ピチカート・ファイヴの初期作品がCD、アナログ、配信で再発決定

ピチカート・ファイヴ「couples」ジャケット

ピチカート・ファイヴ「couples」ジャケット

ピチカート・ファイヴの初期作品「couples」と「Bellissima!」のリマスター盤が8月24日に復刻リリースされる。

今作はピチカート・ファイヴのリーダーであった小西康陽監修のもと、マスターテープからリマスタリングし、アナログ盤、CD盤、配信の3パターンで発売される。CDは高音質ディスク「Blu-spec CD2」が採用されており、「couples」にはカジヒデキ、「Bellissima!」には西寺郷太(NONA REEVES)の書き下ろしライナーノーツが付属する。

アナログ盤はソニー・ミュージックダイレクトが新たに立ち上げたアナログ専門レーベル「GREAT TRACKS」の第1弾作品として発表されるもの。なおタワーレコードおよびSony Music Shopでの限定販売となる。

さらに再発を記念したトークイベントが8月18日に東京・タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIOにて行われる。詳細はピチカート・ファイヴの特設サイトにて確認を。

 

小西康陽 コメント

ソニーミュージックがふたたびアナログ・レコードのリイシューをスタートさせることとなって、その第一回のリリースにピチカート・ファイヴの2枚のアルバムが選ばれたのはたいへんに嬉しいことです。
ラジオに始まってレコードプレイヤー、ステレオ、テープレコーダー、カセットテープ、CD、MD、デジタルオーディオプレイヤー、と、むかしから家電メーカーが新しいオーディオ機器を開発、商品化すると、その販売を促進させるために音楽ソフトが作られる。20世紀はほぼそんな順番で音楽が商品として流通していました。
ちょうど「ベリッシマ」が出る少し前、ソニーミュージックは競合他社に先駆けてCDを音楽ソフトの主力にして行こうと舵を切ったのでした。
そのソニーミュージックがふたたびアナログ・レコードを手がけるのですから、これは注目に値すると思います。今回のLPのカッティングとプレスこそ海外で行われましたが、すでにソニーミュージックは再びカッティングマシンをスタジオに備えようとしているとのこと。
ちなみに自分はCDや音楽配信の時代になってもずっと変わらずアナログ・レコードで音楽を聴いてきましたので、この新機軸は大歓迎です。今後、どんなカタログを復刻するのか楽しみでなりません。Oh! Penelopeの「Milk & Cookies」とか、ヤン富田さんの諸作品など、いまからアナログ化を期待している作品も少なからずあります。
ピチカート・ファイヴの作品も、今回の2枚が好評なら、次は7インチのフォーマットでアナログを出したいな、とか、いろいろと夢が広がっております。皆さまどうぞご期待ください、と、わたくしからも申し添えておきます。
2016年6月 小西康陽

ピチカート・ファイヴ「カップルズ」「ベリッシマ」再発記念スペシャル・トークショー

2016年8月18日(木)東京都 タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIO
OPEN 19:00 / START 19:30
<出演者>
小西康陽 / 長門芳郎 / 行達也(司会)
オープニングDJ:千原徹也(れもんらいふ)

音楽ナタリー
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