スガシカオ&高橋優、“かけすぎ部総会”でユニット「粉チーズ」結成

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2016.2.27
「SUGA SHIKAO Hitori Sugar 2016 presents かけすぎ部総会『第2回かけすぎジャンボリー』」の様子。(撮影:五十嵐一晴)

「SUGA SHIKAO Hitori Sugar 2016 presents かけすぎ部総会『第2回かけすぎジャンボリー』」の様子。(撮影:五十嵐一晴)

スガシカオが昨日2月26日に東京・昭和女子大学 人見記念講堂にて、ライブ&トークイベント「SUGA SHIKAO Hitori Sugar 2016 presents かけすぎ部総会『第2回かけすぎジャンボリー』」を開催した。

「かけすぎジャンボリー」は料理に自分の好きな食材や調味料をかけすぎる人たちが参加する、スガが部長を務める“かけすぎ部”のイベント。今回は東名阪で行われ、東京公演には高橋優がゲストとして参加した。

開演時間の19時になり場内が暗転すると、アコースティックギターを抱えた高橋がふらりと登場。「スガさんの『かけすぎジャンボリー』なのに高橋優が出てくるというのはなかなかマニアックな始まりですが」と観客を笑わせたのち、1曲目の「福笑い」を朗々と歌い上げた。高橋の快活な歌声にあわせて手拍子が響き、会場はたちまち一体感で包まれる。MCで高橋はスガとの出会いや思い出を語り、「カップヌードルシーフード」にタバスコを大量にかけるエピソードを披露したのがきっかけで意気投合したことを明かす。そして「体によくないけど、これからもかけすぎようと思いました」と、スガに“かけすぎ部”の一員として認められた喜びを語り、ライブを再開。これからの季節に似合う「さくらのうた」やアグレッシブな「BE RIGHT」、会場にハッピーな空気をもたらす「明日はきっといい日になる」を届けた。

続いてスガがステージに現れ、セッションがスタート。ガッチリと握手を交わした2人は、高橋の「駱駝」を披露し、息の合ったハーモニーで観客を酔わせる。続いての曲に入る前に、客席から「ユニット名は?」という声があがり、スガがスパゲティにかけすぎてしまう「粉チーズ」をユニット名として決める一幕も。無事ユニット名が決まったところで、2人は「Progress」を熱唱してセッションを終えた。

スガは高橋を送り出したあと、「ふるえる手」でソロライブをスタート。最新アルバム「THE LAST」からのナンバーや、「19才」「愛について」といった自身の代表曲を織り交ぜたセットリストをもとにパフォーマンスを繰り広げていった。また彼は「今年デビュー19周年なんですが、まさかこんな人生になるとは思いもしなかった」としみじみ過去を振り返り、「デビュー20周年に向けていろいろなビッグプロジェクトが進行しています!」と明言。武部聡志(Key)、小倉博和(G)、根岸孝旨(B)、屋敷豪太(Dr)によるスペシャルバンドkokuaの新作を初夏にリリースすることをアナウンスし、「ヤバイですよ! すごいいい曲がいっぱいできて。6月には全国ツアー!」とうれしそうにファンに報告する。そしてダンサブルでエッジーな「Re:you」を届けて、ソロライブを締めくくった。

その後はトークパートに移り、まずはかけすぎ部のあらましがスクリーンを使いながら説明される。続けてかけすぎ部の部員たちによる“かけすぎ報告”が写真を映しながら行われ、スガは1枚1枚の写真に丁寧にコメントしていく。さらにスガがファンからの質問に答えるコーナーも設けられ、その最中にステージ袖にいた高橋が合流。「カップヌードルシーフード」にタバスコを大量にかけるこだわりのかけすぎ行為をステージで実演し、スガと司会者に食べさせるなど「第2回かけすぎジャンボリー」は楽しげな雰囲気の中で閉幕した。

SUGA SHIKAO Hitori Sugar 2016 presents かけすぎ部総会「第2回かけすぎジャンボリー」
2016年2月26日 昭和女子大学 人見記念講堂 セットリスト

高橋優

01. 福笑い
02. 太陽と花
03. さくらのうた
04. BE RIGHT
05. 明日はきっといい日になる

スガシカオ&高橋優

01. 駱駝
02. Progress

スガシカオ

01. ふるえる手
02. FESTIVAL
03. 19才
04. Hop Step Dive
05. 愛について
06. アイタイ
07. 海賊と黒い海
08. 真夜中の虹
09. アストライド
10. 午後のパレード
11. Re:you

音楽ナタリー
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