世界記録に近づいたHey! Say! JUMP知念侑李に内村光良「さすが若者だな！」映画『金メダル男』公開直前イベント

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内村光良が初の原作・脚本・監督・主演をつとめ、Hey! Say! JUMPの知念侑李がW主演する映画『金メダル男』の公開直前イベントが10月16日に東京・墨田区立業平小学校で行われたイベントには、内村監督のほか、知念、木村多江が登壇した。

『金メダル男』は、サンシャイン劇場で上演された一人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに内村が初めて原作・脚本・監督・主演を務めた映画。世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指し続ける主人公・秋田泉一を内村が、その若き日の姿を知念が演じる。

集まった300人もの児童から盛大な拍手と歓声をうけ3人は登場。まずは内村監督が「今日は日曜日なのに学校にきてくれてありがとう！皆にも劇場で映画を観てくれたら幸せです。今日はよろしくお願いします」と挨拶。続く知念は「みなさん元気ですか？僕のこと知ってますか？ちらほら知ってくれている人がいて嬉しいです。楽しいイベントにしたいと思っているので今日はよろしくお願いします！」と、木村は「みんな元気で嬉しいな。今日はここに来ることが出来て幸せです。今日は最後まで楽しんでいってくださいね」とコメントし、イベントがスタート。

同イベントでは、「とにかく一等賞が取りたい男の物語」という映画の物語にちなみ、内村監督、知念、木村の3人が『踏み台昇降』で世界新記録に挑戦するという企画が行われた。意気込みを聞かれた内村監督は「（世界記録を）目指します！」と勢いよく宣言。対する知念も「みんな内村さんが世界一になると思うでしょ？そのあと僕が内村さんの記録を越してみせます！」と自信を見せつけ、会場を盛り上げた。一方の木村は「気持ちは乗っかりたいけど自信はまったくありません（笑）」と笑いつつも「頑張ります！」と意気込む。児童たちからの「頑張れ！」という掛け声が飛び交う中、世界新記録を目指し３人同時でチャレンジするも、結果は木村が60回、内村が65回、そして知念は92回という結果に。内村監督は「俺、全力出して木村さんと僅差！？（笑）」と笑いつつも、世界記録である105回に最も近い記録を打ち出した知念に対しては「さすが若者だな！」と称賛し、会場は大盛り上がり。

イベントでは、児童から監督・キャストへ、映画のテーマである「諦めない心と夢を持つこと」にまつわる質問も。「内村監督は芸人、知念さんはジャニーズ、木村さんは女優。どうしてこのような道に進もうと思ったのですか？」には、内村監督が「僕は、本当は映画監督になりたくて東京に出てきたんですね。でもなかなかなれなくて、働き口がひとつもなかった。そんな時にちょうどお笑いのオーディション番組を見て。働くところが見つからなかったから（オーディション番組に）出てみたら上手く行って、それから32年が経ちました」としみじみ語り、「みんな歳の3倍くらい、お笑いの活動をしてるんですよ」とコメントして児童たちを驚かせた。続く知念は「僕は3歳のときからダンスをやっていたので、先輩の嵐のようになりたいなと思っていました。ステージに立って、たくさんのひとを幸せにっできたらと思って、この仕事を選びました」と当時を振り返る。木村は「私は周りのお友達や大人に自分を表現するのが苦手で。でも仲良くなりたくて、どうしようと考えていたけれど、お芝居をやっているときは自分らしくいられるように感じて。みんなを笑顔になれるかなと思って、お芝居の道を選びました。女優をしていても未だに緊張するけれど、前よりは少し克服出来たかな」と答えた。

また、「頑張っても一位になれなかったときは、どうやって気持ちを切り替えられるんですか？」との質問には、内村監督が「（主人公の）秋田泉一の場合は、次を見つけようとするんですね。例えば、かけっこではダメでも、リレーならもしかしたら一位になれるかもとか。違うところに自分の一位が見つかるかもしれない。どうしても何か一つのことで一位が取りたいならまた次の一年頑張ればいいんです」と、本作の主人公・”秋田泉一流”の克服法を伝授。対する知念は「（一位が獲れなくても）『まぁいっか』と気持ちを切り替えています。次にやりたいことを見つけて、そこで一位になれたらなと努力をしていますね。すぐ諦めちゃうこともありますけど（笑）」とコメント。木村は「私はあまり1位になれたことはないですね。いつもなれなくて悔しい思いをすることもあるけれど、大人になってからはそういう気持ちになったときは、逆にチャンスだと思うようにして、『いいチャンスをもらったから次頑張るぞ！』と悔しい思いをバネにして頑張っています」と、それぞれが児童に向け熱いメッセージを送っていた。

映画『金メダル男』は10月22日（土）全国ロードショー

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『金メダル男』