第5回DenBun能『松風』が上演 能楽の現在・次世代・未来までをも見据えた、華やかな配役でおくる

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2026.8.28
第5回DenBun能『松風』

第5回DenBun能『松風』

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2026年9月5日(土)東京・梅若能楽学院会館にて、第5回DenBun能『松風』が上演される。

「DenBun能(でんぶんのう)」は、一般社団法人伝統文化交流協会が主催し、観世流シテ方の味方玄(みかたしずか)が出演する、能楽公演シリーズ。

観世流シテ方 味方玄

観世流シテ方 味方玄

第5回となる本公演では、昔から名曲と讃えられてきた人気曲の『松風』を披露。行平の形見の衣を抱きしめ、松の木を行平だと思い駆け寄ろうとする姉・松風と、それを引き留める妹・村雨の名場面をはじめ、帰らぬ人への狂おしい恋慕が、「中之舞」「破之舞」と舞い重ねるうちに押し寄せる。

今回のDenBun能は、能楽の現在・次世代・未来までをも見据えた、華やかな配役でおくる。仕舞は、近年の伝統文化交流協会の講座で取り上げた演目の中から四曲を選曲し、上演する。

 
【能『松風』あらすじ】
秋の夕暮れ、旅の僧(ワキ)が須磨の浦を訪れると、いわくありげな松が目に留まる。
土地の者(アイ)曰く、それは松風・村雨という海女の姉妹の旧跡だというので僧は菩提を弔うことにする。そのうち日が暮れてきたので、近くの塩屋に宿を借りようと家主を待っていると。汐汲み車をひいた若い海女たち(シテ・ツレ)が戻ってくる。
一夜の宿を許された僧が、松風・村雨を弔ったことを話すと、二人は涙を流して、我々こそ松風と村雨の亡霊だと明かし、その昔、行平から寵愛を受けた思い出を語りはじめる。待てども帰らぬ行平を恋い慕い続ける姉妹はその想いを語るにつれて、より恋慕がつのり、松風は行平の形見の衣と鳥帽子を着けて狂乱の体で舞う。そして、僧にさらなる回向を頼むと夜明けとともに姿を消す。僧が夢から覚めると、辺りには村雨の音にも似た松風が吹き抜けるばかりであった。

 

公演情報

第5回DenBun能『松風』
 
日程・会場:2026年9月5日(土)梅若能楽学院会館(東京都)
開場 15:30 / 開演 16:00
 
お話し 味方玄
 
仕舞
巴 味方梓
班女 鵜澤光
葵上 観世淳夫
鵺 観世喜正
 
地謡
金子仁智翔
川口晃平
浅見慈一
安藤貴康
 
休憩
 

松風
 
谷本健吾
味方玄
福王和幸
野村裕基
 
後見
鵜澤光
清水寛二
 
大鼓 河村凜太郎
小鼓 大倉伶士郎
笛 杉信太朗
 
地謡
味方梓
浅見慈一
安藤貴康
観世喜正
川口晃平
観世淳夫
 
 
主催:一般社団法人伝統文化交流協会
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