中原淳一の四季をテーマにした作品集が発売 宇野亞喜良の推薦コメントも
『中原淳一 四季のイラストレーション』
2016年4月6日(水)、書籍『中原淳一 四季のイラストレーション』が立東舎より発売される。
中原淳一は「それいゆ」「ひまわり」などで活躍したイラストレーター。現在も全国各地でイベントが開催されるなど、根強い人気を誇っている。本書は、そんな中原の生み出した膨大な作品のなかから、季節に関するイラストと文章を選りすぐってオールカラーで80点以上を掲載。かわいいハードカバーの装丁が、ギフトにも最適な一冊だ。中原淳一の描きだす、華麗な女性像と四季の移ろいを堪能してみてはいかがだろうか。
●宇野亞喜良 推薦コメント
ぼくが女の子を描くのが好きなのは中原淳一さんのせいです。
少年雑誌の「少年クラブ」や「少年」を購読していたけれど、妹の「ひまわり」から「それいゆ」「ジュニアそれいゆ」をも愛読しました。
川端康成や芹沢光治良、内村直也もここで読みました。鈴木悦郎や長沢節、内藤ルネ、村上芳正という人たちのillustrationもここで見たのです。
フリルも、フリンジも、レースもアップリケも、ブーケも、コサージュも女の子の周辺の好みも、すべて中原さんの影響です。
女性たちは中原淳一さんの描く大きな瞳の窓から、輝くばかりの少女の世界に入り込んでゆくのです。
−−宇野亞喜良
書籍情報
中原淳一 四季のイラストレーション
著者:中原淳一
定価:(本体1,800円+税)
仕様:B5変型判/96ページ(オールカラー、ハードカバー)
発売:2016年4月6日
発行:立東舎(発売:リットーミュージック)
ISBN 978-4-8456-2786-8
《CONTENTS》
■ 春
■ 夏
■ 秋
■ 冬
書籍詳細 http://rittorsha.jp/items/15317421.html
著者:中原淳一
定価:(本体1,800円+税)
仕様:B5変型判/96ページ(オールカラー、ハードカバー)
発売:2016年4月6日
発行:立東舎(発売:リットーミュージック)
ISBN 978-4-8456-2786-8
《CONTENTS》
■ 春
■ 夏
■ 秋
■ 冬
書籍詳細 http://rittorsha.jp/items/15317421.html
作家情報
中原淳一(なかはら・じゅんいち)
香川県生まれ。幼少時より絵や造形に才能を示し、18歳のときに趣味で作ったフランス人形が認められ東京の百貨店で個展を開催。それがきっかけで雑誌「少女の友」の挿絵、口絵、表紙絵、付録等を手がけるようになり、一世を風靡する人気画家となる。第二次世界大戦後は、女性に夢と希望を与え、賢く美しい女性になってほしいとの理想に燃え、自身で雑誌「それいゆ」(1946年)「ひまわり」(1947年)「ジュニアそれいゆ」(1954年)「女の部屋」(1970年)を相次いで創刊。編集長として女性誌の基礎を作っただけでなく、イラストレーター、ファッションデザイナー、スタイリスト、インテリアデザイナーなど多彩な才能を発揮、その全ての分野において現代につながる先駆的な存在となる。1958年に病に倒れ、長い療養生活の後、70歳で逝去。
香川県生まれ。幼少時より絵や造形に才能を示し、18歳のときに趣味で作ったフランス人形が認められ東京の百貨店で個展を開催。それがきっかけで雑誌「少女の友」の挿絵、口絵、表紙絵、付録等を手がけるようになり、一世を風靡する人気画家となる。第二次世界大戦後は、女性に夢と希望を与え、賢く美しい女性になってほしいとの理想に燃え、自身で雑誌「それいゆ」(1946年)「ひまわり」(1947年)「ジュニアそれいゆ」(1954年)「女の部屋」(1970年)を相次いで創刊。編集長として女性誌の基礎を作っただけでなく、イラストレーター、ファッションデザイナー、スタイリスト、インテリアデザイナーなど多彩な才能を発揮、その全ての分野において現代につながる先駆的な存在となる。1958年に病に倒れ、長い療養生活の後、70歳で逝去。