アーティスト考案のスペシャルメニューが堪能できる、期間限定アーティストコラボレストラン『音食キッチン2025』が開催中
1月31日(金)~2月28日(金)の期間、大阪・ミナミにある心斎橋・BIG STEPにて、アーティスト考案のスペシャルメニューが味わえるレストラン『音食キッチン 2025』が期間限定でオープンした。本イベントは大阪府と大阪市が主催するもので、今回で3回目の開催を迎える。国内外から大阪に訪れる人に府内の滞在や周遊を楽しんでもらう「大阪来てな!キャンペーン」の一環で、今回初めてミナミエリアでの開催が実現した。
今回も料理が得意&グルメなアーティスト44組のほか、FM802のDJ4名も参加。スペシャルメニューは51種がそろい、ラーメンやカレーなどのガッツリ系からおつまみ系、スイーツやドリンクまでバリエ豊富なメニューが勢ぞろい。今回、SPICE編集部ではイベント開催直前に開催された内覧会の模様を紹介。気になるメニューをピックアップするだけでなく、イベントに参加していたFM802のDJ陣にも直撃してみた。
BIG STEPの7階フロア一面が『音食キッチン』専用フロアに
初のミナミエリアでの開催となる『音食キッチン』。会場はライブ好きなら誰もが知っているであろうBIG STEPの7階にあるが、会場へのアクセスはエレベーターのみとなっているので注意しよう。イベントは入場無料で、テーブルやテラス席を利用する場合はイープラスで事前購入するほか、現地では100円単位で追加を購入することもできる(現金/キャッシュレス対応可)。料金は大人3300円(税込)、学生2200(税込)で、100円綴りの食券が大人33枚、学生22枚を受付で引き換えするだけ。
会場に入れば、まずは好きなテーブルやテラス席を確保しよう。オススメは開放感のあるテラス席。ローテーブルやローチェアが設置され、アウトドアな雰囲気を楽しみながらゆったり落ち着いて食事を楽しめる。寒い日でもストーブがいくつも設置されているし、ブランケットの貸出もあるので安心だ。
メニューの内容は事前に公式サイトでチェックするのがオススメ。価格はどれもリーズナブルで、ボリューム満点の麺類やご飯ものから、唐揚げや餃子などの単品メニューまでメニューは多彩。”推し”が考案したメニューを注文するのはもちろん、その日のお腹の空き具合や、色んな料理を注文して家族や友達とシェアして楽しむのもいい。イベントの開催期間は約1か月間あるので、ライブ前の腹ごしらえやアメ村界隈で遊ぶときなど、何度も訪れるのももちろんあり!
個性派から王道メニューまで、好きなものを好きなだけ!
メニュー数が豊富ということで、今回の実食調査は編集部総出で突撃! まずは乾杯にと、シンガーソングライターのTani Yuukiのカクテル「大人のI’m home」(写真右)を。芋焼酎の「だいやめ~DAIYAME~」をアールグレイで割った、芋焼酎初心者でも飲みやすい焼酎カクテルだ。あっさりと爽快な飲み口が特徴の焼酎が紅茶とマッチ。さらにブドウ味のグミが入っているので、フルーティーな味わいを楽しむことができる。小倉誠司(flumpool)の「Shape the water(バタフライピーゼリー入り)」(写真左)はカクテル、ノンアルコールの2種でオーダー可。ファンなら一目瞭然、作品タイトルを冠したドリンクはビジュも素敵♪ カクテル版はジンをベースにサトウキビを使ったシロップと炭酸で飲み口も爽やかに仕上がっている。場内では、ほかにもお酒やソフトドリンクも販売されているので、ぜひ食事と一緒に楽しもう。
お酒でテンションを上げたところで、次はおつまみ系に。ゴンザレス(ヤングスキニー)はSNSで「1年の目標」に“料理”を掲げたり、FM802の番組内で考案レシピのこだわりポイントを語るなど、生粋の料理好きアーティスト。そんな彼の「本当に柔らかくて美味しい唐揚げです。」(写真右)は名前の通り、とにかく柔らかくてジューシー! 衣の食感も軽やかで、そのままでも美味しいけれど、スイートチリなどソースをつけて味変をすれば、無限に食べられてしまう魅惑的で危険なメニューだ。
宮平直樹(かりゆし58)は沖縄出身アーティストならではのメニューで。カレー風味の「スパイスゴーヤーちゃんぷるー」(写真左)はスパムやゴーヤなど定番の具材のほか、ジャガイモなど大き目にカットされた具材がたっぷり入って食べ応え満点。
