永六輔が肺炎のため逝去、明日「徹子の部屋」で追悼番組

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2016.7.12
永六輔

永六輔

永六輔が7月7日に肺炎のため逝去した。享年83歳。

永は体力回復を理由に自身のラジオ番組であるTBSラジオ「六輔七転八倒九十分」を6月末をもって降板。所属事務所によると、以降は回復に向けて自宅療養に専念していたが、徐々に気管の炎症が収まりにくくなったという。事務所は「お医者様のお話ですと『死因は“肺炎”としますが、“老衰”と言っていい状況』」と、永が穏やかな最期を迎えたことを報告。葬儀は身内のみで営まれ、後日お別れの会が予定されている。

永は作詞家として坂本九「上を向いて歩こう」、梓みちよ「こんにちは赤ちゃん」、水原弘「黄昏のビギン」などを手がけ、作曲家・中村八大とのコンビで活躍。ほかにも坂本九「見上げてごらん夜の星を」など、数々の名曲を世に送り出した。また放送作家としてNHKのバラエティ番組「夢であいましょう」を担当したほか、ラジオパーソナリティとして晩年まで多くの番組に出演。その活動は多岐にわたった。

なお明日7月12日(火)のテレビ朝日系「徹子の部屋」では当初の予定を変更して永の緊急追悼番組を放送。過去39回にわたって番組に出演した永を、黒柳徹子との名場面を振り返りながら偲ぶ。

テレビ朝日系「徹子の部屋」

緊急追悼 永六輔さん

2016年7月12日(火)12:00~12:30

音楽ナタリー
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