藤田嗣治、横尾忠則、草間彌生らの芸術作品に表された戦争の姿を解剖する『戦争と芸術 美の恐怖と幻影』発売

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戦争と芸術 美の恐怖と幻影

戦争と芸術 美の恐怖と幻影

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2016年3月24日(木)、飯田高誉による『戦争と芸術 美の恐怖と幻影』が立東舎より発売される。

 

本書は、京都造形芸術大学国際藝術研究センター所長として著者自身がキュレーターを務めた「戦争と芸術」展のカタログを元に19アーティストの38作品を厳選して掲載したもの。「戦争と芸術」展は、同大学アートスペースにて4回にわたって企画され、藤田嗣治、中村研一、横尾忠則、草間彌生、杉本博司、宮島達男、山口晃、Mr.(ミスター)、トマス・デマンド、ダレン・アーモンド、ポール・ヴィリリオなど、古今東西のアーティストの作品を展示し、大きな話題となった。

本書では、各作品に表された戦争の姿を解明していくほか、浅田彰、針生一郎、田原総一朗、Mr.(ミスター)、相澤淳(防衛省防衛研究所)らと著者の鼎談・対談も収録。戦争画を掲載するだけでなく、広い視野で「戦争と芸術」を多角的に検証していく内容となっている。

 

●坂本龍一氏 推薦コメント
これらの戦争画、あるいは戦争に関係する作品は見るものを深く考えさせる。
どうして人間はこれほどまでに闘いを好むのか?
戦争を描いた藤田嗣治の絵 は、単に戦意を高揚させるプロパガンダでしかなかったのか?
ぼくは常々、芸術とは死んだ者への哀惜の念から生まれると思っている。ネアンデルタール人が死者に花びらをそえたように。もう永久に帰ってこないものへの呼びかけであり、永遠に対する儚い希求なのだ。
永遠に対する憧れ、そしてそれを否定するかのような闘いへの欲求、人間のもつこのような両義性がまさに芸術を生むのだろう。

坂本龍一

書籍情報
『戦争と芸術 美の恐怖と幻影』

著者:飯田高誉
定価:(本体2,500円+税)
仕様:A5判/288ページ
発売:2016年3月24日
発行:立東舎(発売:リットーミュージック) 
 

《CONTENTS》
■第一章:戦争画
■第二章:終わらない戦後
■第三章:イメージにおける戦争
■「美の恐怖と幻影」戦争画十選
対談・鼎談:鼎談「封印された戦争画」針生一郎+浅田彰+飯田高誉
対談「戦争と芸術」田原総一朗+飯田高誉
鼎談「私たちにとって戦争のリアリティとは?」Mr.+相澤淳+飯田高誉
■付録:年表 世界・国内の出来事と戦争・核問題

■図版掲載作品
藤田嗣治《南昌新飛行場爆撃ノ図》《南昌飛行場の焼打》《サイパン島同胞臣節を全うす》《重爆》
中村研一《神風特別攻撃隊の海軍機の活躍》《マレー沖海戦》《北九州上空野辺軍曹機の体当たりB29二機を撃墜す》
草間彌生《戦争》《無名戦士の墓》《戦争の津波》
細江英公《写真絵巻—死の灰》《へそと原爆》
中西夏之《人間の地図》
杉本博司《旭日照波》《アインシュタインタワー》《ワールドトレードセンター》
横尾忠則《戦後》《神風恍惚切根之図》《1945年、夏》
宮島達男《アウシュビッツへのタイム・トレインNo.2》
ダレン・アーモンド《夜+霧》
太郎千恵蔵《隅田川 元雅に捧ぐ、あるいは WTC》
トマス・デマンド《Attempt》
山口晃〈日清日露戦役擬畫〉より《二十八サンチ砲》
大庭大介《究極の武器(モンスター)》
ヤノベケンジ《アトムスーツプロジェクト:大地のアンテナ》
名和晃平《PixCell-Toy-Machine Gun(SIG552)》《PixCell-Toy-Machine Gun(COMMAND)》
戦闘機プロジェクト《日常》《コンセプチュアルコーヒー》《MEMO》
Mr.《スターティングオーバー》《まだまだ若いチームです》《誰も死なない》《うさぎ組チームのサバイバルゲーム服、防具、靴、拳銃、拳銃鞄、小物》
AES+F《LAST RIOT 2, PANORAMA #4》
ゲルハルト・リヒター《September》《Dead》

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