日食なつこの「10箇年計画フレンチトースト!」(写真奥)も作品タイトルを冠したメニュー。歌詞にあるレシピをそのまま倣ったような、卵液に長時間たっぷりと浸かったフレンチトーストはぷるぷる&とろっとろで、口の中に入れるとあっという間に溶けてなくなってしまう。熱々が美味しいので、ぜひ歌詞にある<焼きたて渡せる場所>で食べてもらいたい。
家族や仲間とシェアするなら、東京スカパラダイスオーケストラの「SKAナチョス」をオススメしたい。ナチョスといえばメキシコ。メキシコといえば、東京スカパラダイスオーケストラが出演した中南米最大のフェス『Vive Latino』。料理からバンドのヒストリーを感じられるのも『音食キッチン』ならでは。軽い食感のトルティーヤ・チップスに、トマトやアボカド、たっぷりのひき肉を乗せていただこう。子どもでも食べやすい味付けだが、ビールとの相性も抜群なので大人はぜひお酒と一緒にどうぞ♪
おつまみ系メニューで食欲が増した編集部スタッフは続いて、麺&ご飯もののガッツリメニューへ。今回のイベント初参加のアイナ・ジ・エンド「免疫つけようキャンペーン」はマイタケやエノキなどたっぷりのキノコにチキン、玄米を合わせた、ボリューム満点だけど体に優しいヘルシーな逸品。ショウガが効いているので、食べ進むうちに体もぽかぽか。
手軽に食べたいなら、ありぼぼ(ヤバイTシャツ屋さん)の「あつまれ!バーガーピーポー(しゃっしゃっしゃしゃしゃしゃエビバーガー)」もオススメ。注文しようとすると、そのまま歌い出してしまいそうなメニュー名だが、サックリと揚がったエビカツに甘辛いソースをくぐらせたバーガーが食欲をそそる。
がっつり攻めたいならRONZI(BRAHMAN/OAU)の「背脂だらけのにんにく中華そば」で。ラーメン道まっしぐらなRONZIが考案した、にんにくの香りが食欲をそそる一杯。これでもかというくらいの背脂が胃袋をがっつりと刺激してくれる。
今年で結成30年ともなれば、阿吽の呼吸で分かり合えるのか。RONZIに続き、TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)が考案した「鬼弁(鬼とり天丼)」のインパクトもとにかくすごい。鶏ムネ肉の天ぷらがドーンと一枚、丼にライドオン! どデカイ天ぷらの下には親子丼風に仕上げたご飯が。関西人ならおなじみのヒガシマル醤油の「うどんスープ」を使用した優しい出汁で仕上げているので、”鬼”のようなどデカイ天ぷらも意外にペロりといけちゃう。しかも丼料理なのにビールが進む! こちらのメニューは各日先着20名にお土産がついてくるそうなので、気になる人はお早めに。
FM802 DJ陣がオススメのメニューも紹介
たくさんの人で賑わっていた『音食キッチン』の内覧会には、FM802のDJ陣も参加。DJ大抜卓人がチョイスしたのは東出真緒(BIGMAMA)「台湾朝ごはん 鹹豆漿(シェントウジャン)」(写真右)と、大野雄大(Da-iCE)「大野雄大の『柔らかすぎてごめんなさい』」(写真左)の2品。多彩なメニューからこの料理を選んだ理由を尋ねると「まずはアーティスト名で料理を選んだのがBIGMAMA。Da-iCEの雄大くんのメニューは美味しそうだからという2パターンで。どっちも美味しそうですよね」と、メニューの選び方も楽しめるのが『音食キッチン』ならでは。今後もFM802のDJ陣が会場を訪れることがあるそうなので、FM802の公式SNSなどをチェックしておこう。
『音食キッチン』ではアーティストだけでなく、FM802のDJ陣が考案したメニューも登場。DJ落合健太郎の「オチケン『ニック』豆腐」は肉豆腐に温泉玉子を乗せた逸品。「大好きな豆腐を使ったメニューで何か良いものがないかと、料理好きの父に相談してみたら『肉豆腐がいいんじゃない?』ということで、父直伝の味に温泉玉子をトッピングして、すき焼き風にも楽しめるようにアレンジしました。料理名の『ニック』は実は父の名前です♪」と、レシピ誕生秘話も明かしてくれた。
ワッフル型のクロワッサンスイーツ「ㅋㅋㅋ(ククク)クロッフル♪」を考案したのは、DJ高樹リサ。「ご飯系がたくさんそろうなか、甘いスイーツがあると嬉しいかなと。商品名にあるクククは韓国では日本の”www”みたいに絵文字感覚で使う言葉なんです。このスイーツを食べて笑顔になってほしいし、『音食キッチン』ということで音にちなんだ料理名がいいなと。クロッフルはサクっとモチっとした食感も楽しいですよ」。『音食キッチン』3回目の参加とあって、来場者の”別腹”も考慮したメニューはさすが!
