染五郎、辰之助、團子が初共演! 三者三様の個性で魅せる『春調娘七種』~9月歌舞伎座への意気込み

インタビュー
舞台
2026.9.8
(左から)市川團子、市川染五郎、尾上辰之助

(左から)市川團子、市川染五郎、尾上辰之助

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市川染五郎、尾上辰之助、市川團子が、歌舞伎座にて上演中の『秀山祭九月大歌舞伎』の「昼の部」で共演する。『春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ。以下、『娘七種』)』にて、染五郎が荒々しい曽我五郎を、團子が柔らかな二枚目の曽我十郎を、そして辰之助が女方の静御前をつとめ、幕開きを飾る。

1歳ずつ違う同世代の花形俳優3人だが、歌舞伎の舞台で揃うのは本作が初めてとなる。公演への意気込み、そして歌舞伎俳優としてのそれぞれの今を聞いた。

「秀山祭」とは
初世中村吉右衛門の功績を顕彰し、2006年に歌舞伎座ではじまった興行。二世中村吉右衛門を中心に、初世ゆかりの作品が上演されてきた。本年は初世吉右衛門の生誕140年にあたり、秀山祭は20年目をむかえる。なお染五郎にとって初世吉右衛門は高祖父、二世吉右衛門は大叔父にあたる。


■『春調娘七種』、個性の異なる役柄で初共演

ーーまずは意気込みをお聞かせください。染五郎さんがつとめるのは、曽我兄弟の弟・五郎です。

染五郎:3人で同じ振りを踊るところもあり、役柄によって変わるところもあります。五郎として、その振りを踊れるよう研究したいです。骨太な役が好きでもありますし、大叔父(二世吉右衛門)の荒事が好きなので、大叔父が『寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)』でつとめた五郎の映像なども見ながら、歌舞伎における五郎というキャラクターを研究し、臨みたいと思っています。 

ーー團子さんがつとめるのは、曽我兄弟の兄・十郎です。

團子:人生で初めての曽我物(曽我兄弟の仇討ちを題材にした作品群)です。十郎は、いわゆる二枚目。荒々しい五郎に対して、十郎は大人っぽく控えめです。そこに静御前が加わるのが、この作品の面白さです。昨日、初めて3人でのお稽古がありました。踊りの“間”は揃えつつ、五郎との差や静御前との違いなど、役の性根が際立つよう意識しました。(曽我物の代表格である)『寿曽我対面』であれば、勇む五郎を止めるのが十郎。止めはしますが、十郎にも仇討ちへの思いがあります。そこを大切にしたいです。同時に、舞踊であることも忘れずに演じたいです。今の言葉でいう「音ハメ」のような、踊りとしての楽しさも忘れずに勤められたらと思います。 

市川團子

市川團子

ーー辰之助さんは、静御前をつとめます。「曽我物語」には本来登場しない、別作品のヒロインが登場する趣向です。

辰之助:「秀山祭」という大きな舞台の幕開きを、この3人で責任をもってつとめたいです。『娘七種』の静御前は、2回目。2025年1月の浅草公会堂では、五郎役で出させていただきました。今回が十郎なら三役コンプリートでしたが、残念ながら叶わず……(一同笑)。でも、この3人なら静御前は、自分だと思います。前回から、より進化した静御前をお見せできれば。紅一点、基本的に舞台では静御前が真ん中におりますので、舞台をより華やかにできればと思います。

ーー昨日が最初のお稽古だったとのこと。ご感想は?

團子:とにかく楽しかったです! 踊っていても自然と頬がゆるんでしまうような気持ちでした。僕だけ盛り上がっている可能性もありますが(一同笑)。かといって、それでダラけた雰囲気にならないことも、うれしかったです。3人が同じ振りのところは、揃っていると問答無用で綺麗にご覧いただけます。ただ、揃いすぎも面白くありません。お互いを気遣いながら、バラバラにならないように。ちょっとした息づかいを感じながら。そういったところに、日頃の仲の良さが出るのではと思っています。

染五郎:これまで僕と團子くん、僕と辰之助くん、それぞれとの共演はありました。でも團子くんと辰之助くんの共演は、初めて。3人が揃うのも初めてとなります。今まで「こんな作品をやりたいね」と話してきましたが、実際に同じ舞台に揃う状況を想像すると不思議で新鮮です。同じ舞台からの目線を、3人で共有できることがうれしいです。

辰之助:昨日のお稽古では、未完成な部分はまだまだありますが、初共演でも舞台における「息」「呼吸」といった調和的なものは、問題ないと確信しました。あとは、よい意味での“気のつかわなさ”を大事に、それぞれが思い描くものを出すことができれば、より面白い舞台になるのかなと思います。

