映画史上最も長いタイトル!?「神の舌を持つ男」映画化決定
ヒット作を生み続ける堤幸彦が構想に20年という歳月をかけ、向井理が強烈なキャラクターの主人公を演じていることで話題となっているオリジナルドラマ「神の舌を持つ男」。7月8日から放送がスタートし、つい先ほど最終回を迎えたばかりの同ドラマが早くも映画化!公開日も12月3日(土)に決定し、ポスタービジュアルと予告映像が解禁された。
「神の舌を持つ男」は愛を求めて放浪するウブな男、朝永蘭丸(向井)が女を追って行く先々の温泉郷で事件に出くわすも、あらゆる物質を舌で味わうことで瞬時にその成分を分析できる能力を使い、鮮やかに解決していくというミステリー。腐れ縁で蘭丸と旅をしていた木村文乃演じる甕棺墓光(かめんぼひかる)、佐藤二郎演じる宮沢寛治をはじめとする濃すぎる登場人物によって繰り出されるギャグなど娯楽要素も多く盛り込まれた作品だ。
映画は蘭丸が共に旅をしていた光や宮沢と別れた後から始まる。傷心一人旅の途中、行き倒れた蘭丸は怪しげな鬼灯(ほおずき)村で目を覚ます。人工呼吸された時、口内の細菌になぜか不快感のなかった女医、りん(木村多江)に興味をもった蘭丸は村の温泉で働くことにする。そんななか村でまさかの殺人事件が発生。蘭丸は舌を使い事件解決に奔走し、村に隠された秘密をも明らかにしていく。
予告編には木村多江、市原隼人、財前直見、黒谷友香といったスペシャルゲストが続々と登場。それぞれが濃いキャラクターであることが伝わってくる。鬼灯村の謎も提示され、それらがどう事件と絡んでくるのかミステリー好きも興奮する内容に!
さらに本作、実はタイトルがとてつもなく長いのだ。その名も『RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して・・・蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』。
覚えきれない場合は『RANMARU 神の舌を持つ男』という省略版タイトルもあるのでこっちを覚えよう。今回の蘭丸はどんな事件の真相を“味わう”のか、今から楽しみに待ちたい。【Movie Walker】