BGMや限定グッズ、スペシャルイベントにも注目!
会場内では『音食キッチン』に参加するアーティストの楽曲を中心としたBGMが流れていたり、入口にはフォトスポットもあるのでぜひチェックを。ほかにも、イベントに参加するアーティストらの限定グッズの販売や、今後はスペシャルイベントの開催も予定しているとか。気になる情報は公式サイトやSNSをチェックしよう。
『音食キッチン』は2月28日(金)まで開催中。11:00~22:00(LO21:30)と営業時間も長いので、学校や仕事帰りにも気軽に立ち寄ってみよう。
取材・文・撮影=黒田奈保子
イベント情報
音食キッチン
■実施期間:2025 年 1 月 31 日(金)17:00open~2 月 28 日(金)(予定)
※2/20(木)休館日
■営業時間:11:00~22:00(ラストオーダー21:30)
■実施場所:心斎橋ビッグステップ 7F特設会場(大阪市中央区西心斎橋 1- 6 – 14)
大阪メトロ 御堂筋線/四ツ橋線 心斎橋駅(徒歩 3 分)
■料金:店頭にて料飲をご購入いただきます。
大 人: 3,300 円(税込)※100 円×33 枚
学 生: 2,200 円(税込)※100 円×22 枚
※小学生以上の学生が対象
未就学児: 無料(飲食には保護者購入のを使用)
*追加(100 円単位)有り。別途消費税等要。
*支払い方法記載(現金/キャッシュレス対応可)
[WEB 早割]
<販売期間> 2025 年 1 月 22 日(水)14:00~前日 23:59 まで
<購入サイト URL> https://eplus.jp/onshokukitchen/
大 人: 6,600 円(7,600 円分/消費税込)
*会場にて金券と引き換えをお願い致します。
*早割は上記1種のみ。
■参加アーティスト:
アイナ・ジ・エンド/asmi/穴見真吾(緑黄色社会)/ありぼぼ(ヤバイTシャツ屋さん)/WEESA(PSYCHIC FEVER)/伊地知潔(ASIAN KUNG-FU GENERATION)/浦山一悟(ACIDMAN)/大澤敦史(打首獄門同好会)/大野雄大(DaiCE)/小川貴之(sumika)/小倉誠司(flumpool)/柿沼広也(BIGMAMA)/木島(ハンブレッダーズ)/休日課長(ゲスの極み乙女/礼賛/DADARAY/ichikoro)/KENJI(I Don’t Like Mondays.)/ko-dai(ソナーポケット)/ゴンザレス(ヤングスキニー)/Shun(TOTALFAT)/菅原卓郎 (9mm Parabellum Bullet)/高橋優/橘柊生(DISH//)/TAXMAN(THE BAWDIES)/Tani Yuuki/東京スカパラダイスオーケストラ/TOSHI-LOW(BRAHMAN/OAU)/中島元良(w.o.d.)/中務裕太(GENERATIONS)/日食なつこ/長谷川大喜(マカロニえんぴつ)/秦基博/服部栞汰(SHE’S)/東出真緒(BIGMAMA)/福永浩平(雨のパレード)/ホリエアツシ(ストレイテナー)/益田英知(Kroi)/松室政哉/宮平直樹(かりゆし58)/村松拓(Nothing‘s Carved In Stone)/もりもりもと(ヤバイTシャツ屋さん)/柳沢進太郎 (go!go!vanillas)/Lucky Kilimanjaro/LIKIYA(THE RAMPAGE/RINA(SCANDAL)/RONZI(BRAHMAN/OAU)
FM802 DJ:落合健太郎/加藤真樹子/高樹リサ/樋口大喜
■協 賛:濵田酒造 だいやめ/ヒガシマル醤油
■HP:https://funky802.com/kitchen/
■一般問い合わせ先:大阪来てなキャンペーン事務局:050-3605-0380