湯西川渓谷の絶景が夜景になる瞬間を見てみませんか?~湯西川温泉かまくら祭

レポート
イベント/レジャー
2016.3.8

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冬の日光を彩る夜景のうち湯西川温泉かまくら祭・奥日光湯元温泉雪祭り・東武ワールドスクウェアイルミネーションの3つは日光市に大きな三角形を描くように位置し、冬の日光夜景大三角と呼ぶに相応しい感動を与えてくれます。

 

湯西川温泉かまくら祭の特徴

壇ノ浦の合戦に敗れた平家落人が隠れ住んだと伝えられる湯西川温泉に着くと、湯西川の渓谷美が迎えてくれます。大自然によって作られた絶景は夜の闇とともに姿を消すことになるのですが、夜でも観賞して見たいと思いませんか?

昼間でさえ美しい湯西川の渓谷美と雪景色、そしてライトアップによる夜景の三重奏が楽しめるのが湯西川温泉かまくら祭です。その美しさは日本夜景遺産にも認定されているほどです。

河川敷のミニかまくらによる幻想的な夜景の周辺がメイン会場だったのですが、2016年は平家落人の暮らしを再現した平家の里がメイン会場になりました。

茅葺き屋根の民家とかまくらがもたらす風景は、何とも言えない風情があります。

湯西川温泉かまくら祭は夜景だけでなく、歴史観光・温泉・アウトドア・日光彫体験・グルメと盛りだくさん。しかし最終バスは湯西川温泉18時15分発なので、のんびりしているとやりたいことがやれなかったということになってしまいます。

 

日帰りで夜景を楽しむためのコツ

夜景をどれだけ楽しめるかという点が最も気になると思います。

主な夜景は沢口河川敷ミニかまくら会場・平家の里メイン会場・平家慈光寺会場・山ホタル会場の4つになります。

平家慈光寺会場はバス停近くの橋にある案内板に徒歩2分と書いてあるので、ぎりぎりでも間に合いそうに思ってしまいますが、階段の上り下りがあり、足元の雪に気を取られて意外に時間がかかります。ライトアップが17時からと早いので、平家慈光寺会場は17時から見ると良さそうです。

平家慈光寺会場から最も遠い沢口河川敷ミニかまくら会場までは歩いて15分ほどかかります。平家慈光寺会場を15分ほど観賞し、沢口河川敷ミニかまくら会場に向かえば17時半のライトアップ開始に間に合うことになります。

ミニかまくらが醸し出す幻想的な夜景に心を奪われている暇はあまりありません。メイン会場の平家の里までは徒歩7分くらいかかります。自分がかまくらに入っている写真だけでなく、かまくらの中から見る夜景も趣があって是非1枚欲しくなります。待ち時間を考慮して早めにメイン会場にたどり着きたいものです。

平家の里メイン会場から湯西川温泉バス停までは下り坂になるので徒歩5分くらいなのですが、平家の里を18時10分に出ると、乗り遅れが怖いですし、山ホタル会場を見ずに帰るのも悲しいものです。山ホタル会場はバス停の隣にあるトイレのすぐ先にあるので、早めにバス停に着けば山ホタル会場を観賞する事ができます。

あわただしいので、十分楽しむには現地に泊まった方が良さそうですが、時間を管理すれば日帰りでも楽しむことができます。ただ、混雑する平家の里メイン会場の撮影スポットや、各会場間の移動時間は日が落ちる前に確認しておくことをオススメします。

雪山仕様の靴を履いておけば移動に便利ですし、転倒の危険も軽減できるのでこちらもオススメです。

 

湯西川温泉かまくら祭では夜景以外も楽しめる

早めに現地に到着して、各会場を下調べしてもライトアップまで時間があるなら、平家落人民族資料館で歴史に触れたり、スノーシューなどのアウトドアや日光彫体験を楽しむのも良さそうです。湯西川温泉停留所から5分ほどのところにあるつり橋からの眺めも素敵です。

しかし、雪の中を移動するのは思っている以上に疲れますし、お腹も空きます。そこで温泉とグルメが恋しくなります。温泉旅館では日帰り温泉を実施しているところが多く、例えば平家の里の1日利用権が水の郷観光センターの日帰り温泉入浴料の割引券になっていて、大人500円のところ300円で温泉を楽しむことができます。

グルメは日光の名物湯葉をはじめとして色々なものが楽しめるようになっています。

昼間に平家の里を回っているとおいしそうなにおいがしてきました。かまくらの中でバーベキューができるのですが、予約なしでは無理そうだし、下調べしておかないと困ったことになるので素通りしようと思ったのですが、誘惑に負けてしまいました。

平日だったので飛び入りすることができたのですが、予約しておいた方が良いでしょう。

かまくらの中は温かいと聞いてはいたのですが、バーベキューもあって凍えていた体が十分温まり、本当だと分かりました。かまくらの中から見る景色はまさに絶景で、制限時間の50分があっと言う間に過ぎてしまうほどでした。

他にも食事処は色々あります。お昼は山ホタル会場近くのなかや食堂で、蕎麦おにぎりセットが数量限定で500円とお得ですし、

夜は平家慈光寺会場で慈光寺みぞれセットが数量限定で1500円になっています。

人気急上昇中の湯西川温泉かまくら祭。都心から日帰りできる場所でこれだけの絶景を楽しんで、非日常体験ができるのは嬉しい限りです。

 

イベント情報
湯西川温泉かまくら祭

 日時:1月30日~3月6日
 時間:9時~21時
 会場:栃木県日光市湯西川
 料金:平家の里メイン会場 大人510円(高校生以上)/子供250円(小中学生)

 

 

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