じるのは新感線の看板俳優・古田新太。もちろん粟根まことを始めとする平均年齢50代の劇団員も豪華ゲストを迎え撃つ。
コロナ禍以降、意識的に明るい作品を上演してきた新感線が、久しぶりに楽しいばかりではない、今までとはひと味違ったダークトーンの作品を上演。とはいえど、そこは新感線。物語はキッチリ展開しつつ、ショーの要素もふんだんに、歌って・踊ってガッツリショーアップした作品を披露する。
エンターテインメントの殿堂「明治座」で繰り広げられる<バサラの宴>を、劇場で、映画館で、楽しもう。
生田斗真 撮影:田中亜紀
「俺は好きなように生きる。この“顔”を使って」
幕府と帝が相争う、混乱そして裏切りの時代。
光に生きて、華と散る─ 麗しき姿で人の心をさらい、天下を握らんとする男、ヒュウガ(生田斗真)。
“影”として奔り、闇に消える─ 密偵から足抜けし、幕府に追われる謎めいた男、カイリ(中村倫也)。
「ヒノモト」を生きる二人は、咲き乱れる“狂い桜”の下で手を結ぶ。
島流しの天子・ゴノミカド(古田新太)を御印に、二人は京の街を幕府から奪い返す。
そして始まるミカドの政。その陰で蠢く思惑、謀りの連鎖……。
眩しい光に飲み込まれ、美の輪廻に堕ちた者どもがたどり着くのは地獄か、それとも極楽か?
“バサラ”の宴が今、幕を開ける─
生田斗真 コメント
生田斗真 撮影:田中亜紀
念願の博多座の舞台に立つ事ができて幸せでした! 博多座のお客様はとても熱量が高く、毎日エネルギーをいただいておりました。公演中は、博多の美味しいものを沢山食べに行きました。1番食べたのは焼肉です。肉と米。最強です。それと倫也くんの楽屋が隣だったので、本番前は必ず立ち寄って、ストレッチをしながら、段取りの確認、時にはなんて事ない会話をしてリラックスしていました。肉と米と中村倫也がなければ博多座30公演は乗り切れなかったでしょう。
いよいよ東京公演です。チャンバラ、歌、踊り、裏切り、欲望。新感線的エンターテイメントが詰まった作品になりました。楽しんでいただけると思います。劇場でお待ちしております。
さらにライブビューイングが決まりました。同じ時間を沢山の皆様と共有できる、ライブビューイングは私も大好きで、とても楽しみにしています。そして今回は国内だけでなく台湾での上映も決定致しました。お近くの映画館からパワーを送ってください。100倍にして返します。
中村倫也 コメント
中村倫也 撮影:田中亜紀
温かい博多座のお客様とアツい夏を過ごし、次は東京・明治座。咲き誇る季節外れの桜の木の下、まだまだ熱狂の宴は続く!
ライブビューイングも決定とのことで、今回観に行けないよ〜って方々も参加してもらえるんじゃないかと。是非スクリーン越しにバサラなヤツらの生き様を体感してもらえればと思います!
西野七瀬 コメント
西野七瀬 撮影:田中亜紀
福岡公演は、緊張の開幕から、徐々に流れに慣れていきつつ、動きやセリフの僅かな温度が毎日違うので、今日のアキノはどんな感じになるかな?と自分自身も思いながら舞台に立っていました。お客さんのリアクションも日によって違ったりして、面白いです。期間中は皆さんと美味しいもの食べに行ったり、夏だからと怖い話をしてみたり、いい思い出ができました!
福岡での1か月を経て、東京でも楽しみながら舞台に立てたらと思っています。扇子をお持ちになるとより一体感を味わえると思います。
また、ライブビューイングではあんな表情にこんな表情、目線の動き、流れる汗、映像で観れる良さもぜひ楽しんでください。わたしも観たいです!!
粟根まこと コメント
粟根まこと 撮影:田中亜紀
『バサラオ』は殺陣も歌もダンスも、とにかく全てが特盛りですので福岡公演では最初こそバタバタしておりましたが、盛り上がる博多座いっぱいのお客様に励まされてなんとか一ヶ月を無事に乗り切ることができました。
そういえば開幕の頃がちょうど博多祇園山笠と被っていまして、なんだか街中がソワソワゾワゾワと盛り上がっておりました。そんな空気に煽られて公演も熱を帯びていたように思います。
そして次は東京・明治座。劇団☆新感線にとって初めての明治座です。博多座も明治座も昔ながらの芝居小屋の空気を纏っていますので、策謀渦巻く闘いでありながら祝祭感のある《バサラの宴》が似合いますね。
更に明治座での公演中にはライブビューイングもございます。会場に来られない方でも、お近くの映画館で、大画面大音響でお楽しみ頂けます。しかもアップショットもありますから、その美貌で全ての人を虜にするヒュウガさまをドアップでお楽しみ頂けますよ。つまり既に劇場でご覧頂いた方でももっとお楽しみ頂けるというワケです。どうぞお楽しみに!
りょう コメント
りょう 撮影:田中亜紀
リベンジでもあった博多座公演。博多座の皆さまとお客様がとても温かく盛り上げてくださり、感激でした!劇場の至る所に愛を感じて、そんな素敵な劇場で初日を迎えることが出来たこと、とても幸せです。全97公演、このまま全力で駆け抜けます。
次は東京です。博多座でいただいた沢山の愛と…さらにブラッシュアップした明治座公演を皆様にお届けしたいと思います。
ライブビューイングも決まりましたので、ライブビューイングでしかわからない表現も観ていただけたら嬉しいです。
舞台用のバッチリメイクだけど、そこは許してね。
古田新太 コメント
古田新太 撮影:田中亜紀
福岡公演、焼き鳥・酢もつ、大変おいしゅうございました。そしてアンパンマンミュージアムに3回も行きました。楽屋はアンパンマンだらけになりました。
次の東京公演、明治座の近くにはアンパンマンミュージアムがありません。大丈夫かオイラ……。
ライブビューイングも決まったようです。ライビュだからっておとなしくする必要はありません。
扇子もってきておどりまくってくれ!!(※公式より ご自身のお席で存分にお楽しみください。)