『春調娘七種』曽我五郎=市川染五郎(令和8年9月歌舞伎座)

『春調娘七種』曽我五郎=市川染五郎(令和8年9月歌舞伎座)

『春調娘七種』静御前=尾上辰之助(令和8年9月歌舞伎座)

『春調娘七種』静御前=尾上辰之助(令和8年9月歌舞伎座)

『春調娘七種』曽我十郎=市川團子(令和8年9月歌舞伎座)

『春調娘七種』曽我十郎=市川團子(令和8年9月歌舞伎座)

■三人そろって「逆櫓」にも

ーー昼の部では『ひらかな盛衰記』「逆櫓」にも、船頭役で、同じシーンに揃って出演されます。

染五郎:芝居が、クライマックスに向かっていくところを担う役柄。きっちりつとめたいと思います。ただ僕らは、出番が多いわけではないんですよね。花道から出てきて、やっつけるぞ! と意気込むだけ。意気込むだけで、やっつけもしない(笑)。

市川染五郎

市川染五郎

團子:そう、僕らはしない(笑)。

辰之助:まあね(笑)。ただ「逆櫓」は、吉右衛門さんの大変な当たり役。しかも今月は(松本)幸四郎のおにいさんが、初役で樋口次郎兼光を演じられます。秀山祭で、そのような演目に3人で出演できることが嬉しいですし、間近で勉強させていただけることに、大きな意味を感じます。

染五郎:終盤で、樋口が松の根もとに立ち、枝をぐっと持ち上げる場面があります。16年前、祖父(松本白鸚)が新橋演舞場で「逆櫓」の樋口をつとめた時、僕は5歳で、子役で出させていただきました。その時、舞台裏で父(幸四郎)が、転換前の松の大道具に僕をのせてくれたことを覚えています。まだ手が届かないので抱き上げて、枝を上げる真似をさせてくれました。

團子:僕は「逆櫓」のような“古典”に出させていただく機会が、まだあまり多くはありません。このような古典がかかっている月は、楽屋にいられるだけでも“匂い”のような吸収できるものがあり、その環境でしか学べないことが、歌舞伎の基礎になるとも思っています。また「逆櫓」は、祖父が復活上演した『當世流小栗判官(とうりゅうおぐりはんがん)』とも少し所縁がありまして。浪七の立廻りは、「逆櫓」の立廻りの換骨奪胎であり、大道具は『俊寛』なんです。祖父の歌舞伎は、古典があってこそのもの。元となる古典が一番大切ですので、それに触れて学べることが、とてもうれしく、ありがたいです。 

『ひらかな盛衰記』「逆櫓」船頭明神丸富蔵=市川染五郎(令和8年9月歌舞伎座)

『ひらかな盛衰記』「逆櫓」船頭明神丸富蔵=市川染五郎(令和8年9月歌舞伎座)

『ひらかな盛衰記』「逆櫓」船頭灘吉九郎作=尾上辰之助(令和8年9月歌舞伎座)

『ひらかな盛衰記』「逆櫓」船頭灘吉九郎作=尾上辰之助(令和8年9月歌舞伎座)

『ひらかな盛衰記』「逆櫓」船頭日吉丸又六=市川團子(令和8年9月歌舞伎座)

『ひらかな盛衰記』「逆櫓」船頭日吉丸又六=市川團子(令和8年9月歌舞伎座)

■目指すところを目指せる道のりを歩んで

ーーそれぞれに大きな作品に挑まれています。8月も終わりを迎えます(取材時)が、この夏の思い出がありましたらお聞かせください。

三人: ……。

團子:何かあったかな ……。

(染五郎、黙って天を仰ぐ)

辰之助:プライベートの話題となると、急にしどろもどろになりますが……。中村時蔵のおにいさんと中村米吉のおにいさんとのBBQが一番の思い出です。自分は基本的にインドア派ですが、誘っていただけるとテンションが上がるタイプなんです。楽しみにしていたところ、その日がありえないくらいの大雨になってしまって。でも、時蔵のおにいさんから一言「実行します」とメッセージが。

尾上辰之助

尾上辰之助

染五郎・團子:「実行します」!

