MisarukaがLUNA SEA「ROSIER」をゴシック&シンフォニックスタイルにカバー

7月13日にニューシングル「-Reunion-」を11タイプ同時発売、さらに「-Reunion-」の着うた配信もスタートさせたMisaruka。シングル盤を11タイプ出したのは、Misarukaが昨年9月から実施している“12ヶ月連続リリース企画”の第11弾目になることから。けっして話題性やインパクト、多枚数購入などあざとい狙いを持ってでないことはしっかり伝えておこう。

7月19日に恵比寿club aimで行うSHAPE SHIFTER x Misarukaの2マンライブ会場では、同2バンドによるコラボシングル「妖姫-あやかしひめ-」を会場限定でリリース。8月8日には、新宿ReNYを舞台にした無料ワンマン『-Reunion-』公演も控えている。むしろ、すべては無料ワンマン公演『-Reunion-』」へ向けての動きとしてのこと。

緻密な戦略と大胆な行動を持って荒波の多いヴィジュアル界を航海し続けているMisarukaから、嬉しい報告が届いた。それが、「Misaruka、LUNA SEAの「ROSIER」をカヴァーし、MVを作りました。YouTubeに上げたので、みんなみてねー」という内容だ。

以前にもMisarukaはMALICE MIZERの「月下の夜想曲」を完全コピーというコンセプトで形にしてきたが、今回はLUNA SEAの「ROSIER」をMisaruka流のスタイルとしてカバーしている。アップされた音源を聴けば一目瞭然、「ROSIER」の持つ高揚さと躍動性を活かしたうえで、ゴシック&シンフォニックなスタイルにMisarukaは塗り替えていった。荘厳なのに華やかさと過激さを備えた音楽性は、意外と病み付きになりそうだ。いや、Misarukaの場合は"闇み憑き"と言うべきか。今回のカバーした経緯について、Misarukaのruiが以下のようにコメントを寄せてくれた。

「10万再生を越える大反響を呼んだ「月下の夜想曲」(MALICE MIZER)のカバーMV発表から3年。カバーMV第2弾としてLUNA SEAの「ROSIER」を2016年7月16日21時に公開！ 楽曲面では“原作に忠実に”がコンセプトだった第1弾の「月下の夜想曲」とは対照的に、第2弾の「ROSIER」では大幅なアレンジでMisarukaらしさを随所に。映像面でも、Misarukaらしさに加えLUNA SEAリスペクトならではのアプローチも盛り込み作りあげました。皆様、是非ご覧になってください」

今回は、音源のリリース予定はないように、この試みを、ぜひネット上で楽しんでいただきたい。

公開は、7月16日21時。観ないと後悔するぞ!!

文＝長澤智典