「夜の東京を走り抜けるエキサイティングなレース!」小池百合子都知事がフォーミュラEの魅力を力説~『2026 TDK Tokyo E-Prix』は初のナイトレースで7/25-26開催
小池都知事(中央)がジェフ・ドッズフォーミュラE CEO(右)、レーシングドライバーのJujuと『2026 TDK Tokyo E-Prix』開催会見を行った ©︎さいとうりょうこ
フォーミュラE世界選手権東京大会『2026 TDK Tokyo E-Prix』が7月25日(土)・26日(日)、東京ビッグサイト周辺市街地の特設サーキットで開催される。今回は日本初となるナイトレースで実施。美しい夜の東京を舞台に世界最高峰のEVレースが展開される。
展示車両の前で挨拶する小池百合子東京都知事 ©︎さいとうりょうこ
大会に先立つ4月14日(火)、東京・新宿区の都庁第一本庁舎1階ロビーで『2026 TDK Tokyo E-Prix: フォーミュラE × TOKYO GX ACTION トークセッション』が開かれ、 開催都市代表の小池百合子東京都知事、ジェフ・ドッズフォーミュラE CEO、レーシングドライバーのJuju(野田樹潤)が大会の魅力に迫った。
東京都は、化石燃料からクリーンエネルギー中心の社会へと転換するグリーントランスフォーメーション(GX)を加速させるための取り組み「TOKYO GX ACTION」を2024年からスタートし、その一環としてZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)の普及促進を行っている。フォーミュラEと東京都のパートナーシップは、ZEV施策を推進する取り組みの一つで、小池都知事は『TOKYO GX ACTION』と『Tokyo E-Prix』の連動について説明した。
小池百合子東京都知事 ©︎さいとうりょうこ
「夜のコースを走り抜けるエキサイティングなレース」と小池都知事
冒頭、この大会が「日本で初めてEVで公道を走るレース」と紹介した同知事は、「2024年が1回目。25年は2日間にわたって繰り広げられました」と過去2年の実績に触れると、「今年は3回目で、初めてナイトレースになります。夜のコースを走り抜けるエキサイティングなレースが、東京のナイトタイムに一層の彩りを加えてくれることをたいへん楽しみにしています」と目を輝かせた。
そして小池都知事は大会開催に合わせ、東京ビッグサイトで『TOKYO GX ACTION ミュージアム』、同ACTIONとフォーミュラEがコラボした体験イベントを開催することを紹介した。「フォーミュラEのパブリックビューイングも実施いたしますので、ご参加、ご来場いただければと思います」と呼びかけると、「イベントを通じ、持続可能な社会の実現につながるEV、GXへの理解を深めていただいて、真夏の夜の熱戦、楽しみにしていただきたい」と締めくくった。
続いて登場したドッズCEOは、本大会がナイトレースとして開催される点について解説。「今年はダブルヘッダーでのナイトレース。東京のダイナミックな都市景観の中でナイトレースを行えるのは、フォーミュラEの年間のレースの中でもかなり目玉になっていると感じています。何よりも、東京の華やかな街の中でナイトレースを行えるということ、モータースポーツのスペクタクルなレースをお届けできることを非常にうれしく思います」と、ワクワクしている様子を見せた。
そして、に関する最新情報を紹介した。ドッズCEOは、「先行予約(抽選)はすでに始まっております。イープラスのサイトで実施していますが、かなり人気の
となっています。先行予約の受け付けは4月20日までとなっておりますので、早めの応募をよろしくお願いします」と話した。
ジェフ・ドッズフォーミュラE CEO ©︎さいとうりょうこ
3人目に登場したのはJujuで、小池都知事とドッズCEOとの同席について「光栄に思っています」と話すと、「ドッズさんと初めてお会いしたのは、私が小学生の時でした」と幼い頃の思い出に触れた。「フォーミュラEを観戦に行った時に初めてお会いして、その時に、将来はフォーミュラEに乗れるようなドライバーになるというお話をさせていただきました。今日、こうしてご一緒できることをうれしく思っております」と笑顔をみせた。