辰之助:幸い屋根のあるスペースを借りることができ、僕がつく頃には雨もあがっていました。女方の先輩方と、夏の思い出となる時間を過ごすことができて、めちゃくちゃ楽しかったです。

團子:僕は、何だったかな。

辰之助:毎日、スーパー歌舞伎『もののけ姫』だったでしょう? ずっと屋久島にいたようなものだよね。

團子:そう、毎日シシ神の森にいて……そうだ!  その休演日に、劇団四季さんのミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に行ったんです。とても良い気分転換になりました。 原作を大事にされているところに、『もののけ姫』と共通するものがあり、原作を理解する姿勢の大切さをあらためて感じました。直接的なことではありませんが、舞台のヒントもいただきました。

染五郎:自分は、映画『Michael/マイケル』を5回観ました。

辰之助・團子:5回!(笑)

染五郎:最初は試写会で。それから毎回見るポイントを変えて、「今日は人間ドラマとして見よう」「今日はとにかく音楽を楽しもう」とか。あと、最近は映画館により上映方式がいろいろあるので、さまざまなパターンで見ようと思ったんです。通常上映、IMAXレーザー、Dolby Atmos対応、あとScreenX(スクリーンエックス) with Dolby Atmos。

(左から)市川團子、市川染五郎、尾上辰之助

(左から)市川團子、市川染五郎、尾上辰之助

ーーその中でベストは?

染五郎:ScreenXですね。音もDolby Atmos対応だから。左右も含めた三方向にスクリーンが広がるので、ライブシーンは凄い没入感で。それがベストマイケルでした。

辰之助:エックスマイケルが、ベストマイケル!

團子:いいね!

ーーそれぞれに若くして、多くの経験を積まれてきました。いま、それぞれが目指す方向に、歩めている実感はありますか?

辰之助:僕は、そう感じています。ここ1、2年でさまざまな役をさせていただきました。辰之助襲名では、『寿曽我対面』の五郎という、紀尾井町に伝わる荒事をさせていただきました。また個人的には、憧れの存在である七代目(尾上)菊五郎のおにいさまと、同じ道を歩んでいきたいと思っているので、まずは女方の勉強をしたいと思っています。最近は女方の役を多くいただき、今回も静御前。自分の歩みたい道を、進ませていただいているなという感覚です。 

『娘七種』の役柄をイメージしたポーズをリクエストしました。

『娘七種』の役柄をイメージしたポーズをリクエストしました。

染五郎:自分は、高麗屋の芸を体現したいという思いで、役者をやっています。主に、線の太い立役。主に時代物の主役をやってきた家です。そこが似合う役者にならなくてはいけないなと思っています。その意味で、近年は時代物の真ん中の役を勉強させていただく機会が多く、すごくありがたいなと思っています。当然、何でもできなくてはいけないと思っていて、『娘七種』も前回十郎をやったのは3年ぐらい前。その時はまだ、今ほど線の太い立役はやっていなかったんです。以前はまだ体格も備わっていなかったのでなかなか線の太いお役ができませんでしたが、近年は祖父や父に伝わる高麗屋所縁のお役にも挑戦する機会をいただき、ありがたく思っています。3年前は十郎をいただいていた。それが現在では、この三役では五郎をやらせていただく。その意味では、自分の目指すところを目指せる道のりを、歩ませていただいている気がします。

團子:私が目指すところは、祖父の二世市川猿翁(三代目猿之助)です。祖父が創ったスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』をはじめ、『獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』、『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら) 四の切(しのきり)』など、祖父が生涯取り組んだ作品にも多く出させていただき、ありがたく思っています。最近は祖父の人間性も意識するようになりました。ひとつ挙げるなら、芸に対する誠実さと、それを保ち続ける強さです。そのような点でも、祖父を追いかけていきたいと思っています。

立ち位置を入れ替えて、さらに相談。

立ち位置を入れ替えて、さらに相談。

ーー最後に、あらためて『娘七種』をご覧の方に向けて、歌舞伎舞踊の本作を楽しむポイントをお聞かせください。

辰之助:踊りにはいろいろあり、深いストーリーを描くものもあれば、理屈抜きに見たままを楽しんでいただくものもあります。その中で『娘七種』は後者です。「曽我物語」の主人公と、義経千本桜のヒロインを、一緒に登場させたら、舞台映えするんじゃないの? という発想で作られたものではないでしょうか。舞台の華やかさや音楽を楽しんでいただき、あとは役者の良さでお見せするものだと思っています。だからこそ緊張感を持ち、責任を持って勤めたいと思います。

染五郎:5月の『ハムレット』はお客様に、せりふで言葉を残す芝居でした。歌舞伎でも、他の演劇のように物語を追う見方もありますが、『娘七種』では、ビジュアルの美しさ、動き、空気、匂い、そして歌舞伎のおおらかさを、お客様に残すことを意識してつとめます。我々は役を深く理解し工夫をして。でもお客様には理屈ではなく、ただただ感じていただく一幕にできたらと思っています。考えることを忘れて観ていただきたいです。役者の技量に関わってくるところですが、お客様には、考える間もなく見入ってたら、いつの間にか終わってた……とご覧いただけるのが目標です。

