バンもん!アルタ前で“再メジャーデビュー”曲初披露「何回だって人生はやりなおせる」
バンドじゃないもん!(撮影:笹森健一)
バンドじゃないもん!が本日3月24日に東京・新宿ステーションスクエアにてフリーライブを実施。このライブで5月18日にポニーキャニオンから“再メジャーデビュー作”となるニューシングルをリリースすることを告知し、会場に集った人々に向けてそのシングルの表題曲「キメマスター!」をお披露目した。
バンもん!は3月22日に特設サイトを開設し、東京に印を付けた世界地図とともに「#バンもん #20160324 #18時集合」というメッセージを公開。その地図は時間が経つにつれて拡大表示され、開催直前に集合場所が新宿ステーションスクエアであることが明かされた。また同時間帯にニコニコ生放送、LINE LIVE、ツイキャスにて「バンドじゃないもん!アワー 笑っていいともん!」と題した生配信が行われることも告知され、その番組名もヒントとなって多くのファンが新宿アルタ前の広場に集まった。
告知された18:00になるとバンもん!を紹介する5分ほどの映像がアルタビジョンに流れ、ステージにメンバー6人が登場。すぐさま「キメマスター!」を初披露し、ハイテンションなパフォーマンスで会場は大盛り上がりになった。歌が終わると恋汐りんごは「お前らよく聞けー! お涙頂戴の時代はもう終わったなの! 私たちバンもん!が、これからエクストリームハッピーの時代を作るなの! ここがパラダイス大浴場だー!」と気合たっぷりにシャウト。七星ぐみも「プロ野球だけでなく、バンドじゃないもん!のメジャー再挑戦も今日が開幕戦です! 音楽界に特大ホームランをキメるために今日ここにやってきたぞー!」と叫んで観衆を煽った。
「キメマスター!」は畑亜貴、田代智一、黒須克彦、田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)からなるプロデュースチーム・Q-MHzが作詞・作曲を担当。振り付けはラッキィ池田で、アーティスト写真は針谷建二郎(ANSWR)がディレクションを手がけている。豪華制作陣が集まって作られたこの曲について、天照大桃子は「これはただのメジャーデビューではありません。ここにいる“もんスター”(バンもん!ファンの総称)とともにライブハウスからつかみとったメジャーデビューです。だからあえて超メジャーっぽくしました」と説明した。
その後も彼女たちは「ショコラ・ラブ」「君の笑顔で世界がやばい」と人気曲を次々に披露。最後にリーダーの鈴姫みさこが「バンドじゃないもん!は1度メジャーからインディーズになってしまいました! それに、私は今アイドルをやらせてもらってますけど、わりといい歳です! でもね、生きてる限り、何回だって人生はやり直せます! 皆さんも自分のことをあきらめないで、本当にやりたいことに突き進んで、一緒に人生ぶち上がっていきましょう!」と観客に呼びかけ、大きな声援を浴びながらメンバーはステージをあとにした。
5月18日発売のシングルは「キメマスター!」を含む両A面で、ミュージックビデオなど特典映像データのコードが書かれたカードを封入。イベント会場とオフィシャル通販限定で6種類のメンバーソロ仕様も販売される。また彼女たちは今年1月から全国ツアー「てっぺん目指そうぜ!武者修行編」を開催中で、シングル発売日前後の5月17、18日には東京・赤坂BLITZでの2DAYS公演、ツアーファイナルとなる7月31日にはグループ史上最大規模の会場となる東京・豊洲PITでのライブが決定している。