そして、先だってJaguar TCS RacingからフォーミュラE公式テストに参加した時の話に言及。「私のレース人生において、とても素晴らしい経験になりましたし、改めて私自身、目指したい道を再確認できた機会になりました」と、4歳のカートレースデビュー戦勝利から積み重ねてきたレースカーとの歩みを振り返り、気持ちを新たにした。
笑顔を見せるレーシングドライバーのJuju(野田樹潤) ©︎さいとうりょうこ
さらに、他のモータースポーツと比較した際のフォーミュラEの魅力について、コメントを求められると、3点を挙げた。一つ目は「世界に三つしかない世界選手権の一つであること」とし、「F1と肩を並べるカテゴリーであることです」と、その権威ある大会であることを強調した。二つ目は「環境にすごく優しくエンジン音がないので、市街地、都心でできるのが魅力」、三つ目は「フォーミュラEで開発しているテクノロジーが、一般の皆さんの乗る車にも役だっているのも魅力の一つ」とした。
Jujuは最後に今後の目標について、改めて言葉にした。「小さい時から世界で戦える、活躍できるドライバーになりたいという思いがすごくありました。世界で戦えるという舞台には、このフォーミュラEも含まれていますので、そういったドライバーになれるよう、これからも精進していきたいなと思います」と、新たな高みを目指すことを誓った。
Juju(野田樹潤) ©︎さいとうりょうこ
Jujuは「まさか東京でナイトレースが行われるとは思ってなかった」
ドッズCEOとJujuは、トークセッション後の囲み取材にも応じ、東京で3回目となるフォーミュラEへの期待を口にした。Jujuは、「まさか東京でナイトレースが行われるとは思ってなかったです。夏なので昼間だと暑いだろうなと思っていたんですけど、ナイトレースになったということで、見ているお客さんも楽しいレースになるでしょう。ドライバーとしても走ってみたいなと思うような、ワクワクするレース。自分自身も今回はJaguar TCS Racingに帯同する予定なので、すごく楽しみしています」と、気持ちは早くも夏モードとなった。
Juju(左)とジェフ・ドッズフォーミュラE CEO ©︎さいとうりょうこ
『隅田川花火大会』にも負けない盛り上がりに期待
ドッズCEOは、サウジアラビアでのナイトレースに触れ、「テレビでご覧いただいても、光がすごく綺麗。壮大なスペクタクルという形のレースになっています。東京のレースも、そのような華やかなスペクタクルをご期待いただければと思っております」と、ナイトレースのビジュアル面での素晴らしさを強調した。そして7月25日(土)に開催予定の『隅田川花火大会』にも触れると、「土曜日はそちらが夜の東京を盛り上げてくれるのかなと思いますが、日曜日はレースの盛り上がりを花火のごとく楽しんで」と、東京の夏の風物詩にも負けない大会にすることを約束した。
小池百合子東京都知事(左)とジェフ・ドッズフォーミュラE CEO ©︎さいとうりょうこ
フォーミュラE参戦車両「Porsche 99X Electric Gen3」 ©︎さいとうりょうこ
都庁での参戦車両展示は4月20日まで
トークセッション会場には、Porsche Formula E Teamの現行のフォーミュラE参戦車両「Porsche 99X Electric Gen3」も展示された。ドッズCEOは、「このPORSCHEの素晴らしい車には、冠スポンサーのTDKの名前も入っています。展示は4月20日までで、先行予約終了の同じ日付です」と言葉に力を込めた。
『Tokyo E-Prix』は、2024年3月にシーズン10の第5戦として初開催された。25年は5月にシーズン11の第8・9戦として2日間開催。第9戦では日産フォーミュラEチームのオリバー・ローランドが優勝し、日本チーム初となる母国開催レースでの勝利をもたらした。
来たるシーズン12では、第14・15戦として開催される。は現在、グランドスタンド観戦券およびピットレーンウォーク券の先行予約期間中。4月20日(月)23:59までイープラス特設サイトで受け付けている。一般発売は5月1日(日)10:00~開始される。