團子:たしかにストーリーを追う作品ではありません。なので、「五郎と十郎は、仇討ちがしたいんだ。そこに静御前が登場しているんだ」という概要だけ、知っておいていただけると入りやすいのではないでしょうか。僕のおすすめは、劇場で売っている筋書(パンフレット)やイヤホンガイドです。もっと知りたいことがあれば、筋書になんでも書いてあります! あとは、観たまま、そのままをお楽しみいただけたらと思います。

染五郎:今回、概要は読んでも、あらすじまでは見ないでほしいくらいです。たとえば静御前には、七種を刻む振りがありますよね。だから何なのか? と言われたら、特に物語はない(笑)。

辰之助:一応の説明はあるんですよね。静は、七種粥の準備のために七種を刻んでいるんです。静御前は七種を「打つ」。五郎と十郎は鼓を「打つ」。そして曽我兄弟は仇を「討つ」。言葉遊びです。

染五郎:でも、そのシャレが分かったからといって……。

辰之助:特にストーリーにはつながりません(笑)。ご祝儀舞踊として、華やかな舞台を楽しんでいただければと思います!

完成!! (左から)五郎をイメージした染五郎さん、静御前をイメージした辰之助さん、十郎をイメージした團子さん。

完成!! (左から)五郎をイメージした染五郎さん、静御前をイメージした辰之助さん、十郎をイメージした團子さん。

『春調娘七種』(左より)曽我五郎=市川染五郎、静御前=尾上辰之助、曽我十郎=市川團子(令和8年9月歌舞伎座

『春調娘七種』(左より)曽我五郎=市川染五郎、静御前=尾上辰之助、曽我十郎=市川團子(令和8年9月歌舞伎座

歌舞伎座の9月公演『秀山祭九月大歌舞伎』は9月26日(土)まで上演。「夜の部」では、辰之助が『京人形』、染五郎が『一條大蔵譚』に出演する。
 

取材・文=塚田史香     撮影=山崎ユミ

公演情報

『秀山祭九月大歌舞伎』
日程:2026年9月2日(水)~26日(土)【休演】9日(水)、18日(金)
会場:歌舞伎座
 
昼の部 午前11時~
 
一、春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ)
三社祭(さんじゃまつり)
 
〈春調娘七種〉
 
曽我五郎:市川染五郎
曽我十郎:市川團子
静御前:尾上辰之助
 
〈三社祭〉
 
悪玉:中村歌昇
善玉:中村種之助

 
二、ひらかな盛衰記(ひらがなせいすいき)

大津宿屋
笹引き
逆櫓

 
〈大津宿屋・笹引き〉
 
腰元お筆:
八代目尾上菊五郎
鎌田隼人:中村錦之助
番場の忠太:中村萬太郎
駒若丸:中村秀乃介
宿屋亭主:市村橘太郎
山吹御前:上村吉弥
船頭権四郎:中村又五郎
およし:中村雀右衛門

〈逆櫓〉
 
船頭松右衛門実は樋口次郎兼光:松本幸四郎
畠山重忠:尾上松緑
お筆:
八代目尾上菊五郎
船頭明神丸富蔵:市川染五郎
同 灘吉九郎作:尾上辰之助
同 日吉丸又六:市川團子
遠見の松右衛門:中村種太郎
駒若丸:中村秀乃介
畠山の臣:澤村宗之助
同:大谷廣太郎
同:市川男寅
同:中村吉之丞
所化雲念:松本錦吾
船頭権四郎:中村又五郎
およし:中村雀右衛門
 

夜の部 午後4時~
 
一、雛鶴三番叟(ひなづるさんばそう)
 
翁:中村魁春
千歳:中村雀右衛門
三番叟:中村萬壽

 
伊賀越道中双六
二、沼津(ぬまづ)
沼津棒鼻の場
平作住居の場
千本松原の場
 
呉服屋十兵衛:片岡仁左衛門(Aプロ)
      :松本幸四郎(Bプロ)
平作娘お米:片岡孝太郎
荷持安兵衛:片岡松之助(Aプロ)
     :中村吉之丞(Bプロ)
池添孫八:中村隼人
雲助平作:中村歌六
 
※Aプロ(9月2・3・7・8・12・13・16・17・21・22・25・26日)
※Bプロ(9月4・5・6・10・11・14・15・19・20・23・24日)
 
 

銘作左小刀
三、京人形(きょうにんぎょう)
 
左甚五郎:尾上松緑
京人形の精:中村時蔵
娘おみつ実は義照妹井筒姫:尾上辰之助
栗山大蔵:中村吉之丞
女房おとく:坂東新悟
奴照平:坂東亀蔵
 
 
四、一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)
奥殿
 
一條大蔵長成:市川染五郎
吉岡鬼次郎:中村歌昇
お京:中村種之助
鳴瀬:市川高麗蔵
八剣勘解由:松本幸四郎
常盤御前:中村雀右衛門
 
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