飛龍つかさがジョバンニ、宇月 颯がカムパネルラ、水 夏希が語り手を務めるリーディング『銀河鉄道の夜』の上演が決定
リーディング『銀河鉄道の夜』
2025年5月9日(金)~11日(日)池袋・あうるすぽっとにて、宮沢賢治原作のリーディング『銀河鉄道の夜』が上演されることが決定した。
本作は、2023年11月~12月、東京芸術劇場シアターイーストにおいて矢田悠祐のジョバンニ、山本一慶のカムパネルラ、紫吹 淳の語り手で宮沢賢治没後90年に上演し、好評を博した。
今回、主人公ジョバンニ役を元宝塚歌劇団花組の男役スター・飛龍つかさ、ジョバンニの親友カムパネルラ役を元月組の男役スター・宇月 颯が務める。そして元雪組男役トップスター・水 夏希が語り手となり、様々な役どころを務め、旅する少年たちを優しく導く。
演出は声楽家として国内外のオペラ・コンサートや『題名のない音楽会』などTV出演、現代作品の取り組みなど幅広い活躍で第63回芸術選奨 文部科学大臣新人賞を受賞した彌勒忠史。ピアノの生演奏にのせて、「ほんとうのさいわいをさがしに行く」旅に観客を誘う。
貧しく孤独な少年ジョバンニ。苦しい家計を支えるため、学校が終わると毎日活版所で活字を拾い、お金を稼ぐ日々を過ごしていました。
父がいないことで他の子供達からいじめられるのですが、小さい頃から友達のカムパネルラだけは優しく、ジョバンニはカムパネルラに憧れを抱いていたのです。
ケンタウルス祭の夜、母に飲ませる牛乳をもらいに出かけたジョバンニはザネリに出会っていじめられます。その集団の中にはカムパネルラもいて気の毒そうな顔でジョバンニを見たのでした。すっかり落ち込んだジョバンニは、誰もいない暗い丘に寝転んで星を見上げていたところ「銀河ステーション、銀河ステーション」という声が聞こえます。 気がつくと彼は夜の軽便鉄道の小さな黄色の電燈の並んだ車室に、窓から外を見ながら座っていました。そして前の席にはなんとカムパネルラがいたのです。不思議だなあと思いながらもカムパネルラとの旅に胸を躍らせるジョバンニ。二人の星めぐりの旅が始まります…
飛龍つかさ コメント
飛龍つかさ
この度、リーディング『銀河鉄道の夜』にジョバンニ役で出演させて頂くことになりました。
宇月颯さん、水夏希さんとご一緒させて頂ける事も、とても光栄で嬉しく、お芝居を交わせる事がとても楽しみです。
リーディングという事ですが、歌う部分もあるそうなので、そちらも楽しみです。観にいらしてくださった全てのお客様に素敵な『銀河鉄道の夜』の世界観を味わっていただけるよう、丁寧に、心を込めてお届けしたいと思います。
宇月 颯 コメント
宇月 颯
誰もが知っている『銀河鉄道の夜』という作品で、カムパネルラ役で出演させていただけることを光栄に思います。
リーディングには昨年『クリスマス・キャロル』でも挑戦させていただきました。
奥深く繊細なリーディングの世界で素敵な共演者の皆様と、そしてお客様と、『銀河鉄道の夜』を旅することができる日を楽しみにしております!どうぞよろしくお願いいたします。
水 夏希 コメント
水 夏希
銀河鉄道の夜。
あまり読書をしない子供だったので、タイトルと宮沢賢治さんの著書であることは知っていますが、詳細をよく知らないのです。今回はジョバンニ、カンパネルラ以外の全ての役をやるとのことで、とてもとても楽しみです!
また飛龍さん、宇月さんとの共演は初めてですが、バリバリの男役だったお二人が、またメンズの役をされるのをファンの皆様は楽しみにしてらっしゃると思いますので、お二人の物語の世界をより深く楽しんでいただけるよう周りの人物を彩り豊かに演じたいと思います。また演出の彌勒さんとも初めてなので、ピアノと声で紡ぐ世界を私自身も楽しみたいと思います。
公演情報
会場:池袋・あうるすぽっと
上演台本・音楽:新内多賀太夫
演出:彌勒忠史
一般前売り:4月15日(火)10時~
お問い合わせ:アーティストジャパン 03-6820-3500 https://artistjapan.co.jp/