もっともミニマムなベルリン・フィル=パンゲア・トリオ・ベルリンが再来日

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2025.9.21
『パンゲア・トリオ・ベルリン コンサート』

『パンゲア・トリオ・ベルリン コンサート』


世界最高峰のオーケストラ=ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、音楽大国ドイツばかりでなく欧州を代表するオーケストラとして、世界中のアーティストの憧れの存在である。2020年3月に女性で初めてベルリン・フィル第2ヴァイオリン首席奏者に就任した、マレーネ・イトウが2023年に新たに結成したアンサンブル「パンゲア・トリオ・ベルリン」は、そんなベルリン・フィル・サウンドが凝縮され、最小単位のベルリン・フィル・サウンドと呼べるクオリティをもったトリオである。

メンバーは、マレーネ・イトウを中心に、2022年2月にベルリン・フィルに入団したウラジーミル・シンケヴィッチ(チェロ)、数々の賞を受賞し著名音楽家や世界中のオーケストラと共演しているヤニック・ラファリマナナ(ピアノ)の3名。出身国の異なる3人が、“音楽で一つになろう”との思いを込めて、地球が一つの大陸だった時の超大陸名「パンゲア(Pangaea)」をトリオ名としたという、思いのスケールの大きさに相応しいトリオである。お送りする曲目は、生誕150年のアニバーサリーイヤーとなるモーリス・ラヴェルが作曲したピアノ三重奏曲を中心に据え、ヴァイオリンとチェロのためにハンガリーの作曲家コダーイが作曲した二重奏曲とブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番と、ベルリン・フィルを文字通り牽引するマレーネ・イトウのヴァイオリンのサウンドをたっぷりと堪能できるプログラムとなっている。

予定曲目

J.ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
M.ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調

文=神山薫

公演情報

『パンゲア・トリオ・ベルリン コンサート』
 
日程:2025年11月18日  19:00開演(18:30開場)
会場:浜離宮朝日ホール
 
出演
ヴァイオリン:マレーネ・イトウ
チェロ:ウラジーミル・シンケヴィッチ
ピアノ:ヤニック・ラファリマナナ
 
プログラム(予定)
J.ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第1番
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
M.ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
 
(全席指定・税込み)
S席15,000円 A席10,000円
プレイガイド先行 :9月20日(土)12:00~28日(月)23:59
一般発売 :10月4日(土)10:00~
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※曲目・曲順・出演者等が変更になる場合がございます。ご了承ください。

主催:パンゲア・トリオ・ベルリン
お問い合わせ:ライブエグザム https://www.liveexsam.co.jp/contact/
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