中車が化け猫になって宙乗りし、團子が十三役を早替り 人気声優も出演する、歌舞伎町大歌舞伎『獨道中五十三驛』が開幕

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2026.5.4
『獨道中五十三驛』初日前会見より (左から)市川團子、市川中車     撮影:阿部章仁

『獨道中五十三驛』初日前会見より (左から)市川團子、市川中車     撮影:阿部章仁

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2026年5月3日(日・祝)THEATER MILANO-Zaにて、歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』が、開幕した。初日前に会見が行われ、舞台写真とともにコメントも届いた。

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真           撮影:細野晋司

本作は四世鶴屋南北の作で、文政十年(1827)に江戸河原崎座で初演。当時、江戸で人気を博していた十返舎一九の『東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)』に着想を得て、それとは逆に京都を起点に江戸を目指しながら、五十三次の宿場で物語が展開されていく。永らく上演が途絶えていたが、昭和五十六年(1981)に三代目市川猿之助(二世市川猿翁)が歌舞伎座にて復活上演させた。澤瀉屋の中でも特に人気が高く、「三代猿之助四十八撰」のひとつに数えられている。

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  口上 市川團子           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  口上 市川團子           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  市川團子:船頭浪七           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  市川團子:船頭浪七           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  (左)市川團子:芸者 雪野           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  (左)市川團子:芸者 雪野           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  (右)市川團子:丹波与八郎           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  (右)市川團子:丹波与八郎           撮影:細野晋司

今回の上演では『こえかぶ 朗読で楽しむ歌舞伎』とのコラボレーションでおおくる。「こえかぶ」は、古典歌舞伎を人気声優陣が語り演じる松竹のオリジナル朗読劇で、人気声優が全13役を1人で演じ分ける「声の歌舞伎」にも期待したい。

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  置鮎龍太郎           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  置鮎龍太郎           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  置鮎龍太郎           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  置鮎龍太郎           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  置鮎龍太郎           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  置鮎龍太郎           撮影:細野晋司

また、本作において屈指の人気を誇る「岡崎無量寺の場」では、十二単をまとって宙を飛ぶ猫の怪を市川中車が初役で勤める。THEATER MILANO-Zaで宙乗りを行うのは初の試みとなる。大詰は、常磐津を用いた舞踊『写書東驛路』を届ける。歌舞伎界のホープ市川團子が十三役を早替りにて勤める。

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  市川團子:土手の道哲           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  市川團子:土手の道哲           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真   市川團子:弁天小僧菊之助           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真   市川團子:弁天小僧菊之助           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  幕切れ (右)市川團子:丹波与八郎           撮影:細野晋司

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内 『獨道中五十三驛』舞台写真  幕切れ (右)市川團子:丹波与八郎           撮影:細野晋司

なお、本公演は5月26日(火)まで上演。

市川中車 コメント

新宿・THEATER MILANO-Zaという、歌舞伎をここに根差そうと目指してこの地で、2024年に『歌舞伎町大歌舞伎舞伎』として歌舞伎が戻ってきてから1年ぶり2回目。澤瀉屋の一門で、父ゆかりの演目に励んでおります。
この劇場は宙乗りをする高さが歌舞伎座の8mよりも高く、12mもあります。これだけの衣裳を着ていることもあり、自分自身というものははるか彼方に飛んで行って、自分ではない何かをやっている感覚がします。もう無我夢中ですね。
父は1981年に42歳で初演し、そこから57歳になる1997年まで、團子や「こえかぶ」が担う役全てを演じておりました。今回は時を経て、團子と二人で、そしてこえかぶの方々と役を分けて上演します。私はこの一役だけも大変なのに、父はずっと一人で演じていたことに改めて尊敬の念と、そしてその意思をしっかりと継いでいかなければならないのだと改めて実感いたしました。私自身はいつの間にかその57歳を超え、60歳で初役としてやっています。お客様にたくさん来ていただいて、父の思い入れのある作品を一人でも多くの方に観ていただきたい、そういう思いで一丸となっております。

市川團子 コメント

かつて歌舞伎の劇場を建てる計画があったことから“歌舞伎町”という名前が付いたこの地で、澤瀉屋の大切な作品である『獨道中五十三驛』を上演させていただけることをありがたく思っています。昨日初めて舞台上でお稽古してみて、お客様との距離が近く感じる劇場なので、役の雰囲気がより伝わりやすい劇場だなと思いました。十三役の早替りをお客様に楽しんでいただけるように、裏方の皆様と力を合わせて参ります。
3月に大学を卒業してから初めて挑む作品であり、祖父が紡いできた大切な作品でもありますので、身が引き締まる思いです。今回歌舞伎として上演する「岡崎無量寺」の場と十三役早替りの大詰「写書東驛路」の場は、初演から現在に至るまで、ほとんど手を加えられることなく上演されてきた、非常に完成度が高い、人気のある場面です。それ以外の部分は「こえかぶ」として声優の皆様に声の力をお借りして、よりわかりやすくスピーディーに物語をお届けします。
歌舞伎をご覧になったことがある方もそうでない方も、全ての世代に楽しんでいただける大スペクタクルな作品になっておりますので、是非劇場に足を運んでください。精一杯勤めます。

公演情報

歌舞伎町大歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内
『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』
 
日程:2026年5月3日(日・祝)~26日(火)
会場:THEATER MILANO-Za (東急歌舞伎町タワー6階)

料金:1等席13,500円、2等席8,000円、3等席4,000円(税込・全席指定)

作 :四世鶴屋南北
出演:市川中車、市川團子、市川笑也、市川笑三郎、市川寿猿、市川青虎
 
「こえかぶ」
出演(日替り・出演日順):置鮎龍太郎、福山潤、細谷佳正、小林裕介、内田直哉、櫻井孝宏、石谷春貴、蒼井翔太、野島健児、山口勝平、速水奨、内田夕夜、東地宏樹、関智一、岡本信彦、森久保祥太郎、吉野裕行
 
主催:Bunkamura、TSTエンタテイメント、東急
企画・制作:松竹株式会社
製作:Bunkamura
公演に関するお問い合わせ:Bunkamura 03-3477-3244(10:00~18:00)
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